≒JOY「何倍にもしてお返しできるように」高まる活動への熱
INTERVIEW

≒JOY

「何倍にもしてお返しできるように」高まる活動への熱


記者:村上順一

撮影:

掲載:23年09月02日

読了時間:約9分

 指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ=LOVE(イコールラブ)、≠ME(ノットイコールミー)に続く、第3のグループとして誕生した≒JOY(ニアリーイコールジョイ)が、6th Song「大空、ビュンと」を配信リリースした。同曲は7月19日にリリースされた=LOVE 14枚目のシングルのカップリングとしても収録されている。インタビューでは、本作のセンターを務める市原愛弓、江角怜音、小澤愛実、藤沢莉子、村山結香、山田杏佳の6人に、より絆が深まったという彼女たちの初舞台となった≒JOY☆FAIRY LIVE STAGE「ミルモでポン!」を終えての感想から、夢をもって旅立つ気持ちを歌った6th Song「大空、ビュンと」で感じたことを聞いた。

≒JOY☆FAIRY LIVE STAGE「ミルモでポン!」で得たものとは?

6th Song「大空、ビュンと」アナザージャケット

――6月に開催された≒JOY☆FAIRY LIVE STAGE「ミルモでポン!」はいかがでした?

市原愛弓 初めての舞台だったのですが、すごく楽しかったです。不安もたくさんあったのですが、5日間が本当にあっという間でした。メンバーのみんな、お芝居が本当にうまくてすごいなと思いましたし、ファンの方から「あと 1 カ月くらい≒JOY☆FAIRY LIVE STAGE「ミルモでポン!」を公演してほしかった」と言っていただけるくらい、楽しんでいただけたので、すごくいい思い出になりました。

――初めての舞台、不安もあったとのことですが特にどんなところに感じていたのでしょうか。

市原愛弓 セリフです。覚えることに精一杯で、思ったように感情を入れられなくて...。とにかく間違えずにセリフを言うことに意識がいってしまい、早口になってしまったので、次はもっと頑張りたいです。

――江角さんは舞台いかがでした?

江角怜音 家族のように毎日メンバーと一緒に過ごした時間でした。お互いを高め合っていく瞬間があって、そこでより一層メンバーとしての一体感を感じました。コミカルな舞台だったので、笑顔の場面が多いのですが、自分は笑顔を作るのが苦手で。私が演じたヤシチはちょっと憎ったらしい笑顔をするキャラなのですが、そのために口角をたくさんあげたので、「最近笑顔を作るのが上手になったよね」と(逢田)珠里依から言ってもらえて嬉しかったです。私は今回の舞台で笑顔の成長があり、以前よりも感情を前に出せるようになったと思います。

――小澤さんは?

小澤愛実 舞台のお話をいただいて、≒JOYメンバー全員での舞台というのは絶対に成長できる、これから活動していく上で大事な期間になるだろうと思っていました。絆を深める時間がすごく多かったので、グループにとってすごくプラスなものになりましたし、舞台が始まる前と終わった後では見違えるほどグループ内の雰囲気、それぞれの意識がすごく高まりました。私は≒JOY☆FAIRY LIVE STAGE「ミルモでポン!」を通して、みんなのことがもっと大好きになりました。

 宝物というものは、人生の中でそんなにたくさんできるわけではないと思います。メンバー1人ひとりが私にとっての宝物で、≒JOYが改めて大切だなと思いましたし、とても貴重な経験になりました。稽古を進めていくうちに、自分はある視点でしか考えられなかった、自分ではたどり着けなかったところを、メンバーの意見を聞いて新しい発見がたくさんありました。私個人にとってもすごく成長できる期間だったなと思います。

――藤沢さんは舞台いかがでした?

藤沢莉子 初めての舞台だったのでわからないことだらけだったのですが、毎日みんなの稽古を見ながら吸収して、それを次の日に活かすことを繰り返していました。本番中のみんなの演技は見ることができていないけど、声はずっと聞こえていたので、それを聞くとテンションが上がりました。

 自分はビケーという役を演じさせていただいたのですが、ビケーはハットを被っているキャラで、≒JOY☆FAIRY LIVE STAGE「ミルモでポン!」が終わった後もハットを被っているかのように、触る仕草をしてしまうくらい役が染み付いてました。この期間のことはこれからもずっと忘れないですし、他の活動にも活かせることがたくさんあったので、すごく貴重な経験をさせていただいて、とても嬉しいです。

――村山さんは?

