北川景子、吉岡里帆、竹内涼真、黒木瞳、内田英治監督が28日、都内で行われたWOWOW『連続ドラマW 湊かなえ「落日」』(9月10日午後10時~放送・配信開始)完成披露試写会に登壇した。

 【動画】北川景子と吉岡里帆は運命的な出会い。互いの印象を語る2人

 作家・湊かなえ氏が、2019年に作家生活10周年の節目として書き下ろしたミステリー長編の連続ドラマ化。15年前の事件の真相を追うことで、重い十字架を背負った過去と向き合うことになる主人公たち。そして、香と真尋がたどり着いた衝撃の真実とは!?

 本作の主人公で、15年前に起きた「笹塚町一家殺害事件」の真相を追う新進気鋭の映画監督の長谷部香役を演じる北川景子。「心の奥につらい過去というか自分自身でもフタを閉めているようなつらい思いはありつつ、なんとか自分のなかで折り合いをつけながら普段は社会人として日々を送っている。他の人から見たら変な人に見えないようにしなくてはならなかったので、特に1話、2話では『この人何か抱えているな』というのを表現しすぎないようにするさじ加減は難しかったです」と語った。

 香と同じ笹塚町出身の新人脚本家で運命の渦に巻き込まれていく甲斐真尋役を演じた吉岡里帆。「うだつが上がらなくて脚本家としてプロにはなりたいけどまだまだ“さなぎ”にもなれていない人物」と紹介した上で「原作を読むと人物が成長していくさまやつらい思いをしてトラウマを抱えていたり、そういう痛みを乗り越えた先の希望が魅力的だと思いました」とし、「大人の人たちに助言をもらったり真実を知っていくことのつらさや、それを乗り越えるなかでの成長を見せていけたらと思い演じていました」と明かした。

 北川と吉岡は本作で初共演となる。すっかり意気投合した様子で、北川は「頭の良い方だと思いました。年下の人と話している感じがしない。しっかりしていて、同い年の友達ができた感じがする」、吉岡も「初めて対面した瞬間にあまりの美しさとかっこよさでオーラに吸い込まれた。でも目線を合わせて気さくに話しかけて下さる。すごく楽しくてもっと話したいし、分かり合えることがいっぱいあると感じて、この人はもしかしたら運命的な出会いをした人かもと思うぐらい。これからも大事に育みたい」とすると北川も笑顔で応じた。

北川景子×吉岡里帆

Photos

記事タグ 

コメントを書く(ユーザー登録不要)