シンガーの村上佳佑が4月6日、デジタルシングル「Alright」を配信リリース。2022年初シングルは、ポジティブな応援ソングで、編曲は、親交のあるシンガーソングライター松室政哉が担当した。村上佳佑は「自分を鼓舞するために書いたような曲ですが、聴いてくれた人にとっての応援歌になったら」とリリースにあたりコメント。ポジティブなメッセージを歌い上げた「Alright」の制作背景や、いま追求していることとは。

僕が届けていく音楽にぜひ期待してほしい

「Alright」ジャケ写

――今年デビュー5周年を迎えますが、この5年間は村上さんにとってどんな時間でしたか。音楽への想いや、気づいたことなどお聞かせください。

 5年のうち2年はコロナ禍なので、後半はあっという間に過ぎてしまった感じがあるんですが、年々集中力が増してきた5年だったかなと思います。デビューしてからの最初の1、2年は新しいことだらけで、それをちゃんと丁寧にこなしていくことに精一杯でした。

 2019年頃から自分のやりたい音楽の方向性だったり、どこをどう改善すれば届けたい音楽に近づけるのか、みたいなところに注力し始められた感じです。特にコロナ禍になってからの2年間は自分と向き合う時間が山ほどあって、自分の声と紡ぐメロディーを突き詰めていくことに注力したので、6年目以降僕が届けていく音楽にぜひ期待してほしいです。

――「Alright」はポジティブな1曲に仕上がっていますが、この曲を作るまでにどんな背景があったのでしょうか。

 この曲を書いたのはコロナ禍になったばかりの2020年初めくらいの頃だったのですが、会いたい人にも会えないし、行きたいところにもいけない、という塞ぎ込んでしまう毎日をなんとか打開したい、なんとかして明るい未来を手繰り寄せたい、という願いを込めて、その想いを原動力に書き上げた曲でした。「笑う門には福来る」とあるように、ネガティブになってしまいそうな時だからこそ、前向きな想いを発信していきたいという気持ちで作りました。

――「Alright」制作していく中で一番こだわったところはどこでしょうか。

 曲に込めた前向きなメッセージがサウンド面でも聴く人に届いてほしくて、ゴスペル音楽のエッセンスをほんのり足しました。聴いてくれた人にとっての応援歌になったらいいなという想いがあったので、歌詞の面でもサウンドの面でも聴いたあとに心に希望が宿ってくれるような曲になるように意識して完成にもっていきました。

――レコーディングはいかがでした?

 この曲をアレンジしてくれた同い年のシンガーソングライター、松室政哉くんにディレクションしてもらいながらレコーディングしました。彼との作品はこれで2度目だったので、新しい試みというよりも、気の知れた仲間とリラックスして良いレコーディングができたと思います。

――同曲のMusic Videoが4月7日に公開されますが、見所を教えてください。

 三人の登場人物が、それぞれのステージで新たな一歩を踏み出していく模様が描かれているんですが、4月のこのシーズンにそんな新生活を始める方も少なくないと思うので、ぜひ自分と重ねて見てもらえると、より曲が心に届いてくれるんじゃないかなと思っています。

――親交のある松室政哉さんとは今回どんなお話をされましたか?

 レコーディングのとき、実際に会うのは約1年半ぶりくらいだったのでお互いの近況なども話しつつ、曲に込めたポジティブなメッセージが聴く人に届くように2人で話し合いながら、ムロ(松室政哉)くんに細かい歌のディレクションなどをしてもらいました。

 あとはアレンジをしてもらうときに参考曲を数曲と、あとは具体的なニュアンスを文章でムロくんにシェアしたんですが、最初にアレンジが出来上がってきた段階でほぼイメージした完成系だったので、とてもスムーズに楽しく進みました。

――楽曲制作でコラボしたい方はいますか。

 ぜひRenato Iwaiさんと楽曲制作してみたいと思っています。彼がプロデュースしているアーティストの1人にDedachi Kentaさんがいるのですが、そのサウンドがすごくタイプで以前から気になっていたんですよね。なのでRenatoさんとご一緒してみたいです。

世界が今より少しでも優しい場所になってくれたら

――いま、村上さんが追求されていることはどんなことですか?

 常々思っていることではあるんですが、僕は僕の音楽を聴いてくれた人が少しでも優しい気持ちになってくれたら嬉しいなと思いながら音楽を作っているんです。これからも同じ想いを届け続けますし、世界が今より少しでも優しい場所になってくれたらいいなと思ってます。

――活動していく中ですごく大変なこともあると思いますが。歌手を続けていくモチベーション、原動力はどんなものですか。

 応援してくれる人、家族、友達やファンのみんなの存在はもちろんです。あとは音楽を聴くこと自体が音楽を続けていく原動力になっています。そもそも歌手になりたかった理由が、僕を音楽で勇気づけてくれたたくさんのアーティスト、そんなヒーローに僕もなりたい! というのがきっかけの一つなので、今でもそんな僕にとってのヒーローの音楽を聴くとふつふつとやる気とわくわくが湧いてきます。

――クリス・ハートさんの全国ホールツアー2022「LOVE IS MUSIC」に参加されますが、意気込みをお願いします。

 クリスさんのツアーに参加させていただくのは約5年ぶりになるのですが、あの頃からパワーアップした姿をぜひ見てほしいですし、あとはいつもと違った角度でライブに参加できることもすごくわくわくするので、最初から最後まで楽しもうと思っています。

(おわり)

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