≒JOY「ニアジョイは夢が叶う場所」新曲「スイートシックスティーン」に迫る
INTERVIEW

≒JOY

「ニアジョイは夢が叶う場所」新曲「スイートシックスティーン」に迫る


記者:村上順一

撮影:

掲載:23年02月28日

読了時間:約9分

 指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ=LOVE(イコールラブ)、≠ME(ノットイコールミー)に続く「第3のグループ」として誕生した≒JOY(ニアリーイコールジョイ)が2月22日、4thソング「スイートシックスティーン」を配信リリース。同日にリリースされた=LOVE 13thシングル「この空がトリガー」のType D(CD+DVD)カップリングにも収録されている同曲は、グループ最年少の天野香乃愛が初のセンターを務める、“16歳のワガママ”を詰め込んだ放課後パーティーソングに仕上がっている。2023年1月に公開されたMusic Videoは、アメリカ版成人式「Sweet 16」をモチーフに、青春を共に過ごす、彼女たちの笑顔のきらめきをぎゅっと詰め込んだ、幸福感溢れる作品となった。インタビューでは、逢田珠里依、大信田美月、大西葵、髙橋舞、藤沢莉子の5人に、初の単独公演について振り返ってもらいながら、「スイートシックスティーン」のMV撮影の裏側から、2023年の目標など話を聞いた。【取材=村上順一】

 【動画】≒JOY『スイートシックスティーン』MV

「≒JOY 特別公演」を振り返る

「スイートシックスティーン」ジャケ写

――2023年1月に開催された「≒JOY特別追加公演」はいかがでした?

逢田珠里依 2022年11月30日に開催された「≒JOY 特別公演」と同じセットリストではあったのですが、「≒JOY 特別追加公演も行くね」と言ってくださるファンの方がたくさんいましたし、「前回を超えなければ」というプレッシャーがありました。同じセットリストだったので身体に染みついているところもありましたし、メンバーとより話し合うこともできたので、不安な部分は「≒JOY 特別公演」と比べるとなくなりました。コミュニケーションをより取れたので、メンバーとの距離が縮まったなと感じた≒JOY 特別追加公演でした。本番前にもみんなで「ここはこうしよう」とか話せたので、最小限の不安で臨むことができました。

藤沢莉子 「≒JOY 特別公演」はライブ配信もあったので、カメラに向かってアピールすることも意識しました。昼と夜の2公演あったのですが、しっかりできたと思っています。ただ、1日2公演というところで体力的な不安がありました。なので、≒JOY 特別追加公演はペース配分も考えつつ、パフォーマンスすることを意識し、それもうまくできたんじゃないかなと思います。

大信田美月 1回目の≒JOY 特別公演は、ライブ配信したものを後日観たのですが、まだまだ不揃いなところもありました。なので、≒JOY 特別追加公演ではもっとここを揃えたいとか、一体感を意識してパフォーマンスに臨みました。みんなで話し合いながらリハも進められたので、より良いものが作ることができました。個人的には表情がまだまだだなと感じたので、≒JOY 特別追加公演では後ろのお客さんにも笑顔が届くように意識しました。

髙橋舞 初めての≒JOY 特別公演は緊張しすぎて、舞台袖で円陣を組んだ時から涙目でした。私以外にも泣いている人はいたんですけど...。

――そうだったんですね。髙橋さんは相当な緊張だったんですね。

髙橋舞 私は不安なところもあったので...。一見明るく見える私ですが、実はネガティブなところがあって、人と目を合わせるのが苦手なんです。でも、アイドルというのは元気を皆さんに届ける存在だと思うので、≒JOY 特別追加公演では、大勢のお客さんに愛を届けて、楽しい気持ちで帰ってもらいたいと思っていました。端から端まで皆さんに手を振ったりと、今回の公演で苦手意識を克服できたと思います。

――大西さんはいかがでした?

