左から石川界人、阿座上洋平、坂田将吾、高橋李依、三宅健太

 荒木飛呂彦氏による人気コミック『ジョジョの奇妙な冒険』のアニメ化シリーズ最新作『スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険』(2026年、Netflix で世界配信)のメイン声優が23日、都内で行われたイベントで発表され、ジョニィ・ジョースターに坂田将吾、ジャイロ・ツェペリに阿座上洋平、ディエゴ・ブランドーに石川界人、ルーシー・スティールに高橋李依、スティーブン・スティールに三宅健太が決まった。

 ボイスキャストはオーディションで決まったという。坂田は、スタジオオーディションで渡された台本に「ジョジョ」シリーズではおなじみの「オラオラ」のセリフがあったといい「めちゃくちゃ大事だなと思って、起きてからお風呂入っている間とかにずっと口ずさんでいました。そこだけはせめて一番良かったと自負しています」

 この作品自体、学生の頃から読んでいたという阿座上は「ついに来たかと。プレッシャーとワクワクと半々でオーディションに臨んで。ジャイロ以外にも複数受けていまして、それぞれのキャラクターからの視点で原作を読み直して、このレースを3、4週はしたんじゃないかと。こういう機会を頂けて本当に嬉しいです」

 過去に「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」に出演したこともある石川は、その時の経験をヒントにした上で「ジョジョあるあるなんですけど、台本通り。例えば、ムダの数が16回あったらちゃんと16回言わないとだめで、オーディションのとき緊張しすぎて息が続かなくて止まってしまって。そうしたらそんなに頑張らなくていいよって言われて『頑張らせて下さい!』と言ってできるまでやらせて頂きました」

 過去に本シリーズに出演したこともある高橋は「渡された資料には演じてほしい喜怒哀楽が全部詰まっていて、これは本気で探しに来ているっていうのがスタッフさんの熱意から伝わってきました」

 「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース」でモハメド・アヴドゥルの声を演じた三宅は「当時は緊張しすぎて大失敗してしまいましたが、今回はなんともスカッと爽やかにスティーブンの声が出せて、スカッと爽やかに開会することができました!」と振り返った。

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