Superflyが、来年2023年1月13日より公開となる映画『イチケイのカラス』の主題歌を担当することがわかった。

 2007年4月4日にシングル「ハロー・ハロー」でメジャーデビューを飾り、「愛をこめて花束を」「Beautiful」「フレア」など、今日に至るまで数々のヒット曲を世に送り出してきたSuperfly。デビュー15周年となる今年は「Voice」、「ダイナマイト」、「Presence」と立て続けに新曲をリリースし、年末には第73回NHK紅白歌合戦に出場することが決定するなど、精力的な活動を続けている。

 そんなSuperflyが、来年2023年1月13日(金)より公開となる映画『イチケイのカラス』の主題歌を担当することが明らかとなった。
今回主題歌に起用される楽曲のタイトルは「Farewell」。

 講談社「モーニング」で連載された同名コミックを原作に、2021年4月期にフジテレビ系列月曜9時枠にて放送された連続ドラマ『イチケイのカラス』。

 東京地方裁判所第3支部第1刑事部<通称:イチケイ>を舞台とする、日本の民放連続ドラマ史上初めて刑事裁判官を主人公にした新しい切り口と、真実をつかもうとする中で見える切ない人間ドラマが視聴者の心を掴み、平均世帯視聴率12.6%という令和“月9”No.1の高視聴率を獲得した『イチケイのカラス』が、映画となって2023年1月13日(金)に帰ってくる。

 メガホンをとるのは、大ヒット映画『コンフィデンスマンJP』シリーズはじめ、数々のヒット作をコミカルかつ心温まるヒューマンストーリーで手掛ける田中亮監督、そして、脚本には映画『プラチナデータ』やドラマ「絶対零度」シリーズを手掛ける浜田秀哉、2人がドラマから引き続きタッグを組む。

 この度、映画のために書き下ろしたSuperflyの新曲「Farewell」は、荘厳なゴスペルとドラマティックなストリングス、そしてSuperflyのエモーショナルな歌声が織りなす、心を揺さぶる感動的なビッグバラードに仕上がっている。

 また、映画『イチケイのカラス』の主題歌を担当するにあたり、Superflyがコメントを寄せている。

【Superfly】

 映画主題歌としては初めて、叶わぬ想いをモチーフにした曲を書き下ろさせていただきました。
叶いはしなかった想いだけど、"大切な人を想う"その気持ちを抱けたことを大事にしたいなと思い、そんな気持ちが昇華されるような祈りの曲をつくりました。

 どうか映画と一緒に楽しんでいただけたらと思います。

 また、主演を務める竹野内豊、およびメガホンをとった田中亮監督もSuperflyの新曲「Farewell」についてコメントを寄せている。

【竹野内豊】

 Superflyの越智志帆さんとお会いしたのは13年前。当時、私が参加していたドラマの打ち上げ会場に来てくださり、スタッフの労をあのパワフルな歌声で吹き飛ばしてくださった。

 今回、「映画イチケイのカラス」の主題歌で再びご縁があり大変光栄に思います。

 この混沌とした時代の中、生きていれば色々な試練に直面し、それを乗り越えるため時に立ち止まり考える…

 誰もが思い当たる事があるのではないでしょうか。

 失敗を恐れ、一歩踏み出す勇気が出ない、そんな時に、Superflyさんの優しくて強い歌声に、そっと背中を押してもらえると思います。

【田中亮監督】

 主題歌を受け取って初めて映像に重ね合わせた時、今作に必要な最後のピースがカチッとハマる音が聞こえました。映画イチケイのカラスが目指していた高みについに辿り着けた瞬間でした。

 サビの力強くのびやかなメロディーは、「国家権力」という大いなる壁に立ち向かうみちおに戦う勇気を与えてくれています。優しく紡いだ歌詞のひとつひとつが坂間の心情に寄り添うように歌い上げられて、観客の皆さんの感情を大きく揺さぶるはずです。

 素敵な曲を作って下さったSuperflyさんに本当に感謝します!

 映画館を出たあと、「もう一度笑えますように」「明日を生きよう」などの歌詞の意味を噛み締めながら、映画の住人たちの未来に思いを馳せてもらえると嬉しいです。

 あわせて、主題歌をのせた映画の最新予告映像もYouTubeにて公開となった。

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