日比谷音楽祭実行委員会(委員長:亀田誠治)は、2022年6月4日(土)・5日(日)の2日間にわたり、日比谷公園とその周辺施設で「日比谷音楽祭 2022」を開催することが2021年12月23日、わかった。

 「日比谷音楽祭」は、素晴らしい音楽を生の演奏で聴く機会を誰もに開かれたものとして届けたいという、音楽プロデューサー亀田誠治の想いから、多様性を受容し、世代・国籍・障がい・経済格差などを超えて、“フリーで誰もが参加できるボーダーレスな音楽祭”として 2019年に初めて開催した。

 2020年は、新型コロナウイルスの影響により開催中止を決定するも、 YouTube 生配信と連動したラジオ特別番組『日比谷音楽祭 ON RADIO/ONLINE』を実施。出演予定だった豪華アーティストたちがリモートで 出演し、スタジオの亀田誠治とともに「日比谷音楽祭」や「音楽の現在」「音 楽の未来」について語り合い、スペシャルリモートセッションも届けた。

 そして2021年、日比谷音楽祭は、有観客と生配信のハイブリッド開催に向け て準備をしていたものの、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言を受け無観客生配信での開催となったが、2 日間で延べ視聴者数15万人、総 再生回数51万7000回を記録し、大盛況に終わった。

「日比谷音楽祭2021」開会宣言をする亀田誠治

 また、2020年の開催中止の際にはスタッフへのサポートを呼びかけるクラウドファンディングを実施。未曾有の危機に直面する社会においても、音楽やエンタテインメントの力を止めないために奔走してきた。

 「日比谷音楽祭 2022」では、YAON(日比谷公園大音楽堂[野音])でのスペシャルライブだけでなく、これまでの開催と同様に、日比谷公園や東京ミッドタウン日比谷内に展開するいくつものステージでの多様なライブや、ワークショップやトークショーなどのコンテンツが行われる予定。

 また今回は、2日間のオンライン生配信(※)も目指している。詳細は随時オフィシャルサイトで発表される。

※一部、配信対象外のライブ/コンテンツあり。
※無料でのオンライン生配信を行えるよう計画をしているが、運営資金の状況により配信内容の制限をしたり、配信方法の変更や配信を行わない場合あり。

 日比谷音楽祭は、ステージに立つアーティストや、それを楽しむお客さん誰もが屈託なくライブを楽しめるように感染防止対策を徹底しながら、親子孫3世代、誰もに笑顔と元気を与えてくれる音楽の力を、日比谷の空の下、そして配信を通じてより多くの方と共有したいと考えている。

 そして、これまでの枠を超えて新しい音楽の循環を“みんなで”つくり、音楽文化を育んでいきたい。そのきっかけとなるよう、誰もが音楽と触れ合い、音楽と出会える場所の創出を目指す。

 また12月23日(木)から、オンライン生配信での開催となった日比谷音楽祭 2021 の制作の裏側を追ったドキュメンタリー映像と日比谷音楽祭 2021 のライブダイジェスト映像を、YouTubeで公開。ドキュメンタリーでは、YAONステージのリ ハーサルの風景から本番のステージ裏の様子、いきものがかりと共同制作した楽曲「今日から、ここから」のレコーディン グの様子などを収録。ドキュメンタリー、ライブダイジェスト共に、コロナ禍で音楽活動が制限されるなか、日比谷音楽祭 2021に集まったミュージシャン達が奏でる音楽のよろこびを感じられる作品になっている。

■実行委員長・亀田誠治メッセージ

亀田誠治

みなさんお待たせしました!「日比谷音楽祭 2022」の開催が決まりました。
今、音楽はとても元気です。 まだまだ難しい時代が続いていますが、コロナ禍を通じてエンタテイメントの現場の空気が変わりました。そして、それ は決してマイナスなことばかりではありません。マスクやソーシャルディスタンス、検査といった感染症対策をはじめとし たニューノーマルな環境の中で、たくさんの新しい音楽が生まれています。コロナ禍ではアーティストがおうちで取り組 めるパソコンやスマホ由来の音楽が大発展しました。みなさんの毎日を彩る今年のヒット曲の多くはこのような環境で 作られた音楽です。
僕自身も、この年末たくさんのテレビやラジオに出演していますが、カメラマンさん、音声さん、照明さんなどスタッフさ んたちもみんな元気で生き生きとしています。現場では新しい表現にチャレンジする姿や、今までアシスタントだった人 がフロントでチーム引っ張っていたりする様子も見られます。コロナ禍に入って何もかも止まってしまったように感じてい たけど、ちゃんと人も時代もアドバンスしているんだなぁと感じます。

