つんく♂

 つんく♂と博多華丸・大吉が14日、フジテレビ系『ボクらの時代』に出演。旧知の仲の3人はデビュー当時を振り返ると共に、プロとして仕事に向かう姿勢などを語り合った。

 かねてから親交がある3人。特に華丸とつんく♂は有名になる以前からの付き合いという。番組では不遇の時代など当時を振り返るなかで、つんく♂の著書『凡人が天才に勝つ方法』にちなんだ話題に及んだ。

 つんく♂が大吉に自分は凡人と思う?と問いかけると「そう思っていましたし、今でも思っていたつもりですけど、正直に言うと努力と縁と運でここまで来たのに、ちょっと天才かもと思う日があるなと思う時があります」と包み隠さずに回答。驚くつんく♂に「それこそネタを作らなくなったりとか、今は単独公演をやっていなくてネタ番組でしか作らないのでこれは怠けていたなと反省しました。凡人であることを忘れていたなって」と明かした。

 大吉は逆に、つんく♂が思うスゴイと思うプロの方は?と聞いた。つんく♂は「やっぱ、数をこなしている人は尊敬するよね。筒美京平先生とか。数だけでなくまじ凄い。調べれば調べるだけ凄い。そういう意味では秋元(康)さんも凄い。数が半端ない。で、ジャンルの幅ね。これがプロ」としつつ、ジャンルを絞れる、得意な分野で突き詰める人も凄いと明かした。

 この話題の前に、大吉が「似たような曲があるなと思う時ありますか?僕らもこのネタって同じネタやなって思う時があって」と質問していた。つんく♂は「ファンの子にモーニング娘。さんの○○って曲好きなんです!って街で声かけてもらって、後でググる(検索)するときがある」と明かした。

 これに華丸は野球を例えに、大谷翔平選手と王貞治氏の共通点は「余韻に浸らない。打ったら次のバッティングのこと考える。つんく♂さんも次の曲になっている」とすると、つんく♂は「今の華ちゃんのは合ってて、ある種、無責任でいないと曲が作れなくなるんよ。聴く側は俺が前にどんな曲作ってたかとか関係ないやん」と返していた。

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