少女時代、新曲は脱退ジェシカのために作った？MVで見せた涙が話題

　ジェシカの脱退が発表された韓国女性グループの少女時代。その新曲「DIVINE」のミュージックビデオ（MV）一部映像が先日テレビ番組などで放送され、ジェシカが涙を流しているシーンがあることが明らかとなり、話題を集めている。

　MVは当初、メンバーの出演がない「Story Version」のみが公開されていたが、テレビでは、10月発売のDVD『THE BEST～New Edition～』に収録のメンバー出演バージョンが放送された。

　この新曲「DIVINE」は、ジェシカの歌唱パートが多く、歌い出しと歌い終わりもジェシカが担当している。以下に記述するように歌詞にも、揺れ動く気持ちやこれから待ち受けるであろう苦難、そして別れを予感していたかのような内容が綴られており、ネット上ではジェシカの脱退を予言していた曲ではないか―と憶測が飛び交っている。

　――「あまりにも もろいのね 気持ちはたやすく揺れて 夜が明けると 消える 答え 探してる♪」、「怖いものなど なかったはずなのに ねえ 今はあなたを失いたくない雲の隙間 光照らす その日までは さよならは言わないで♪」、「轟くような 荒波を前に 私たち 何ができると言うのだろう この困難を そっと寄り添い 迎えよう♪」――

　この歌詞でも憶測を呼んだジェシカ脱退。その彼女が涙を流しているMVが流れたことに、ファンは敏感に反応した。テレビで放送された映像が、インターネットの動画投稿サイトにアップされると「DIVINEがジェシカへの歌に聞こえる」、「DIVINEはジェシカのために作ったって認めてよ」、「なんか怖いくらいジェシカに当てはまる」などといった反響が起きている。

　また、このビデオの長さは４分18秒。ジェシカの誕生日が４月18日であることから関係性がありそうだ。

　この曲は「９人の少女時代」の最後のものとなってしまう可能性があるだけに、ファンもジェシカとこの曲を重ねあわせて聴いているようで、今週リリースされた「DIVINE」が収録された少女時代のベストアルバムのリパッケージ盤が10月14日付けオリコンデイリーチャートで１位となった。

　12月に初の東京ドーム公演を控えている少女時代。ここでは9人全員が揃った姿は見れるのだろうか、そしてもしジェシカが立つのであれば、同曲を披露することはあるのだろうか、注目される。