黒須遥香、田口愛佳、鈴木くるみ

 AKB48グループの中で最も魅力的な歌い手を決める『第5回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦』で本大会から新たに設けられたユニット戦の決勝戦が2日、東京新宿の日本青年館ホールで行われた。AKB48黒須遥香・田口愛佳・鈴木くるみ組は栄冠を手にすることはできなかったが感情を込めたハーモニーで観客を魅了した。

 【写真】涙を流す田口愛佳

 予選を勝ち抜いた8組で競った。課題曲と自身たちで選曲する自由曲の2曲をそれぞれが歌い、審査員による2曲の評価の合計点で競った。1曲目を歌い終えた後の中間結果では8位だったAKB48黒須・田口・鈴木組。巻き返しを図る2曲目はバラード「さよならの前に」。優しいハーモニーを織り交ぜながら丁寧に歌い上げた。

 歌い終え田口は涙を流した。「2人ともすごく頑張ってくれて。私が選曲を間違えたから2人が苦しい思いをして。でも諦めずに歌ってくれて…」と声を震わせた。練習の成果が出たと胸を張る鈴木も田口の涙にもらい泣き。黒須も目頭を押さえた。

 審査員は「最高でした。田口さんが下ハモから上ハモに行ったり1曲目とは違う楽しさを表現してくれた」と称えた。

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