連載
新アイドル「IDOL3.0 PROJECT」
最終審査に勝ち進んだ29人

ハンナ

兵庫県出身の14歳。特技は新体操とダンス。趣味はゲーム。


掲載:23年09月18日

読了時間:約3分

 秋元康氏が総合プロデュースする新アイドルプロジェクト「IDOL3.0 PROJECT」のオーディションが佳境を迎えている。従来のアイドル活動に代表されるコンサートや握手会などの“リアル”な場での活動と、メタバース空間やNFTなどのWeb3.0技術を駆使した新しい活動領域もプラスしたリアルとバーチャルを行き来する新アイドル。オーディションでは今年4月から募集を開始し、いくつかの審査を経て、114人がファイナルステージに進出。そこから更なる関門をくぐり抜け、最終審査に進む29人が決定した。最終メンバー決定に向け9月24日にはその29人をお披露目するイベントが東京・池袋のサンシャインシティ噴水広場で行われる。彼女たちはいまどのような思いでいるのか。連載で一人ひとりを紹介していく。なお動画ではチャームポイントを披露してもらった。本稿は、兵庫県出身14歳のハンナ。

――なぜこのオーディションに臨もうと思いましたか?

 私は、2歳で子役として芸能の世界に足を踏み入れました。それから12年、良い時も悪い時もありました。

 落ちたオーディションもたくさんあります。

 このオーディションを受ける前は、3年間歌劇団に所属していました。

 土日も春夏休みも休みなくレッスンや合宿でした。稽古場までは往復4〜5時間かかりましたし、学校では運動部で朝練もあり、ハードな毎日でした。

 自分なりに努力を重ねてきたのですが、それでも選抜チームに選ばれたことは一度もありませんでした。

 いつも、暗い舞台袖から、ステージで輝くメンバーを悔しい気持ちで見ていました。

 自信をなくし、夢をあきらめようとしていた時、母がこのオーディションを見つけ、説明会に行きました。

 その説明の中で、このグループが選抜制ではなく、「全員選抜」である、という話がありました。私は、

 「みんなと一緒にステージに立てる」と思い、オーディションを受けてみたいと思いました。もともと選抜とか競争とかあまり好きではなく、得意でもなかったので、私がいたいのは「全員で一つになって夢に向かうグループ」だと気付いたのです。

 でも、その夢を叶えるためには、やはりオーディションを勝ち抜けなければならないので、あえて過去の自分にはなかった「自信」という言葉を呪文のように自分に言い聞かせて、自分を奮い立たせてオーディションに挑んでいます。

――このオーディションで大変だったこと、楽しかったことなど思い出深かいことと得たものは?

 思い出深いことは、合宿のグループ審査でグループGが1位をとったことです!グループGはいつも元気でわちゃわちゃしていて、とにかく明るかったです笑

 泣いた事もほとんど無かったです!

 でも、ダンスや歌の練習の時は、とても集中して、すごくキレキレで、個性豊かなメンバーがそれぞれ良い目立ち方をする事ができて、グループGのテーマ「自信」を審査員の方たちにに伝えられてとても嬉しかったです!グループGのみんなや、応援して下さる方から、私は「自信」とは何かを教えてもらいました。自信とは、「自分を信じること」だと思います。

 グループGのみんな!優しく、困った事があれば助けてくれて、可愛がってくれてありがとう!!大好きだよー!!と伝えたいです。

 私がこのオーディションで得たものは、

 「自分を信じること」と

 「仲間を信じること」

 です!みんながいつも温かい言葉をかけあい、誰かが落ち込んだら励まし、みんな同じ夢に向かって、同じ方向を向いて努力し合ったので優勝できたのだと思います。
チームってすごく素敵だなと思いました!

 また、みんなでステージに立って歌って踊るって、やっぱり楽しいな、とも感じさせてくれたオーディションでした。

――最終審査に向けた意気込み

 いろんな方に支えてもらったり、応援していただいたりして、今自分がここにいるんだなと思うと感謝しかないです。

 また、ここに来たくても来ることができなかったグループGのメンバーや他の候補者の悔しさもわかります。最終審査は、みんなの悔しさや、アイドルへの思いを一緒に持って挑みたいです。

 最後まで自分らしく、自分にしかない個性をみなさんに知ってもらい、最後まで諦めず、夢のステージに立てるように全力で自分を信じて頑張ります!

 みなさん、応援よろしくお願いします!

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