Sing Like Talking藤田千章が、4月20日にキャリア初となるソロアルバム「un-categorized [Default]」が発売されることが2月25日、わかった。

 タイトル、ジャケットビジュアル、収録曲の一部が公開された。

 Disc1にはボーカル楽曲、インスト楽曲を織り交ぜたオリジナルの新曲8曲を収録。アルバムタイトル「un-categorized [Default]」が示す「初期設定としての未分類」、藤田千章ワールドとは如何なるカオスか?初回限定盤には、これまでに提供したゲームミュージックをコンパイルしたBonus Disc付き2CD仕様となる。

「un-categorized [Default]」ジャケ写

藤田千章コメント

 私、藤田千章、この2022年春、大胆と言おうか、身の程知らずと言おうか、まあ、キャリア初となるソロ・オリジナル・アルバムをリリースさせていただく運びと相成りました。
ご存知のように、私は今までSing Like Talking以外の活動は、サウンドプロデュース、アレンジメント、作品提供、監修など、ある意味、殆ど裏方に徹してきました。
ソロ・オリジナル作品のリリースという選択肢はデビュー以来、私の中にはずっとありませんでした。しかし、この2年以上の間、実演、ライブといったフィジカルっていうか、音楽の基本中の基本のような活動が制限される中で、私にもほんの少しだけ妙な隙間が生まれました。現在、このユーザー環境の自由度が高い社会にあって、作品を、より自由に展開していける方法や場所を増やさなければ、と自分なりに考えた施策の一部が、今回のソロ作品というトピックの立ち位置です。

 この年齢になっての第一歩で、自意識過剰気味の私はどこか気恥ずかしいのですが、まずは「Sing Like Talking」の、というフィルター越しで構いません。先々、願わくば、単なる「藤田千章」という一個人を感じていただき、音楽家の端くれとしての「私」が、どんなメッセージをお届けしていきたいのか、またいけるのか、その「匂い」や「空気」を感じていただければ、と思います。
尤も、単純に聴いてくれた皆さんに何かしらを感じていただき、且つ、楽しんでいただけたら言うことはありません。
今日も、そんな作品になったらいいなあ、なんて想像しながら、鋭意製作中です。ちょっとだけ野望を言えば、私のソロ作品が次代の交流の場としてやがて成立して、シリーズ化してくれれば、という想いもありますけれど…笑
藤田千章ワールドとは如何なるカオスか?乞うご期待、よろしくお願いします。

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