大西葵 私は緊張からか、すごく“あわあわ”していました。不安もありましたが、お客さんと目を合わすことができたと思いますし、楽しくパフォーマンスができました。昼と夜の2公演が初めてのことで、夜公演はちょっと思うように声が出なかったり、体力面でも今まで感じたことのないような不安な場面もあったのですが、先輩方は2公演されているので、それって改めてすごいことだなと。私も2公演しっかりできるようにもっと頑張らなければと思いました。

――何かトレーニングされてるんですか。

大西葵 走ることを勧められているので、最近走ってます。なかなか私は物事を継続できないので、頑張って続けていきたいです。他にもどんなトレーニングが良いのか知りたいです。

――さて、新曲「スイートシックスティーン」がリリースされますが、どんな楽曲なんですか。

逢田珠里依 “16歳のワガママ”を詰め込んだ多幸感あふれる放課後パーティーソングになってます。

――藤沢さんも1月誕生日ですよね。

藤沢莉子 そうなんです。でも、シックスティーンではなくナインティーンなので(笑)。

髙橋舞 私はちょうど新曲が配信リリースされる2月22日が誕生日なんですけど、残念ながらエイティーンなんです(笑)。

――「スイートシックスティーン」の注目ポイントは?

大信田美月 振り付けがすごく覚えやすいので、ライブなどで披露した時に、皆さん振り付けを真似してもらえたらうれしいです。

大西葵 本当に振り付けがかわいいです。歌詞にそった振りになっていて、そこに注目していただけるとうれしいです。

髙橋舞 出だしの<(HEY!)>というパートを、ファンの皆さんがコールしてくれている姿が想像できています。ライブで声出しが解禁されたら、もっと良くなっていく曲だなと思っています。

逢田珠里依 手を使って“シックスティーン”を表現しているところも、注目してほしいです。特に今16歳の皆さんはこのポーズで写真を撮ってもらえたら嬉しいです。そして、色々な気持ちになってもらえる曲だと思っていて、16歳の明るさが詰まっていますし、大人の方は当時を思い出せる、まだ16歳になってない方はこんな生活が送れるのかな、という夢が詰まっている曲です。

藤沢莉子 <相合傘 相手は誰なの!?>、<大人は泣かないんでしょう?>、<眠れなくなるの?>といった疑問系が多い歌詞だなと思っていて、多感な16歳の気持ちがいっぱい詰まっています。ワクワク感もあり、大人への一歩にもつながっている曲です。疑問形のフレーズは特にかわいく歌っているので、注目ポイントです。あと、落ちサビの<主役は私で 主催者も私です!>のところは、みんなで誕生日ケーキを身体で表しているのですが、ステージでもすごくかわいく見えると思うので、楽しみにしていてほしいです。

――MV撮影もすごくワイワイしていて楽しそうでしたが、皆さんが印象的だったシーンは?

「スイートシックスティーン」MVサムネイル

逢田珠里依 映画を観ているシーンがあって、みんなでホラー映画を観ているという設定なのですが、監督さんが「次来るよ、来るよ、バーン!!」という合図でみんなが驚いたりするんですけど、そのシーンの撮影がすごく楽しかったです。そして、映画を観ているうちに香乃愛が私の肩にもたれて寝てしまうんですけど、それがかわいくて。肩にもたれてくれたのがすごくうれしかったです。

――藤沢さんが印象に残っているシーンは?

藤沢莉子 私はみんながドレスを着て、香乃愛が遅れてやってくるシーンです。目をキラキラさせた香乃愛がやってくるんですけど、微笑ましく香乃愛を見てました。

大信田美月 私は2番のサビ前にインスタントカメラが映し出されるシーンです。あのインスタントカメラは私たちが撮影したもので、落書きも自分たちでやったのですが、まさか使われるとは思っていなかったので、ビックリしました。ぜひ一時停止して見てもらいたいです(笑)。

大西葵 MVではジェンガを楽しんでいるグループもあれば、ホットケーキを食べているグループもあったり、私はインスタントカメラを撮っているグループでした。実は私、小さくてかわいいインスタントカメラに憧れがあったんです。

――憧れですか?

