新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」は、12月31日午後5時から「ABEMA SPECIAL2」チャンネルで『第5回 ももいろ歌合戦~届け!希望の彼方へ~50組超え出場!年越し8時間無料生放送』を放送した。「ももいろ歌合戦」は、ももいろクローバーZが毎年大晦日に行う年越しカウントダウンライブで、紅組と白組の2チームに分かれ豪華出演者と共に様々な対決(歌合戦)やコーナー企画を行っており、出演者が歌唱したい楽曲をフル尺で披露することも見どころの一つとなっている。今年は“届け!希望の彼方へ”をテーマに、百田夏菜子&高城れに率いる「白組」と玉井詩織&佐々木彩夏率いる「紅組」に分かれて、2022年の明るい未来へ繋がる数々の華やかなパフォーマンスで日本の大晦日を盛り上げた。

 オープニングは2年連続で応援団長を務めた舘ひろし出演による、ド派手なガン&バイクアクション満載の本広克行監督演出によるムービーで幕開け。舘ひろしが、武道館へ向かうももいろクローバーZを襲う脅威から守り終え、会場前で薔薇の花束を天空へと投げると、シーンとクロスする様に会場にも薔薇の花びらが舞い、本人等が颯爽とステージに登場。舘ひろしの開会宣言で、5回目となる大晦日の一大イベントが開幕した。花柳糸之社中が華麗な踊りでステージを彩ると、総合司会・東京03とももいろクローバーZによる燦爛たるオープニングで火蓋が切られる。

(撮影=上飯坂一)

 お笑いコンビ・とんねるずの木梨憲武率いるココリコ・遠藤章造、ネプチューン・堀内健、カンニング竹山が、ももいろクローバーZと共に白組のトップバッターを飾ると、紅組は毎年ももいろクローバーZの楽曲をカバーすることでモノノフ(ももクロのファン)を沸かせている氣志團が今年は『ピンキージョーンズ』をバンドアレンジでカバーし会場・お茶の間を一気にヒートアップさせ、Twitterでは早速「ピンキージョンズ」がトレンド入りし、最高のスタートを切った。

 次に白組は9人組ミクスチャーユニット・SUPER★DRAGONが『君は1000%』で華麗なダンスと共に熱唱すると、紅組からは6人組アイドルユニット・超ときめき□宣伝部(□は白抜きハートマーク)が最新楽曲『Cupid in LOVE』でファンに笑顔を届け、2組目は同プロダクション、スターダスト同士の熱い対決を繰り広げた。続く白組はシンガーソングライター・Annaが弾き語りを披露し、対する紅組は小学生限定の選抜育成プロジェクトとなるCZ’21が大人顔負けのパフォーマンスを披露し、観客と視聴者を驚愕させた。

 白組は、ガールズ・ダンス&ボーカル・グループ・東京女子流が『ストロベリーフロート』を可愛くポップに届け、紅組は昨年の“今年の顔2020”に出演した703号室が、「ABEMA」オリジナルドラマ「ブラックシンデレラ」の主題歌『裸足のシンデレラ』をドラマ映像を交えてバンドパフォーマンス。会場が熱を帯びていく中、白組からはシンガソングライターの尾崎裕哉が父・尾崎豊の『I LOVE YOU』を光が集められたセンターステージで、優しくも力強く歌い上げると、8人組のガールズアイドルグループ・アップアップガールズ(仮)が元気よくいっぱいにパフォーマンス。

(撮影=上飯坂一)

 黒い着物姿で登場した塩乃華織が『きのくに線』を力強くも繊細に歌唱すると、佐々木彩夏が総合プロデューサーを務め、福島県浪江町を中心に活動しているグループ・浪江女子発組合がデビュー曲『なみえのわ』を気持ちをこめて歌い上げた。パフォーマンス終了後、浪江女子発組合による「かみなり様〜!」の掛け声で現れたのは、高木ブー・仲本工事・ももクロの高城れにによるユニット、イナズマこぶたランド。ネタを交え会場を笑いで包みながらも『Diana』を熱唱し、「次行ってみよう!」のセリフで、女性アイドルグループ・私立恵比寿中学がステージイン。来年リリースの7thアルバムから先行配信されている『Anytime, Anywhere』でたくの愛を届け、ファンを魅了した。

(撮影=上飯坂一)

