松岡充率いる「仮面ライダードライブ」ユニット、意外と知られていないメンバーの実績
リリース記念ライブも開催
そしてこの楽曲を引っ提げてのイベントが4月11日に行われた。これまでPV撮影やイベントの日はすべて雨だったというMMED。この日は曇り空ながら何とか雨が止んだこともあり、松岡はのっけからハイテンション。「今日は、ライダー3号を演じた及川光博さんが来るかも…」とジョークを飛ばし、会場のファンを盛り上げた。
今回の2ndシングル「time」は「仮面ライダー4号」の主題歌となる。松岡とtatsuoは、この曲の制作について「(松岡から)サビを作り直してほしいと言われて、全部で15バージョンくらい作った」(tatsuo)、「PV撮影は当初、飛行場を使って撮る予定だったけど、雨のために室内になった(笑)」(松岡)といったエピソードも披露した。
松岡は、今回の「time」で「仮面ライダー」主題歌を担当するのは異例の5曲目となる、とイベント司会者が言うと「少年時代のオレに言ってあげたい!! 『お前は5回もライダーの曲を歌うんだぞ』って」と嬉しそうに答える。しかも「ライダーも2回演じている」と指摘されると、「そうだ!! 今後ウルトラマンのオファーが来ても受けません!」とおどけた。またtatsuoも「仮面ライダー」の主題歌を手がけるのは5曲目だと知らされ、松岡はtatsuoと二人で「僕らの『仮面ライダー』に対する貢献度の高さ、すごくないですか?」と胸を張った。
そして、tatsuoが作ったアコースティックバージョンで「time」を初披露。松岡が「time」を人前で歌うのは今回が初めて。「僕が今やっているMICHAELというバンドのワンマンライブを昨日終えて、朝6時に起きてここに向かいました。このアコースティックバージョンは、今朝、飛行機の中で初めてを聞かせてもらって…」と時間のない中での演奏だったようだが、tatsuoの情熱的なギターをバックに、エモーショナルに歌い上げた松岡。歌い終わるとニッコリ笑って、二人でハイタッチを決めた。
続いて、MMEDの1stシングルで『仮面ライダードライブ』の主題歌「SURPRISE-DRIVE」もアコースティックバージョンで披露。曲の途中から仮面ライダードライブもステージに登場し、一緒に手拍子をして盛り上がった。
最後に松岡は、「(昨年11月に続いて)リリース記念イベントを2回もやらせていただいて、僕たちは本当に幸せなチームだなと思います。この機会を与えてくださったすべての方にお礼を言いたい。ありがとうございました!!」と締めくくり、ステージを後にした。4月18日には、あまがさきキューズモールでリリースイベントを開催予定。
このイベントでは、アコースティックでの演奏となったが、フルバンドでの演奏も期待したい。 【上村順二】
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