大西葵 普通の写真とは違う雰囲気があって、そこがすごくいいんです。

藤沢莉子 うんうん、いいよね。

大西葵 インスタントカメラを撮っていただくことは、アイドル活動の中でたくさんあるのですが、カメラを実際に持ったことはなくて。それもあって、撮影がすごく楽しかったんです。そこに美月や杏佳と一緒にインスタントカメラに落書きしたりスタンプを押したりしたので、印象に残っています。

髙橋舞 教室でのパーティーシーンが印象的でした。ホットケーキや周りにあるお菓子も食べることができたので、すごく幸せな空間でした。私はホイップ“増し増し”のところを食べたのですが、小さい頃からの夢が一つ叶ってうれしかったです。最後に出てくるケーキも、撮影後にみんなで食べたのですが、それもとても美味しくて、最高でした! 私の中で上位にランクインするくらいの楽しさがありました。

――楽しい撮影で良かったですね!

髙橋舞 ニアジョイは夢が叶う場所です!

5人のおすすめ映画は?

――さて、歌詞に映画というワードが出てきますけど、皆さんがこれは外せないと思っている映画作品は?

大信田美月 語れと言われれば24時間はいけるくらい、私はジブリが大好きなんです。特にその中でも『コクリコ坂から』が大好きです。昭和のものが好きで、それもこの作品が好きなポイントになっています。風間さんが松崎海ちゃんを自転車で送ってあげるんですけど、商店街でコロッケを買って海ちゃんに無言で差し出すんですよ。そのシーンがとても好きです。

――昭和、お好きなんですか。

大信田美月 父と母が好きで、自然と私も昭和に関して興味がいくようになりました。特に両親の昔の写真とかを見るのが趣味なんです。

――逢田さんは?

逢田珠里依 私は新海誠さんの作品が大好きで、『すずめの戸締まり』です。『すずめの戸締まり』を観て、隣の人に引かれるくらい、感動して泣いてしまいました。

――相当、響いたんですね。

逢田珠里依 みんなにおすすめします!

――藤沢さんはいかがですか。

藤沢莉子 私は『レオン』です。年齢とか関係なく愛情を感じられる作品でした。何度観ても号泣してしまうんです。あと、複雑な人間関係の作品も好きです。

髙橋舞 あまり映画は観ないのですが、『君の名は。』と『天気の子』が好きです。今、『すずめの戸締まり』を勧められたので、観たいと思います!

大西葵 『映画デリシャスパーティー□プリキュア 夢みる□お子さまランチ!』(□は白抜きハートマーク)をおすすめしたいです! 私はプリキュアが大好きで、他にもシリーズでいい作品がたくさんあるんですけど、最新作を選びました。小さい子はもちろん、大人が観ても楽しめる作品なんです。お子さまランチって大人になったら食べなくなるじゃないですか。でも、この映画を観たらきっとお子さまランチが食べたくなると思います!

――最後に皆さんの2023年の目標をお願いします。

逢田珠里依 色々な歌い方ができるようになりたいなと思っています。前回は「超孤独ライオン」というハードな曲があったり、ポップな曲の中にも切なさがあったりするので、曲にあった歌い方やパフォーマンスができるようになりたいです。

藤沢莉子 私は有言実行できるようにしたいです。実際実行するのは難しいし、時間も必要です。それもあって今まで諦めてしまったことも多かったんです。その中でまずは表現力です。周りの皆さんから「変わったね」と言っていただけたら、それを達成したことになると思うので、皆さんに気づいてもらえように頑張りたいです。

大信田美月 パフォーマンスがまだまだなので、そこは継続して頑張っていきたいところです。あと、余裕のある人間に成長したいと思います。自分のことでいっぱいいっぱいになってしまった2022年だったので、今年は周りのこともしっかり見て、気品のある行動ができるようにしたいです。

髙橋舞 今年は歌も踊りもより飛躍できるように頑張りたいです。そして、これからどんなお仕事が来ても、完璧にできるようになりたいです。

大西葵 私はアイドルさんのライブ映像を観るのが好きなんですけど、自分の映像を見返した時に、比べてしまうとまだまだだなと思ってしまいました。色々なアイドルさんの映像を観ていて、素敵だなと感動できる瞬間が好きなんです。私を応援してくださっている方もきっと同じ想いだと思っているので、パフォーマンスで感動を届けられるように頑張っていきたいです!

(おわり)

プレゼント情報

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【プレゼント内容】 抽選で1名様にサイン入りフォトプレゼント。 【応募期間】 ・2023年2月28日〜3月7日23時59分まで。

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