hideさん初のドキュメンタリー映画初夏公開へ、台本なし“現在進行形”の姿を追う

　X JAPANのhideさん（享年33）が昨年12月に生誕50周年を迎えたことを記念して、hideさんの生涯を振り返る初のドキュメンタリー映画『JUNK STORY』が、今年の初夏に公開される。

　日本の音楽シーンに多大な影響を与え続けているhideさんの音楽や人間性、精神世界を追った内容。台本なしという異例の撮影方法を採用し、2015年“現在進行形”の“hide”を追い続けながら制作をしている。１月31日にはLive’Spotサイト内で映画のティザーサイトが立ち上がった。今後、順次映画の全貌が更新されていく。

　上映時間は120分を予定。配給はLive’Spot、制作はSKIYAKIが行い、佐藤太監督のもとで作り上げる。佐藤監督はテレビドラマ、ドキュメンタリー、ミュージックビデオ、CMなどで活躍する映画監督。PVでは、松田聖子の「涙がただこぼれるだけ」が『短編映画祭 ショートショートフィルムフェスティバル＆アジア2007・話題賞受賞』を受賞している。

　また、１月31日からは、2013年にソロ活動20周年を記念して全国で上映され話題となった『hide ALIVE THE MOVIE hide Indian Summer Special』のリバイバル上映がスタート。新たに前日リハーサルやメンバー・スタッフとのミーティングなど貴重な未公開シーンを追加した「2015 Edition」として、全国映画館にて公開されている。

　hideさんは、X JAPANのギタリストとしての顔をもつ一方で、ソロやhide with SpreadBeaver、zilchなどのバンドを結成し名曲の数々を世に送り出した。昨年12月には、デモ音源をボーカロイド技術を使ってhideさんの声を再現させ、完成させた新曲「子 ギャル」を発表。オリコンで２位になるなど、今もなお色褪せることなく絶大な人気を誇る。