喉頭がんで療養中の音楽プロデューサーのつんく♂が4日、ブログで声帯を摘出したことを報告した。つんく♂はこの日、出席した大阪・近畿大学入学式で伝え、改めてブログでもファンに向けて明らかにした。

 つんく♂は、昨年9月に早期喉頭がんが「完全寛解しました」と報告するも再び喉頭がんがみつかり治療を続けていた。ブログでは「昨年秋の癌治療の際、念の為という事も含めて、患部を治療するのに声帯全てを摘出することとなりましたので、話す事が出来ません」と伝えた。

 この日、出席した入学式では「僕の手紙をステージ上の画面に流していただき、皆様に読んでいただきました。最後はギターで校歌の演奏にも参加し、新入生在校生の皆さんと一つになれたように思います」と報告。

 また、術後の経過についても触れて「昨年10月半ばに手術し、10月末には退院し、退院後、体調と相談しながらも仕事も始め、年末年始は仕事をし出して以来初めてゆっくり年越しをしながらの療養もさせていただき、随分元気になりました」とし、「1月半ばからキックボクシングを始めたりと、新たな人生のスタートに向かって体力作りもしております」と綴った。

 更に「今、現在の私の心境を綴った本も執筆中なので、そちらの方も機会があればぜひ読んでいただきたく思っております! 詩や曲、楽曲のプロデュースはもちろんの事、それ以外の事もまだまだ勉強しながらですが、皆様のお役に立てればと感じています」とも書いた。

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