「裏切ってBOΦWYに…」ユカイが明かした高橋まこととの“縁”

　ロックバンド、RED WARRIORS（レッド・ウォーリアーズ）が結成40周年イヤーに突入し、8日に東京・LINE CUBE SHIBUYAで行われた「RED WARRIORS THE ROCK SHOW 暴動クラブ」で、都内ライブハウスでの３デイズ公演「RED WARRIORS 40th anniversary Vol.2 原点回帰Tour “Oh My God” Tour」の開催を発表した。ライブ開演前にはメンバーのダイアモンド☆ユカイ（Vo）、shake（Gt）、Kiyoshi（Ba）、そして元BOΦWYの高橋まこと（Dr）が会見に応じ、40周年への意気込みや、高橋との思い出話で盛り上がった。

　【写真】「RED WARRIORS THE ROCK SHOW 暴動クラブ」 囲み会見の模様

　1985年の結成から、来年にはメジャーデビュー40周年を迎えるRED WARRIORS。そのアニバーサリーイヤーを飾る今回のライブには、元BOΦWYのドラムス、高橋まことが参加。強力な布陣で臨むRED WARRIORSは、このライブを皮切りに、デビュー40周年に向けた活動をさらに活発化させていく。

　会見でユカイは、40周年イヤーへの突入に「長いようで短いよう、短いようで長い。みんながくたばっっちゃう前に、思いっきり盛り上げようと思っている」と熱い意気込みを語った。

　今回の高橋まことの参加について、shakeは「eggmanでライブをやったとき、まことさんが駆けつけてくれて、やってくれました。まさに40年間の付き合いの始まり」と、40年来の親交があることを明かした。

　BOΦWY加入前からユカイたちと親交があったという高橋は、今回ドラムを頼まれ、「ドラムを頼まれたら嫌と言えない。長年の付き合いなので、ここはやっぱり一肌脱ぐかなって」と快諾したという。ユカイは「本当は俺たち（RED WARRIORS）とやるはずだったんだけど、裏切ってBOΦWYに行っちゃって（笑）」とジョークを飛ばしつつ、「一緒にやってみて全く違和感がない。昔からずっと一緒にやっている感じ」と、この４人でのライブへの期待感を高めた。

　高橋自身も「『CASINO DRIVE』『バラとワイン』が大好きな曲。それを今回できるというだけで楽しい。ロックンロールって永遠なんだなってちょっと感じた。きっと楽しくやれると思います」と笑顔を見せた。実は過去にも、RED WARRIORSのドラマーが急遽出演できなくなった際、高橋が代打を務めたというエピソードも飛び出した。

　記者から高橋に「RED WARRIORSとBOØWY、どっちがいいですか？」とちょっと意地悪な質問に、ユカイは「それはザ・ビートルズとローリング・ストーンズどっちがいい？　っていうのと同じ。（今回は）リンゴ・スターからチャーリー・ワッツになったんだよ」と粋な回答で報道陣を沸かせた。

　本日発表された40周年記念第２弾「RED WARRIORS 40th anniversary Vol.2 原点回帰Tour “Oh My God” Tour」については、「第2弾として、この歳で初心に返ってクラブで、4人でロックをやろうって。第3弾、第4弾もやると思うので期待して」と今後の展開にも含みを持たせた。原点回帰ツアーにも参加する高橋は「ライブハウスだし、やるしかないっしょ」と意気込むと、ユカイが「生きてればね（笑）」と返すなど、終始和やかな雰囲気で会見は締めくくられた。