その後、女優・永野芽郁からの応援コメント、コーナー振りから、“アニソンヒットメドレー”の狼煙があげられ、2021年に流行した「呪術廻戦」や「東京リベンジャーズ」の主題歌から1980年代に一斉を風靡し現在も新シリーズが絶えない「機動戦士ガンダム」のテーマソングまで、子供から大人まで全世代の胸にささる時空を超えたひとときを演出した。アニソンシンガー・オーイシマサヨシやパンチの効いた歌声が特徴的なファーストサマーウイカが参戦する中、俳優の大友康平や女優の戸田恵子、西川貴教といったアーティストも登場。ももいろクローバーZは映画「美少女戦士セーラームーン Eternal」の主題歌『月色Chainon』でエントリー。さらに百田は、魔法少女の衣装を纏い「おジャ魔女どれみ」の名曲を元気よく、可愛らしく歌唱した。当時のアニメ映像が流れ懐かしさを感じる場面も見られる中、コーナーラストには山野さと子が『ドラえもんのうた』を歌い、maoとアニソンヒットメドレーに登場した皆で『夢をかなえてドラえもん』を歌い上げた。『夢をかなえてドラえもん』を全力で歌う西川貴教に、コメント欄は「西川のビブラートが凄すぎるw」「西川兄貴だけ声量段違いなんだけどww」「声があり余ってる!」と大盛り上がり。新旧が入り乱れる奇跡のワンシーンを生んだ、ここでしか見られない“アニソンヒットメドレー”は視聴者のボルテージを最高潮に上げたまま幕を下ろした。

(撮影=上飯坂一)

 アニソンコーナーを終えると、「#ももいろ歌合戦」がTwitterトレンド1位を獲得。勢いのままに白組はハローキティを含む5体のサンリオキャラクターズとももくろちゃんZがメドレーを可愛さ全開にパフォーマンス。負けじと紅組は15年ぶりに復活したガレッジセール・ゴリ扮するゴリエがももクロの佐々木彩夏とコラボし、『Pecori□Night』(□は白抜きハートマーク)を総勢49人のダンサーと共に踊りきり、日本中にエールを送った。

(撮影=高田真紀子)

 続けて、声優アーティストの上坂すみれがアーティストデビュー時の楽曲『革命的ブロードウェイ主義者同盟』を、オーイシマサヨシが「オーイシマサヨシ」名義で発売した初のシングル曲『君じゃなきゃダメみたい』をアコギで弾き語り、原点回帰を思わせる対決を披露した。

(撮影=上飯坂一)

 会場には2021年のM-1チャンピオン・錦鯉がサプライズで「こーんにちはー!」と元気よく登場。SNSでは「M-1チャンピオンまで呼んじゃうのか!」「M-1王者キター!」と驚きのコメントが溢れた。そして錦鯉の振りから、さらにビッグサプライズで加山雄三が登場。開演前から空白となっていた白組のひと枠にエントリーされ、ももいろクローバーZと共に『旅人よ』を歌い上げる。加山が“バーチャル若大将”としての出演することは予告されていたこともあり、視聴者からは「リアル加山登場!!」「まさかの本物登場」「なんちゅう豪華の渋滞ぶり!」との声で盛り上がった。

(撮影=上飯坂一)

 対する紅組は、ロック界のカリスマ・HYDEが『FINAL PIECE』を繊細で美しい歌声で歌唱し、会場・お茶の間をうっとりさせる。続いて、2020年にアーティストデビューを果たしたMORISAKI WINがシティポップフレイバーなダンスナンバー『パレード - PARADE』を披露し、曲中にはももクロの『吼えろ』を入れ込む演出も。続く紅組は、「ももいろ歌合戦」常連の松本明子が赤いドレスで登場し、『港猫』をセンターステージで熱唱し、ステージを盛り上げた。

(撮影=上飯坂一)

 その後、毎年恒例となった応援パフォーマンス企画“最強アイドルメドレー2021”に突入。広末涼子の『MajiでKoiする5秒前』やBTSの『BUTTER』など不朽の名曲から最新アイドルソングが名を連ね、大人数からなるダンスナンバーや歌声が響き渡るソロ歌唱など、老若男女の心を高鳴らせるシーンを演出。ももクロを含めたスターダスト プラネット所属のTEAM SHACHIや私立恵比寿中学、そして男性アイドルグループ・BOYS AND MENや、森口博子、朝日奈央、彩羽真矢などが参戦し、ジャンルやグループの垣根を超えたユニットやコラボでコーナーを盛り上げる。様々なユニットがパフォーマンスする中、いぎなり東北産が『天下一品 ~みちのく革命~ 2020ver.』で最後の曲を勢いよく飾ると、ラストにはコーナー参加者が全員ステージに上がり大団円を迎えた。

