Superfly、紅白への意気込み「皆さんの心がフラットになるような瞬間を」(一問一答)

Superfly
<第75回NHK紅白歌合戦◇リハーサル(音合わせ)◇29日◇NHKホール>8回目の出場となるSuperflyは「Beautiful」を歌う。取材会に登壇し今の気持ちを語った。
――紅白への意気込みをお願いします。
今年も出演させていただいて本当に嬉しいです。今年はアリーナツアーがあって4年ぶりに大勢の人の前でライブをやって、リベンジと言いますか、1年前にやる予定だったツアーを再開できたという形でのライブというのもあって、すごく愛おしい時間で、みんながすごくハッピーになってくれているのもすごく感じていて。ライブって性別とかも関係なく、みんなフラットになれる場所で本当にピースフルだなって思いました。ここって天国みたいな場所なんじゃないかなって初めて思って。なので歌う瞬間、ライブとかパフォーマンスをする時間というのは、きっとそういう瞬間が詰まっていると思うので、今回の紅白のパフォーマンスでも、皆さんの心がフラットになるような、そういう瞬間を私も生み出せるといいなと思っています。
――女優の木村多江さん、歌手の夏木マリさんが越智さんの歌声の大ファンというのを公言されていたのですが、お2人に向けて何か伝えたいことってありますか。
第一線で活躍されていて、お仕事のジャンルは少し違うのですが、すごくお2人のような素敵な先輩、そしてお友達がいてくださるということは私もすごく刺激的なので、これからもパワーをいただきたいと思いますし、もしライブに来てくださるときとか、私のパフォーマンスを見てくださるときには、私もそのパワーをお返しできるといいなと思っています。すごく感謝しています。
――今回の紅白の舞台、どんなステージになりそうですか。ヒントをいただけたらと思います。
実は私も本番を楽しみに演出とか細かく見てないんです。細かいところはわからないんですけど、今回はバンドメンバーと一緒に生演奏で、人力で人のパワーをお届けできるようなパフォーマンスになると思うので、NHKの皆さんとも一緒に力を込めてお届けしたいと思います。
――紅白のこの舞台で楽しみにしていらっしゃることってどんなことがありますか。
本番中は私もドキドキしているので、あんまりモニターとかでも他の方のパフォーマンスは見れないんですけど、たまにステージの脇に出ていく瞬間があって、生で他のアーティストの方のパフォーマンスを見たりするので、本当に感動して、圧倒されて言葉が出ないときがあります。
――やっぱり生で直接聴くっていうのは違いますか。
違います。緊張されているかどうかはわからないですけど、その生々しさっていうものがすごく伝わってくるので、すごく特別だな、贅沢だなと思っています。
――今年は4年半ぶりの全国ツアーという形になりましたけれども、改めて1年を振り返って漢字にすると?
あっという間に1年を過ごしてきたっていうのもありますし、ライブって目の前にいる人たちと一緒に作っていく本当に一瞬の出来事とか、スペシャルな体験なんだなということから「瞬」です。
――それだけ充実していたんですね。
そうですね。一瞬一瞬の積み重ねなんだな、というのは実感しました。