村山結香 原作が長年愛され続けている素敵な作品だったからこそ、≒JOYで舞台化させていただけたことに感謝の気持ちでいっぱいです。本番中も原作のファンの方や≒JOYのファンの方から「良かった」「楽しかった」といったコメントをSNSなどで見ると、とても幸せな気持ちになりました。

――舞台で印象に残っていることは?

村山結香 印象に残っていることは演出家さんが「外への意識を大切にしてみて」と言ってくださったことです。見てくださる方へどうやったらさらに楽しんでいただけるだろうか、というのをよく考えるきっかけになった言葉でした。それは舞台が終わっても、パフォーマンスに活かせる部分だなと思っていて、今いろいろ練習している中で、その時の言葉がずっと心に残っています。

――山田さんは舞台でどんなことを感じましたか。

山田杏佳  私は足を怪我してしまい、ダンスをお休みさせていただいていました。この舞台でライブパートからパフォーマンスも復帰させていただいて、自分は再スタートの期間でもありました。ライブパートで踊っている時はすごく楽しくて、自分がアイドルというお仕事がすごく好きなんだ、と再認識できましたし、ファンの方の笑顔を直接見られることが本当に嬉しかったです。これからも培ったものを活かして、まだまだ成長していけるように、≒JOYで頑張りたいなと思った期間でした。

 稽古期間からメンバーと毎日のように一緒にいて、「こうした方がもっと良くなるんじゃない?」などアドバイスをしあうことが増えました。今までそういうことをあまり言わなかったメンバーも、今回は積極的に言ってくれたこともすごく嬉しかったですし、みんなで高めあっていいものができた素敵な時間だったと思っています。メンバーだけではなく、アンサンブルの方々やメイクさん、衣装さんとは5日間毎日お会いしていたので、公演が終わる時は名残惜しくて悲しかったです。そう感じるくらい濃い期間にできたことがすごく嬉しいです。

6th Song「大空、ビュンと」で感じた当時の気持ち

――市原さん、本作で初センターです。お話を聞いた時の心境はいかがでしたか。

市原愛弓 自分がセンターだと最初に聞いた時は、本当にびっくりしすぎてしまい、何もリアクションできなくて。それと同時に不安がありました。

――不安を払拭できた瞬間は?

市原愛弓 メンバーみんなで「大空、ビュンと」の振り入れをしはじめてから、みんながいてくれることが、すごく味方のような感覚がありました。そして、メンバーみんなが「センターおめでとう」、「頑張っていこうね」、「無理しないでね」といった言葉をかけてくれたので、そのおかげで不安が消えました。

――今回はどのような姿を見せたいと考えていました?

市原愛弓 この曲は今までの≒JOYとはまた違った楽曲なので、地元や家族から離れて新しいことにチャレンジする方に向けて、ちょっとでも勇気を届けられたらという意識で臨みました。

――思い出の地を離れる、そういうシーンを想起させる歌詞ですが、市原さんはこの曲を聴いて、上京してきたときのことを思い出したりも?

市原愛弓 この歌詞のような状況の方はたくさんいらっしゃると思うので、環境がガラッと変わって、これから新しいお仕事やチャレンジをする方の背中を押せるような曲になっていると思います。

――村山さんは上京してきた時のことは覚えていますか。

村山結香 私は福岡から上京してきました。空港までお見送りにきてくれた時のことを思い出し、<晴れた空 見つめ 涙拭いた>と<感謝も この愛も ずっと忘れない 約束する>は、特に響きました。

――江角さんはどんなことをこの曲から思い出しますか。

江角怜音 オーディションは母が応募したので、自分から応募したわけではなかったんです。アイドルになったことを友達にも言えてなかったですし、友達や実家にいるワンちゃんに会えないこと、東京での暮らしのことなど、楽しみというより不安の方が大きかったのを覚えています。「これから自分はどうなっていくんだろう」という気持ちで、私は夜行バスに乗って上京したのですが、東京に向かう道中は本当に寝むれなかったです。