(撮影=高田真紀子)

 東北楽天ゴールデンイーグルス・田中将大投手によるMCを受け、白組からは鮮やかな赤い着物に身を包んだ華原朋美が『I’m proud』を華麗に歌唱。続けて田中将大投手が見守る中、田中将大投手の2021年度登場曲となった『吼えろ 2021』をファンキー加藤がももいろクローバーZを迎えて力強いメッセージを乗せて歌唱し、日本を勢いづける。そして白組は、5人組ダンス&ボーカルグループ・Da-iCEが『CITRUS』をキレのあるダンスと透き通ったハイトーンボイスで会場・お茶の間を虜に。「レコ大おめでとうございます!」「出てくれて本当にうれしい」「めちゃくちゃいい歌…」と、2021年日本レコード大賞を受賞した楽曲のフル尺での歌唱を喜ぶ視聴者が続々とコメントしていた。紅組は泉谷しげるが『春夏秋冬』を年輪を刻んだ深い声とアコースティックギターの弾き語りで力強く歌い上げ、会場の熱気も高まっていく。

(撮影=高田真紀子)

 続いて、青木真也と大仁田厚によるプロレスコーナーへ。歌合戦なのにプロレスを行うという状況に驚く視聴者もいたが、「ももクロファンは突然プロレスが始まっても平常運転なのです」と状況を受け止め、楽しむモノノフ(ももクロファン)も。プロレスの実況は清野茂樹アナウンサー、ゲスト解説としてファンキー加藤、解説を東京03の豊本明長が務め、リングアナウンサー・加藤憲の掛け声で、神聖な日本武道館の真ん中にたたずむリングに赤コーナーから有刺鉄線電流爆破バットを持った大仁田が登場。続いて青コーナーからは青木が登場し、試合開始のゴングが鳴り響き、両者均衡する闘いを繰り広げる中、3分が経過した時点で有刺鉄線電流爆破バットに高圧電流が流れ、いつでも大爆破が起きてもおかしくない状態に。痺れを切らした大仁田が青木を椅子に座らせ、有刺鉄線電流爆破バットを振りかざすと大爆発が起きて青木が吹っ飛び、ダウンのカウントが取られ、大仁田が勝利を収めた。最後に2人による「1、2、3ファイヤー!」の掛け声で会場と一体となり、大迫力の闘いが終幕を迎えた。

(撮影=上飯坂一)

 ももクロメンバーにもサプライズとなっていた阪神タイガース・佐藤輝明選手からの応援コメントにメンバーが感銘を受けている中、ゴジーラ久山の寅さんモノマネによる振りで来年の干支である“虎”対決が勃発。白組からはダンス&ボーカルユニット・MAXが『TORA TORA TORA(2019 Mix)』をパフォーマンスし、曲中では来年の干支"虎"にちなんで阪神タイガースのマスコットキャラクター・トラッキーやタイガーマスクなどの虎キャラクター8体がMCの紹介を受けメッセージが書かれたフリップを持って登場。コメント欄は「トラッキー駆り出されてる」「トラッキーさすがの動きw」とまさかの登場に盛り上がっていました。曲の最後には虎キャラクターの持つフリップが裏返され「2022グッ“トラ”ック」のメッセージがステージに浮かび上がる演出もあり、会場も和やかな雰囲気に。

(撮影=高田真紀子)

 紅組の高橋ジョージは、“虎”つながりでTHE 虎舞竜の『ロード』を力強くも哀感のある節で歌い上げる。続く白組は、女優の戸田恵子が『強がり』を自身のソロコンでも歌唱していた百田夏菜子と一緒にデュエットで届けると、紅組はマルチに活躍の場を広げているファーストサマーウイカがソロデビューシングルの『カメレオン』を思いっきりパフォーマンスし会場を沸かせた。

(撮影=上飯坂一)