ライブやコンサートにも少しずつ開かれた風が吹いています。この間もコンサートを見に行ったら、お客さんの拍手の音 の大きさがこの数ヶ月の間に倍増しているではありませんか! 生のライブから得られる多幸感が明らかに今までと 違います。ミュージシャンやアーティストも若手の名手がバンバンでてきて、若い時の僕らにはできなかったプレイをい とも簡単に、しかも楽しそうにやってのけます。
すべては良き方へ。かつて、14 世紀の欧州でペストが流行した後に、科学と芸術が一つになり新しい文化が花開きま した。僕は、今ココで確かに動き始めている、音楽の芽吹きを、力強さを、歓びを肌で感じながら、21 世紀のルネサン スがそこまで来ているのではないかなと思っています。そして、その歓びを「日比谷音楽祭 2022」でみなさんと分かち合 いたいと心から願っています。
初夏の青空の下、日比谷公園からみなさんへとびきりの音楽の歓びをお届けします。 どうかお楽しみに!

【日比谷音楽祭 2021 ドキュメンタリー】

公開日時:2021 年 12 月 23 日〜2022 年 6 月 22 日まで(6 ヶ月間)

出演アーティスト:亀田誠治、いきものがかり、たなしん、新妻聖子、The Music Park Orchestra、南里沙、アイナ・ジ・エンド、 井上芳雄、中川晃教、島田歌穂、KREVA、橋本愛、武部聡志、YOYOKA、山岸竜之介、MIYAVI、佐藤ひらり、上妻宏光、 ホリエアツシ、山弦、Little Glee Monster、桜井和寿、生田絵梨花、The たなしん・パーク・オーケストラ、GAKU-MC、龍声 ~Ryusei~、GLAY、半崎美子(崎はたつさき)、チャラン・ポ・ランタン(出演順)

【日比谷音楽祭 2021 ライブダイジェスト】

公開日時:2021 年 12 月 23 日〜2022 年 1 月 22 日まで(1 ヶ月間予定)

出演アーティスト:山弦、梁邦彦、The たなしん・パーク・オーケストラ、林青空、平井秀明、山本拓夫 ハロクライン w/三沢 またろう、四家卯大、EIKO+ERIKO、yonawo、小倉博和、奇妙礼太郎、上妻宏光、OAU、The Music Park Orchestra、KREVA、 YOYOKA、日比谷ブロードウェイ(井上芳雄・島田歌穂・中川晃教)、Little Glee Monster、いきものがかり、山岸竜之介、由紀 さおり・安田祥子 with 木山裕策、大島花子、和楽器グループ 龍声 〜 Ryusei 〜、GAKU-MC、佐藤ひらり、チャラン・ポ・ラ ンタン、南里沙、アイナ・ジ・エンド、GLAY、武部聡志、家入レオ、半崎美子、橋本愛、一青窈、miwa、SARM、マレー飛鳥 meets 空に油、松室政哉、ストレイテナー(アコースティックセット)、生田絵梨花、MIYAVI、桜井和寿(出演順)

【日比谷音楽祭 2022 公演概要】

タイトル 日比谷音楽祭 2022*読み方:ヒビヤオンガクサイ ニセンニジュウニ
会場 日比谷公園(〒100-0012 東京都千代田区日比谷公園) サテライト会場:東京ミッドタウン日比谷(予定)(〒100-0006 東京都千代田区有楽町 1-1-2)
日程 2022年6月4日(土)/5日(日) ※雨天決行。荒天、災害時の場合は中止。但し、会場によっては、雨天一時中断、もしくは、中止になる場合もございます。 ※新型コロナウイルスの感染拡大状況によって、開催方法が変更になる場合がございます。
料金 入場・参加無料
主催 日比谷音楽祭実行委員会
協賛 有限会社誠屋 / Rethink PROJECT / 株式会社共立 / 大星ビル管理株式会社 / 公益財団法人東京都公園協会

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