(c)つんく♂・なかがわみさこ

 つんく♂が、自身プロデュースの最新作『ねぇ、ママ?僕のお願い!』(双葉社)を発売前に、絵本動画としてYouTubeで無料公開を始めた。新型コロナウイルス感染症拡大にかかる外出自粛要請のなかで「誰でも自由に楽しめるように」と無料公開した。

 つんく♂は「絵本、出来たけど発売日がだいぶ先になりそうなんで、せっかくの『母の日』のお話やし、それに間に合うように動画出しのokもらったので(半ば強引ですが)アップさせてもらいます!」とコメント。

 双葉社は、つんく♂の想いとともに一人でも多くの読者に絵本動画を届けたいと決意。併せて書籍絵本の発売日の確定を進めているという。

つんく♂コメント

つんく♂の「絵本」に関して。

ゴールデンウイークも大詰めです。皆様、いかがお過ごしですか。
限られた環境の中でアイデアを凝らしながら、日々を懸命に生き、過ごしておられることと思います。

さて、そんな中、私ごとで恐縮ではございますが、お知らせでございます。

2020年も相も変わらずいろんな作品を手掛けてきておりますが、そのひとつとして初のチャレンジとなった「絵本」がございます。

昨年より、このゴールデンウィークの発売を意識して制作してまいりましたが、プロモーションやキャンペーンが出来ないということもあって、発売が延期となりなんとなくモヤモヤしておりました。

アーティストとしてせっかく出来上がった作品の発表の時期を待つ・・・。

世の中の皆様がいろんなことを我慢なさっていることも重々承知です。

出版社の双葉社の皆さんとも幾度となく話し合い、どうすることが我々にとって本当のベストかを議論してまいりました。

結論を申しますと、本の発売を待たずしてYouTubeにて内容を発表させていただくことといたしました。

正直、出版社の皆様からしてみれば、とんでもないことというのもわかっております。だって誰もが無料で見られるのだから。

でも、とにかくいち早くお届けしたかった。

私のわがままを聞いていただき、本当にありがとうございます。

より多くの方にこの作品が届くことを祈り、そして少しでも気に入ってくださった方は家族、親戚、友人、知人の皆様方に共有拡散し、お知らせいただけると幸いです。

例え、ひとときであっても、笑顔とキュンが世界中に響き渡れば!とそう思っております。

どうぞ、未来が明るい未来で有りますこと、心より祈っております。
ありがとうございました。

PS、ちなみに主人公の少年の声は先日9歳になったばかりの僕の次女の声です。

つんく♂

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