 続いてももクロの高城が愛してやまない、ウマ娘 プリティーダービーが白組として登場し『うまぴょい伝説』で華麗な出走を決めると、曲の途中から高城も登場し、念願のコラボレーションが実現しました。コメント欄では、「れにちゃん頑張れー!」「れにちゃんも同じ衣装うれしい」「れにぴょい!れにぴょい!」と、高城へのエールが殺到。会場では声を出してのコールは行うことはできなかったが、それ以上の熱気が包みこんでいた。さらに、Twitterでは「#うまぴょい伝説」が日本のトレンドに入り、「楽しそうに歌ってるれにちゃんを見ることできて嬉しい〜!」「れにちゃんさすがだし本当に可愛かった」と、夢のコラボを堪能した視聴者のコメントが溢れかえり、最高の盛り上がりを見せた。

(撮影=上飯坂一)

 続いて紅組の森口博子が『ホイッスル』で対抗すると、白組からは2021年10月にアーティストデビューしたゆいか(本仮屋ユイカ)がデビュー曲『HAPPY WEEKEND LOVE』を真っ直ぐな歌声で歌唱し、凛々しい印象を残します。そして、毎年恒例となった総合司会の東京03より角田晃広が長渕剛の『SUPER STAR』をカバーし、ハートフルな歌唱を魅せた。

(撮影=高田真紀子)

 ピクトグラムになった笑福亭鶴瓶が、身体で「ももクロ」を表現するなどの応援コメントを受け、前回の『ももいろ歌合戦』でも話題を呼んだ “今年の顔 2021”のコーナーがスタート。オープニングVTRには、日本最大級の匿名掲示板「2ちゃんねる」の創設者・ひろゆきが登場し、スタートコールを放った。楽団による東京オリンピック開会式をモチーフにしたゲームやアニメソングの演奏や、ドラえもんの声にそっくりなことで話題となったクレープ屋のコロット木村によるコールなどの演出に続いて、ピアノの弾き語りをするクレヨンしんちゃんのモノマネがYouTube・TikTokで大バズりしたまなまるがAdoの『うっせぇわ』やももいろクローバーZの楽曲をものまね弾き語りメドレーで届けた。「生でもしんちゃんですごい」「めちゃくちゃうまいのにしんちゃんだから混乱する」とコメント欄も盛り上がる。

(撮影=上飯坂一)

 続いて、TikTokで大人気のもーりーしゅーと、あたらよ、鈴木鈴木が持ち前の歌唱力を披露し、Saucy Dogがバンドサウンドを届けます。史上最年少童謡歌手として2才11か月でソロアルバム・デビューを果たしたののちゃん(村方乃々佳)が童謡と手あそび歌をメドレーで可愛く披露し、コメント欄では「可愛さの極み」「令和の歌姫が誕生した1年だったな」「心が浄化される…」との声が相次ぎ、会場・お茶の間を穏やかな空気にする場面も。そしてこのコーナー唯一のお笑い芸人としてヒコロヒーもエントリーし、中島みゆきの「旅人のうた」を披露した。

(撮影=上飯坂一)

 圧巻のパフォーマンスが続く中、コラボユニット・しらスタ&虹色侍ずま&松浦航大が『WINDING ROAD』を3人の絶妙なハーモニーで届け、見ている人の心を掴んだ。最後に、『SMILE〜晴れ渡る空のように〜』が流れる中、東京2020オリンピック・パラリンピックに出場し活躍したアスリートが登場。東京オリンピック・パラリンピックを応援しようと2017年から2019年に開催したももクロ夏ライブを一緒に盛り上げてくれた空手・植草歩選手、7人制ラグビー・加納遼大選手、車椅子ラグビー・島川慎一選手、小川仁士選手、中町俊耶選手が会場に駆けつけた。ももクロからの感謝と友情の証として、TEAM DIAMOND FOURのチャンピオンベルトが授与されるセレモニーが行われ、“今年の顔 2021”は華やかなムードで幕を閉じた。

(撮影=上飯坂一)

 2022年3月に7枚目のアルバムの発売が決定しているサイプレス上野とロベルト吉野が『よっしゃっしゃっす〆』をぶっかまし会場を温めると、岡田将生からの応援コメント映像が挟まれ、黄色の花々しいドレスに身を包んだ妃海風が淡い紫色のドレスをまとったももクロの玉井と共に夢の国メドレーを披露。花柳糸之社中によるバックダンスでステージを彩る中、2人の美しく透き通った歌声が見ている人を心地よい世界へと引きずり込んだ。次にステージに現れた西川貴教はミリオンヒット作品の『WHITE BREATH』を持ち前の稲妻ボイスで観客・視聴者に電撃を走らせると、ももクロのライブでもお馴染みの松崎しげるが『愛のメモリー』をしっとりと歌い上げる。