――小澤さん、藤沢さん、山田さんは関東出身ですが、こういった楽曲で思うことはありますか。

小澤愛実 自分は神奈川出身なので旅立つといった心境の経験はないのですが、ずっと夢だったアイドルになれて、ここから始まるんだみたいな気持ちだった当時の自分や、母に「行ってくるね。頑張ってくるね」と、行きの電車の中でソワソワする気持ちは、この曲の歌詞とリンクする部分で、自分の環境に置き換えてグッときました。

藤沢莉子 私たちだけではなくて、この歌詞のように上京してきている方はたくさんいますし、不安な気持ちで夢に向かって頑張ってる方もたくさんいることが、この歌詞を読んで感じました。そして、上京してここにいる≒JOYメンバーには、計り知れない不安があったと思うので、少しでも私が支えてあげられたらなと思いました。

――夢を持ってチャレンジしてる人にアドバイスをするとしたら?

藤沢莉子 “1人じゃないよ”ということです。家族や誰か自分を支えてくれる人がいます。<見上げた青空 繋がってる>という歌詞がそれを感じさせてくれました。

――山田さんはこの曲を聴いて、どんなことを思い出しますか。

山田杏佳 私も神奈川出身なので、上京した経験はないのですが、逆に私が神奈川から福岡など遠方に行くことを考えると、距離が遠ければ遠いほど心の距離も遠くなり、自分は1人なんだと孤独を感じてしまい、想像もつかないようなつらさを感じることもあると思います。

――印象的だったフレーズは?

山田杏佳 私は<大空、ビュンと飛んだ日>というフレーズは、自分が頑張ると決めた日のことだと思いました。私の場合、≒JOYに入った日から環境もガラッと変わり、不安を感じていた時もあったのですが、メンバーと毎日一緒に過ごしたり、ファンの方が私がいるから頑張れるよと言ってもらえたときは、本当に≒JOYで良かったと思います。そして、2番のサビの歌詞にある、<努力の先を知った日 それでも成功が 約束されたわけじゃないのに>という言葉もすごく響きました。私はこの曲に勇気をもらったので、そういう境遇にいる方に届けたいです。ライブではそういう気持ちを大切にしてパフォーマンスできたらと思います。

――市原さんはこの曲を通して、皆さんに伝えたいことはありますか?

市原愛弓 夢を持って地元から離れるなど不安を感じている方の背中を押してくれる曲なので、まずはたくさんの方に聴いていただきたいです。アイドルに興味がない方にも聴いていただいて、歌詞に共感していただけたら嬉しいです。

――市原さんが印象に残っているフレーズは?

市原愛弓 Bメロの<今になり思い出す 曲がりくねった道 あの日 選んだ道を後悔してない>というフレーズが心に響きました。

――それは、自分の過去と重なるところがあった?

市原愛弓 私はアイドルをやりたかったので、≒JOYのオーディションを受けて、メンバーと出会えて本当に良かったです。メンバーと出会えたことは運命だったと思っています。

――さて、9月3日にパシフィコ横浜 国立大ホールでの≒JOY 1stコンサート「初めまして、≒JOYです。」が決まっています。コンサートへの意気込みをお願いします!

小澤愛実 1stコンサートを開催させていただけるのが本当にありがたいです。しかもパシフィコ横浜 国立大ホールというキャパがすごく大きな所なので、挑戦ではありますが、そのチャンスを今の私たちにいただけるということが本当にありがたいです。私たちはそれを何倍にもしてお返しできるように頑張ります。

(おわり)

プレゼント情報

Twitterフォロー&リツイートで以下の賞品をプレゼント!!

【プレゼント内容】 抽選で1名様にサイン入りフォトプレゼント。 【応募期間】 ・2023年9月6日〜9月13日23時59分まで。

【応募方法】
・@musicvoicejpをフォロー
・上記のツイートをリツイート

当選された方には、TwitterのDMでご連絡をさせていただきます。

【注意事項】
・Twitterアカウントを非公開にしている場合は応募対象外となります。
・応募期間中にフォローを取り消された場合は応募が無効となります。
・落選者へのご連絡はございませんのでご了承ください。
・プレゼントキャンペーンは予告なく変更・中止することがあります。あらかじめご了承ください。
・応募は日本国内にお住まいの方に限らせていただきます。
・転売行為は固く禁止させていただきます。

この記事の写真

記事タグ 

コメントを書く(ユーザー登録不要)

関連する記事