本郷奏多

 本郷奏多が、テレビ東京の木ドラ24枠で放送されるドラマ『姪のメイ』(毎週木曜深夜24時半~、9月7日スタート)で大沢一菜とW主演を務めることが決まった。テレビ東京のドラマには2014年放送の主演作「なぞの転校生」以来、実に9年ぶりの出演となる。「ふたりの空気感を楽しんでください」とコメントを寄せる。

 本作は、姉夫婦を事故で亡くした主人公・小津が姪っ子・メイを1カ月だけ引き取ることになり福島へ仮移住する、ひと夏の出来事を描いたヒューマンコメディー。都会で育った現代的な思考をもつ32歳独身男子と芸術家肌で達観した12歳の女子…というミスマッチな2人の距離の変化が見どころだ。

 本作の主人公・叔父の小津役を演じるのは、本郷奏多。これまで映画『GANTZ』シリーズ(2011 年)、映画『進撃の巨人』(2015年)、映画『鋼の錬金術師』シリーズ(2017年・2022年)、映画『キングダム』(2019年)、大河ドラマ「麒麟がくる」(2020年 NHK)、連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(2022年 NHK)など数々の話題作に出演。今年4月に放送されたドラマ「クライムファミリー」(2023年 フジテレビ)で主演を務め、今年12月に配信予定のNetflixシリーズ「幽☆遊☆白書」、2024年の大河ドラマ「光る君へ」(NHK)への出演を控えている。

 なお姪のメイ役には映画「こちらあみ子」(2022 年)で主演・あみ子役で鮮烈なデビューを飾った大沢一菜が決定した。

 本作は、ギャラクシー賞を受賞したドラマ「直ちゃんは小学三年生」(テレビ東京)シリーズを手がけた青野華生子プロデューサーが企画・プロデュース。物語の大切な要素である“2011 年生まれの子ども”と“福島”がリンクした、笑えて心温まる作品となっている。脚本は、エレキコミック、エレ片、ナイツなどの舞台の構成作家を務める小川康弘、監督は、映画「スクロール」(2023年)などの清水康彦ほか、音楽は、名ギタリスト・音楽プロデューサーで「池袋ウエストゲートパーク」(2000年 TBS)の劇伴や「サンクチュアリ -聖域-」(2023年 Netflix)のメインテーマなどを手がけてきた會田茂一が担当する。

本郷奏多:コメント

 姪のメイ、小津役を演じさせていただくことになりました。小津というキャラクターは、非合理的なことを嫌ったり、物事に対して少し冷めた見方をしたりする現代的な青年です。しかし、不器用ながらも心の芯は優しい人物なので、メイの奔放さや純真さと触れ合うことによって徐々に性格にも変化が見えてきます。また、広大な自然と穏やかな風景が広がる福島というロケーションも大きな見どころのひとつです。復興に向けて力強く生活している現地の方々のお力も借りて、メイ役の大沢さんと一緒に素敵な作品を作り上げていきたいと思います。メイと小津、ふたりの空気感を楽しんでください。

 ◆小津・キャラクター紹介 東京在住。姉と姉の夫である義兄を事故で亡くしたことで、姪のメイを一時的に引き取ることに。福島県楢葉町に仮住まいを決め、リモートワークをしながらメイとの絆を深めていく。

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