(撮影=高田真紀子)

 興奮さめやらぬ中、初の3DCGライブが開催されるなど飛躍し続けている音楽原作キャラクターラッププロジェクト・ヒプノシスマイクによる、この歌合戦のためだけに作られた『特別応援ラップ』映像が流れ、コメント欄やSNSでは「年末にヒプマイ拝めるとか幸せ」「ヒプマイ相変わらずかっこええね」「来年もいい年にするぞー!っていう元気が出ました!!」と楽しみに待っていたファンの声で盛り上がり、2022年を明るく照らした。

 歌合戦も終盤に差し掛かり、白組はNOKKOが『MOON』をハイトーンボイスで歌い観客を圧倒すると、紅組は両国国技館でカウントダウンライブ中のさだまさしと中継がつながり、『案山子』を心に染み渡る歌声で視聴者を凌駕。続いて、白組から登場したのは大友康平(HOUND DOG)で、『AMBITIOUS』をマイクスタンドを持ち上げるなどロックに歌い上げると、紅組には世界的ダンスパフォーマンスグループ・s**t kingzとももクロの玉井と佐々木によるコラボステージが展開され、6人の息のあったガチダンスに、「マジかっこいい!鳥肌やばい」「本当に良すぎて感情が追いつかない」とパフォーマンスに圧倒されるコメントが殺到し、さらに「何回山場があるんだこの番組は」と一瞬も見逃せない演出に驚きの声も。

(撮影=上飯坂一)

 『第5回 ももいろ歌合戦』の最終対決。白組のトリは初出場となる吉田栄作の『人生はひとつでも一度じゃない』に加えて、シルエットでしか告知されていなかった謎のユニット・MOAとしてももクロの百田と二人で『今を抱きしめて』を熱く歌い上げ、「やばい泣けてくる」「夏菜子ちゃん、優しい、温かい声だ…」「こんなクオリティ高いデュエットは予想してなかった」とコメント欄には感動する声が続々と投稿された。

(撮影=上飯坂一)

 対する紅組の大トリとなったのは、同じく初出場の五木ひろし。2日前に発表された『契り』を想いのこもった圧巻の美声で熱唱し、コメント欄も「会場の温度が変わった。これがレジェンドか」「雰囲気を一瞬で変える、これが“五木ひろし”」とのコメントで溢れ、聴いている人の胸を強く打つステージを披露した。年の瀬にふさわしい2人による対決で2021年の歌合戦に終止符を打った。

(撮影=上飯坂一)

 全てのパフォーマンスが終了した後、「ABEMA」の視聴者による投票とSNS投票が集計され、紅組の勝利が決定した。玉井が優勝旗を受け取り、「紅組として参加してくださったアーティストの皆様のおかげで勝てました! 紅組初勝利ありがとう!」と勝利のコメントを残し、最後は水前寺清子を中心に、ももいろクローバーZと出演ゲストを交えて『三百六十五歩のマーチ』を大合唱。2022年への期待に胸を膨らませるには充分すぎた「第5回 ももいろ歌合戦」は最高のフィナーレを迎えた。

(撮影=高田真紀子)

 歌合戦終了後、「ももいろクローバーZ 2022 LIVE」がスタート。年末の恒例となった『行くぜっ!怪盗少女』では、今年は加山雄三がAIの“バーチャル若大将”としてコラボする豪華演出を加えて栄えある年越しを迎えた。その後はライブ定番曲『走れ!』で会場と一体となるシーンや、現在好評配信中のももクロ×桃鉄コラボテーマソング『BUTTOBI!』では電車を模した可愛い振り付けでファンを魅了し、最後は冬ライブの人気曲『真冬のサンサンサマータイム』を賑やかに明るくパフォーマンスし、2022年初ライブの幕を閉じた。終演後は「なんだかんだ見続けてしまった!」「面白くて目が離せなかったな」と、8時間の生放送を楽しんだ視聴者からの声が溢れた。

(撮影=上飯坂一)

