雨宮天、伊藤美来、高橋李依、鬼頭明里、長谷川育美、櫻木優平監督が22日、劇場アニメ『がんばっていきまっしょい』(10月25日公開)完成披露上映会に登壇した。

 1995年に「坊っちゃん文学賞」大賞を受賞した傑作青春小説「がんばっていきまっしょい」(敷村良子)の初の劇場アニメーション化。ボートに青春をかける女子高生たちの熱い物語が描かれる。

 主人公・村上悦子(悦ネエ)役の雨宮天、悦子と共にボートに青春をかける仲間たちを演じる、佐伯姫(ヒメ)役の伊藤美来、高橋梨衣奈(リー)役の高橋李依、兵頭妙子(ダッコ)役の鬼頭明里、そして井本真優美(イモッチ)役の長谷川育美という超豪華な顔ぶれの声優キャスト、

 この日のイベント前には都内近郊のボート競技場へ5人揃って赴き、念願の“ボート体験”が実現。

 ボートに乗り込む前には、劇中でもボート部の練習シーンで登場した「ローイングエルゴメーター」という練習用機械を屋内で体験。初めはぎこちない様子だった5人も、コツをつかんでくると徐々にスピードアップし、最後には映画の中でボート部の5人がボートを漕ぐシーンさながらに「キャッチ!ロー!」と、息の合った掛け声に合わせて本格的なフォームで体を動かした。

 初めての体験を終えた5人はその難しさに驚きつつも、「楽しかったし、永遠に漕げそうだね!」と声を弾ませ、まさに劇中のボート部員のように全力で取り組んで楽しんだ。

 屋内でのエルゴメーター体験後には、ついに実際に水に浮かぶボートに乗り込んだ5人。それぞれが演じたキャラクターと同じポジションでボートに腰掛けると、念願叶った嬉しさにとびきりの笑顔を見せた。

 その後、5人を代表して雨宮と伊藤が実際にボートを漕いで進ませてみることに。初めて体験する競技ボートに緊張と期待の表情を見せながら、高橋、鬼頭、長谷川に見送られ出発した2人。

 一緒に乗艇した学生からの丁寧な指導を受けながら、オールを持った雨宮と伊藤は「すごく進む!」と実際にボートを進ませる感覚に戸惑いながらも、直前の練習を活かして最後はぐんぐんとスピードが上がり、短時間で見せた上達ぶりに実際のボート部の学生たちをも驚かせていた。

 乗艇後、雨宮は「オールを漕ぐのを失敗した時と成功した時の感覚が違いました!楽しかったね!」と笑顔で語り、劇中ではコックス(オールを漕ぐ他4人の対面に座り、ゴールまで細やかな指示を出す舵取り役)を担当するヒメを演じた伊藤は「実際に自分で漕いでみて、みんなの動きがわかったよ!」と感動した様子。キャスト陣念願のボート体験がついに叶い、5人揃って大興奮の時間となった。

 その日の夜、都内で行われた完成披露上映会でもボート体験を振り返った。ずっとボートを漕ぎたいと思っていたという伊藤は「オールの動きとかも教えてもらいながら、アニメーションの中にも出てくるオールの動きなどが細かく作られているのだなと、改めて体験して思いました」と感動した様子だった。

©がんばっていきまっしょい製作委員会

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