岩田奏、素っ気ない態度の秘密「純の本音がやっと出た」:『姪のメイ』第5話(ネタバレあり)
岩田奏が出演しているテレビ東京木ドラ24『姪のメイ』の第5話が5日深夜に放送された。※ネタバレを含みます。
岩田が演じる平田純は田中美奈子と川田広樹が演じるワイン農園を経営する夫婦の息子。純は大学受験を控え、東京の大学に進学しようと毎日夏期講習に通っている高校3年生で、反抗期真っ只中。初めて小津とメイに会ったとき、自己紹介をする小津らにぺこりと頭を下げるだけで、ろくな挨拶もせず、無愛想にその場から去ってしまう…。
第5話では、そんな純の知られざる過去、また、純が密かに抱いていた心情を吐露していった。
メイは、小津家の横を自転車に乗って通り過ぎる純を見つける。
純が気になったメイは、自分も自転車に乗り、好奇心のままに追跡を開始。
追いついた先は浪江町の海辺。花束を持ち、何やらいつもと雰囲気の違う純がいた…。
亡くなった友達へ花を手向けに海辺に来ていたのだった。
純は追ってきたメイに気づく。純がこれまでみんなに素っ気なかったのは、仲良くなってもいつか別れがきたときに辛くなるからだった。
両親を亡くしたメイ。友達を亡くした純。それぞれ大切な人を失った。
2人は想いを防波堤の上で叫び、純は亡くなった友達に向けて「ずっと友達だからなー!」と初めて気持ちを叫んだ。
両親にも素っ気なくしていたが、純は東京の大学で農業を学び、将来は実家の農園を手伝うという夢をメイに伝える。

©「姪のメイ」製作委員会
岩田奏・コメント
5話でメイとコミュニケーションをとり、純の本音がやっと出たと思います。
ちょっと純のイメージが変わるようなシーンだったので、5話を見ていて自分自身も楽しかったです。
海辺のシーンは2人がまだお互いに信頼しているわけではないけど、似ているところがあって、それによって少し本音を出すことができるということを意識しました。初めて喋るシーンなので、平田純がどんな人なのか、本音がよりしっかりと伝わるといいと思って演じました。