川栄李奈、一夜明けて綴った卒業理由「握手会に出れないからではない」

　26日開催のAKB48単独コンサートで卒業を発表したAKB48の川栄李奈（20）が一夜明けた27日、改めて卒業を決意した理由をブログで綴った。川栄は「握手会に出れないから卒業ではなく、AKBでできることが減った中、自分の夢を叶えたいと思ったから」と説明している。

　川栄は「昨日は卒業発表をしました！緊張したぁぁぁー。いきなりの発表でビックリさせてしまいましたが、ずっと考えていました^ ^」と書き出し、急な発表に驚いたファンにメッセージを送りつつ、熟考の末に至った結論だったことを明かした。

　「去年握手会での事件があってから自分の中でなにかが変わりました。当たり前のことが当たり前じゃなくなった時、その時初めて気付くことや感じることがたくさんありました。自分がいつどうなるかなんて誰にもわからない。だから私は今やりたいことをやろう！　そう思いました♪」

　昨年５月の岩手県で行われた握手会で、入山杏奈らとともに暴漢に襲われて負傷した川栄。26日の単独コンサートでは、握手会に参加できない自分を指摘し、ファンに対して申し訳ない気持ちがあったことを話している。

　さらに、「私の夢は女優さんになることです。今私がテレビに出れているのはAKBだから。AKBじゃなくなったら私をテレビで見かけることはなくなるでしょう。そうなった時、自分がどれだけ頑張れるかが勝負だと思います」と、これからの目標を具体的に提示。“AKB”の肩書きを失った後の大切さを書き込んでいる。

　そして、「今のままで決っして女優さんにはなれません。だから一から勉強をして何年かかるかわからないけどみなさんを感動させられる素敵なお芝居が出来る人になりたい！　握手会に出れないから卒業ではなく、AKBでできることが減った中、自分の夢を叶えたいと思ったから」と卒業の理由を綴り、女優として新たな舞台に挑みたいとする自身の心境を伝えた。

　卒業というファンには辛い決断を記したブログの中に川栄は、「ちゃんとした文章の中、笑える写真を載せるとゆうGAPブログでした」と、目を描いたメガネを付けたオモシロ写真を載せ、ポジティブな心境を演出し、清々しい印象を与えている。

　川栄は「大きな決断をしたからには頑張ります。応援よろしくお願いいたします」と迷いのない胸の内を綴り、ファンからの変わらぬエールに期待を寄せた。