伊礼姫奈が演じるアイドル舞菜©平尾アウリ・徳間書店/「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」製作委員会

 業界内外で「ブレイク間違いなし」と注目を集めている伊礼姫奈。『劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ』(5月12日公開)では、主人公えりぴよ(松村沙友理)の強烈キャラを受け止める健気で繊細なアイドル・舞菜を好演している。

 【動画】えりぴよ(松村沙友理)の推しアイドル、舞菜(伊礼姫奈)がパンを頬張るメイキング映像

 原作は平尾アウリ氏による大ヒットコミック。2020年にはテレビアニメ化もされ、「推し武道」の愛称で親しまれている人気作品だ。ABCテレビの2022年10月クールドラマLで同名タイトルで初実写ドラマ化されると、原作の再現度の高さと“推し活”のあるあるが詰まった共感度の高いストーリーが話題を呼んだ。

 物語の主人公・フリーターのえりぴよ(松村沙友理)は、地元・岡山のマイナー地下アイドル・ChamJam(チャムジャム)のメンバー・舞菜に人生のすべてを捧げている伝説的なファン。

 自らの服は高校時代の赤ジャージのみ、収入の全てを推しである舞菜に貢ぎ、24時間推しのことを想い、声の限りを尽くして名前を呼び、プライベートでの布教活動など、推しが生きる活力となっている。

 そのえりぴよの“推し“の舞菜を演じているのが、今注目作への出演が続いている伊礼姫奈だ。

 17歳ながらも芸歴はすでに13年になる彼女は、子役時代から大河ドラマ「花燃ゆ」や、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」に出演するなど着実にキャリアを積み重ねてきた。

 近年では、「今度生まれたら」(NHKBSプレミアム/22)、『マイ・ブロークン・マリコ』(22)、『追想ジャーニー』(22)など数々のドラマ、映画、CMなどに出演。今年に入ってからも『ちひろさん』(2/23公開)、主演映画『18歳、つむぎます』(3/24公開)、『この小さな手』(4/8公開)、DMMドラマ「EVOL」が年内に配信されるなど話題作への出演が相次ぎ、今年ブレイクを果たした若手女優の一人。

アイドル舞菜(伊礼姫奈)とえりぴよ(松村沙友理)©平尾アウリ・徳間書店/「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」製作委員会

 そんな伊礼は本作では、松村沙友理演じるえりぴよから全身全霊の愛を注がれ、それに不器用ながらも健気に応えようと頑張る舞菜を繊細に演じている。

 さらに劇中ではChamJamの一員として、歌やダンスを披露。控え目ながら一生懸命さあふれる舞菜のパフォーマンスを見事に表現している。

 その舞菜のメイキング映像が解禁された。大好きなパンを口いっぱいに頬張る舞菜の姿が印象的だ。実力派でありながら、スクリーンの中で思わず応援したくなるようなリアルなアイドル・舞菜を生きる伊礼姫奈は、より一層作品の魅力を引き立てている。

 劇場版ではChamJamは一体どのような活躍を見せてくれるのか?! えりぴよ達の応援する姿からにも注目だ。

Photos

記事タグ