 今回、『第5回 ももいろ歌合戦』の舞台裏では、先日サービスが開始した公式ファンプラットフォーム「スタコミュ」で、スターダスト プラネット所属アイドル達が生配信を行い、出演前後の感想を述べたり、舞台衣装を見せたりしてファンと交流した。ももいろクローバーZのメンバーは「ももいろ歌合戦」終了後に「さだまさしカウントダウン in 国技館」へ向かう移動車中で、「スタコミュ」でアフタートークを行い、年越しのカウントダウンで歌った『行くぜっ!怪盗少女』については「心の準備ができていないまま」「あったという間」にカウントダウンのタイミングがきて、10秒前からカウントダウンしたかったところ6秒前からのカウントダウンになったとの裏話を話した。

 高城はウマ娘 プリティーダービーとの『うまぴょい伝説』のコラボステージについて、「幸せだった」と振り返り、玉井と佐々木は、s**t kingzとのダンスコラボについて楽しさと同時に難しさを話し、舞台袖でも練習をしていたとのエピソードも。そして最後に「第5回 ももいろ歌合戦」に出演したゲストへの感謝を述べ、「スタコミュ」でのアフタートークを締めくくった。

 「ABEMA」では、『第5回 ももいろ歌合戦』を全編見逃し配信中の他、「ABEMA プレミアム」限定で高城れにがウマ娘のメンバーとリハーサルを行った際の貴重な密着映像をお届け。

白組出演者 披露楽曲

01. ももクロちゃんと木梨とココリコ遠藤とホリケンとカンニング竹山/『最高な毎日にするために自分からグイッと動き言葉に気をつけしかけは早め全て面白がり答えは追い追いやってくる』
02. SUPER★DRAGON/『君は1000%』
03. Anna/『旅行計画』
04. 東京女子流/『ストロベリーフロート』
05. 尾崎裕哉/『I LOVE YOU』
06. 塩乃華織/『きのくに線』
07. イナズマこぶたランド/『Diana』
08. サンリオキャラクターズ feat. ももくろちゃんZ/『サンリオキャラクターズ×ももくろちゃんZ□KAWAII STAGE』(□は白抜きハートマーク)
09. 上坂すみれ/『革命的ブロードウェイ主義者同盟』
10. 加山雄三/『旅人よ』
11. MORISAKI WIN/『パレード - PARADE』
12. 華原朋美/『I'm proud』
13. Da-iCE / 『CITRUS』
14. MAX/『TORA TORA TORA(2019 Mix)』
15. 戸田恵子 feat. 百田夏菜子/『強がり』
16. ウマ娘 プリティーダービー feat. 高城れに/『うまぴょい伝説』
17. ゆいか(本仮屋ユイカ)/『HAPPY WEEKEND LOVE』
18. サイプレス上野とロベルト吉野/『よっしゃっしゃっす〆』
19. 西川貴教/『WHITE BREATH』
20. NOKKO/『MOON』
21. 大友康平(HOUND DOG)/『AMBITIOUS』
22. 吉田栄作/『人生はひとつ でも一度じゃない』〜 MOA/『今を抱きしめて』

紅組出演者 披露楽曲

01. 氣志團/『ピンキージョーンズ』
02. 超ときめき□宣伝部/『Cupid in LOVE』
03. CZ'21/『Inside The Mirror』
04. 703号室/『裸足のシンデレラ』
05. アップアップガールズ(仮)/『一歩目のYES!』
06. 浪江女子発組合/『なみえのわ』
07. 私立恵比寿中学/『Anytime, Anywhere』
08. ゴリエ feat. あーりん/『Pecori□Night』
09. オーイシマサヨシ/『君じゃなきゃダメみたい』
10. HYDE/『FINAL PIECE』
11. 松本明子/『港猫』
12. ファンキー加藤 withももいろクローバーZ/『吼えろ 2021』
13. 泉谷しげる/『春夏秋冬』
14. 高橋ジョージ/『ロード』
15. ファーストサマーウイカ/『カメレオン』
16. 森口博子/『ホイッスル』
17. 角田晃広(東京03)/『SUPER STAR』
18. 妃海風 feat. 玉井詩織/ディズニーメドレー『自由への扉』 『いつか王子様が』 『美女と野獣』
19. 松崎しげる/『愛のメモリー』
20. さだまさし/『案山子』
21. s**t kingz × Z□□princez(玉井詩織&佐々木彩夏)【□は白抜きハートマーク】/『FFP feat.C&K』 『華麗なる復讐 -“THE SHOW” ガチダンスRemix ver.-』
22. 五木ひろし/『契り』

