POP DISASTERのギターEbiが脱退「バンドを辞めることに未練はない」

　ロックバンド・POP DISASTERのギタリスト、Ebiが脱退することが分かった。16日、公式サイトで発表したもので、Ebiにとっては２月22日に大阪・新神楽で行われるライブが同グループ最後の活動となる。バンドは今後、Takayuki（Vo）、Hossy（Gt）、Maiko（Dr）の３人で活動を続けていく。以下はEbiのコメント。

　「POP DISASTERを応援してくれる方々へ。突然の報告になりますが、わたくしEbi（Gt）は２月22日の大阪：新神楽での公演をもちまして、POP DISASTERを脱退する事になりました。応援してくれてる方々には本当にありがとうとすいませんしかないです」

　「このバンドの母体から11年以上続けてきてはっきり言って後悔も沢山ありますが、全部悩んで本気でやったし、バンドを辞めることに未練は全くなく今はすっきりしています。ラスト一本ライブが残っていますが、いつも通りのライブをやりたいとおもいます。今までほんまにありがとうございました」

POP DISASTERでのEbiの存在

　結成12年目を迎えたPOP DISASTERは、ラウド全盛期と言われる00年代にメロディックであることにこだわり、ポップ・パンクの雄として活動を続けている。昨年はフルアルバムとしては５枚目となる『DIS:COVER』をリリース、ダウンチューニングやプログラミングを取り入れるなど、新たなアプローチを提示した。

　また、Ebiは初期メンバーとして、これまでの全リリース作品に参加、コードでのバッキングはほぼなく、ひたすらメロディを弾き続けるという独自のギタープレイで、POP DISASTERたるオリジナリティーの核を担ってきた。