ロックバンド・SOPHIAが9日、Kアリーナ横浜で開催した「SOPHIA LIVE 2023 獅子に翼V」で10年ぶりの新曲「あなたが毎日直面している 世界の憂鬱」を初披露した。

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 開演前には記者会見を行い、古巣・トイズファクトリーと契約を結び、新曲を10月10日午前0時に配信リリースすることを発表。

 ボーカルの松岡充は「ここに来てもう一度リスタートしたい、リボーンしたいんだと思い再契約しました。ただバンドが移籍したというニュースではないんです。いろんなところを旅をした息子を帰ってきたということなんです」と思いを述べた。

 新曲については、昨今の社会情勢などを踏まえ「世界中に満えいしている憂鬱が重い雲のようにのしかかっている。その雲の上には晴れ渡った青空があるんだということを僕らアーティストがエンタメで伝えていかないといけない。アーティストの端くれとしてできるんじゃないかということでのリスタートです」との思いを込めたという。

 新曲作りは2022年の日本武道館公演を終えた後に始めた。「ミュージシャンとして活動していくためには生んでいかないといけない。いつまでも懐かしさに甘えてはいけない。懐かしさにニーズがあるのは分かっている。でも生きているんだという息吹を刻まないといけない。それが楽曲だと思って作り出して。でも自分の心が動かない。なんでだろうと思っていたところにトイズファクトリーの契約が決まって。そこからガチャッとハマってよしやるぞと動き出しました」と明かした。

 この日のライブは、松岡の「ここに咲くヒマワリたちに贈ります!」の掛け声で1曲目に1stシングル「ヒマワリ」を届けスタート。ヒット曲「黒いブーツ 〜oh my friend〜」「街」など全27曲を披露、1万3000人のファンがSOPHIAの完全復活に熱狂した。

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