▼特別企画出演
・石川柊太
・岡田将生
・佐藤輝明
・笑福亭鶴瓶
・田中将大
・永野芽郁
・錦鯉
・ほたるゲンジ

▼干支“虎”企画
・カモ虎課長
・ゴジーラ久山
・タイガーマスク
・た伊賀―くん
・とらきち
・トラッキー
・とらとうちゃん
・トラリピくん
・みやびん

▼アニソンヒットメドレー
・オーイシマサヨシ/『廻廻奇譚』
・SUPER★DRAGON/『Cry Baby』
・真山りか(私立恵比寿中学)/『U』
・百田夏菜子&なかまたち/『おジャ魔女カーニバル!!』
・BOYS AND MEN/『ニューチャレンジャー』
・大友康平/『ROCKS』
・戸田恵子/『コスモスに君と』
・ファーストサマーウイカ/『限界突破×サバイバー』
・ももいろクローバーZ/『月色Chainon』
・森口博子/『サムライハート』
・森口博子/『サイレント・ヴォイス』
・西川貴教/『Meteor -ミーティア-』
・山野さと子/『ドラえもんのうた』
・mao/『夢をかなえてドラえもん』

▼最強アイドルメドレー2021
・カンニング竹山・ココリコ遠藤・CZ’21・百田夏菜子/『ジュリアに傷心』
・高城れに・超ときめき□宣伝部・松本明子/『すきっ!』
・玉井詩織/『スローモーション』
・小島はな(アメフラっシ)・SUPER★DRAGON・BOYS AND MEN/『BUTTER』
・森口博子・スクールメイツ/『MajiでKoiする5秒前』
・私立恵比寿中学・アイドル選抜/『君しか勝たん』
・妃海風/『吐息でネット』
・塩乃華織・松本明子/『咲き誇れ愛しさよ』
・佐々木彩夏・アイドル選抜/『根も葉もRumor』
・彩羽真矢・妃海風/『Go! Go! Heaven』
・ファーストサマーウイカ/『ファイト』
・高城れに・アイドル選抜/『Feel Special』
・朝日奈央・百田夏菜子・アイドル選抜/『U.S.A.』
・MAX・アイドル選抜/『Ride on time』
・いぎなり東北産/『天下一品 ~みちのく革命~ 2020ver.』

▼プロレスコーナー
・青木真也
・大仁田厚
・加藤憲(リングアナウンサー)
・清野茂樹(実況)
・東京03・豊本明長(解説)
・ファンキー加藤(解説)

▼今年の顔2021
ひろゆきの質問コーナー
まなまる/『ものまね弾き語りメドレー』
もーりーしゅーと/『ずっともっと』
Saucy Dog/『シンデレラボーイ』
あたらよ/『10月無口な君を忘れる』
ののちゃん(村方乃々佳)/『ののちゃん どうよう&あそびうたメドレー』
鈴木鈴木/『ホワイトキス』
ヒコロヒー/『旅人のうた』
コロット木村
しらスタ&虹色侍ずま&松浦航大/『WINDING ROAD』
彩羽真矢・オーイシマサヨシ・妃海風/『SMILE〜晴れ渡る空のように〜』

▼ヒプノシスマイク 特別応援ラップ
・ヒプノシスマイク(山田三郎・毒島メイソン理鶯・有栖川帝統・観音坂独歩・天谷奴零・天国獄)

▼水前寺清子&LINE UP/『三百六十五歩のマーチ』

■ももいろクローバーZ 2021 LIVE
01. 行くぜっ!怪盗少女 -ZZ ver.-
overture ~ももいろクローバーZ参上!!~
02. 走れ! -ZZ ver.-
03. BUTTOBI!
04. 真冬のサンサンサマータイム

番組概要

■ABEMA 『第5回 ももいろ歌合戦~届け!希望の彼方へ~50組超え出場!年越し8時間無料生放送』 

放送日程:2021年12月31日(金) 午後5時〜
放送チャンネル:ABEMA SPECIAL2チャンネル
放送URL:https://abema.tv/channels/special-plus/slots/DjwpzwMxh2yJcX

「ABEMA」で全編無料見逃し配信中。
配信URL:https://abema.tv/video/title/351-9

■「ABEMA プレミアム」限定 ウマ娘コラボリハーサル!高城れに密着カメラ
配信URL:https://abema.tv/video/episode/351-9_s90_p2

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