山根涼羽、大家志津香、中西智代梨

<〇〇な2人:連載アフターインタビュー(7)>
 AKB48山根涼羽がMCを務める、ライブ配信アプリ「17LIVE」の番組『AKB48 広報 山根涼羽と○○(マルマル)な2人』の第7回生配信が12月14日に行われた。お笑いコンビ“めんたい娘。”を組むほど仲が良い大家志津香と中西智代梨。中西が発起人の「中西会」の会員でもある2人をゲストにトークを弾ませた。【取材・撮影=木村武雄】

らしさ

 「最近気づいたんですけど、私、気分屋なんですよ」と笑う大家。「怒っているわけでもないし、ただその時の表情がそうだっただけで」と続ける。この日の配信も自然体で楽しむ姿があった。「やっぱり智代梨といるのは気が楽ですね」

 楽屋で仮眠をとり10分で化粧を済ませた。慌ただしい配信開始10分前。廊下に響く大家の歌声。花*花の「大好きな人」。撮影場所に姿を見せると「よろしくお願いします!」と元気よく挨拶する。

 そんな大家を慕いついて歩く中西は、しっぽを小刻みに振る子犬のよう。だが配信ではずっと思っていたことをぶつけた。恒例の関係性を検証する企画「好きなとこ、嫌いなとこ」で「しーちゃんの本当の気持ちが、わからない!」と訴えた。

 記者「結局、本心は見えたんですか?」

 中西「見えなかったです…」

 大家「え?どういうこと?」

 中西「聞きたいことがいっぱいあるんですよ。思い当たるでしょ?」

 大家「ほんとわかんない」

 中西「びっくりです。あの方(某有名ユーチューバー)と友達って言っていたのに友達じゃないって。本当にびっくり。当たり前のように嘘をつくし…。普通なら嘘をついた後に『嘘だよ~』って言うじゃないですか?なのにそれがないんですよ。ずっと本当だと思ったままでいる、私…」

 イタズラな笑みを浮かべる大家。

 中西「朝早かった時があって、しーちゃんがいると思って『おはよう!』って言ったら低い声で『おはよう…』って。この後公演があるから『頑張って下さい!』と言っても無言でうなずくだけ。でも、しーちゃんはすぐに顔に出るから分かりやすいし、接しやすい。今はこういうテンションなんだなって思える」

 大家「別に怒っているわけじゃないから(笑)」

 記者「よく心が折れないですね(笑)」

 中西「折れないですよ~(笑)」

 大家「智代梨はそれでも来てくれるからいいんですよ。ハイテンションで来られたら私もハイテンションになるし、別に不機嫌ではなくて、その時の返事がただそうだっただけで、何も考えていないです」

 中西の表情が緩む。

 中西「それが嬉しいから行けちゃうんです!」

 記者「卒業後も行っちゃいます?」

 中西「行っちゃいます!」

山根を救った大家の言葉

 配信を楽しみにしていた大家と中西。「いや~楽しかったです!」と声を揃える。山根はこの番組の企画がスタートした当初から2人をゲストに呼びたいと言っていたこともあり念願の共演だ。「呼んで頂けて嬉しかったし、本当に楽しみにしていました。ずんちゃんが冠番組を持てたことも嬉しいし、その番組に出演させてもらうのも感慨深い」と語る大家。山根に特別な思いがある。

 16期の研究生時代。一部のメンバーは昇格したが、山根らは研究生のままだった。そんな時に大家はメッセージを送った。

 山根「マネージャーさんを通して連絡して下さって『良かったら連絡してね』と書いてあって連絡しました」

 生誕祭の時に大家が寄せた手紙にはこんな趣旨の内容が書いてあった。

 「私が教えられるのは限られているけど、話なら聞けるから悩んだ時は聞かせてね」

 大家「ずんちゃんはAKB48愛がすごいから『このスタンスを続けた方がいいよ』と言ったことが今に活きているというか。ずんちゃんが作ったポジションだなって」

 山根「私が今のAKB48を知ってもらうために始めたツイートは、当初は批判の声もあったんです。でもその時にしーちゃんが連絡して下さって『それを続けていった方がいいよ』って。それで自信が持てて続けることができました」

 大家「これだけメンバーが多いとキャラが立っていないと注目されにくいんです。智代梨だったらバラエティとか。そういうのがないと目立ちにくいから、ずんちゃんは何かなと思った時に、自分が出演していない音楽番組も全部ツイートしていてすごいなって。『AKB48の情報を知りたいならこの子』というイメージが付けばいいかなと思ってそう伝えただけです」

 そんな大家の目からは“特別なことをしたとは思っていない”という思いが伝わってくる。周囲が語る大家への印象は「男気があって努力家」。卒業生で“地方組”として苦楽を共にした北原里英は過去に「しーちゃんは私のなかのヒーロー。自分で仕事も取ってくるし、優しさもある」と語っていたことがある。

 大家「どうなんですかね。そんなたいそうなことをしたとは思っていないです。ただ単にずんちゃんがやっていることが素敵だと思ったんで、それを言っただけです」

 飾らず、おごりもせず、大きく見せようともしない。等身大でいて自然体の大家がそこにはいる。そんな大家を誇らしく何度もうなづく中西。

山根涼羽、大家志津香、中西智代梨

仲が良い間柄だからこそ知る一面

 大家と中西が組むお笑いコンビ「めんたい娘。」。漫才の頂上決戦『M-1グランプリ』に出場し予選1回戦を突破したこともある。一方、奥原妃奈子、川原美咲、吉川七瀬と仲良しチーム「中西会」も組む。そんな2人だからこそ知るそれぞれの良いところ、あるいは秘密は何か。

 中西「しーちゃんは、可愛い服よりもカジュアルな服が多いんですけど、プライベートでご飯に行ったある日、赤いスカートに赤いベレー帽でめっちゃ女の子なしーちゃんがいて、『どうしたの?』って聞いたら『きょう、オシャレした』って。すごくびっくりしたんです!」

 大家「なんの話?」

 中西「クリスマス前だったと思う。焼肉行って…」

 大家「あっ!『IWA』(内田眞由美がプロデュースする焼き肉店『YAKINIKU-IWA』)に行った時だ!」

 中西「そうそう!白いふわふわのトップスで。女の子らしいファッションだったけど…それ以降、見てません。また見たいなって。そういう姿も見せてくれるところが可愛らしい」

 テレを隠すかのように笑う大家。中西の良いところを配信では「誕生日を祝ってくれる」と語っていたが…。

 大家「智代梨は誕生日を覚えていてくれるから。誕生日が近いんですけど、今回も『食べたいものを考えておいてね』って。そうやって積極的に祝おうとしてくれるのが嬉しいし、優しいなって。私はそういうのに疎いから、智代梨にもやったことがないと思う。それでも無償の愛を与え続けられるのが素敵だなって」

 今度は中西が照れ隠しのように不敵な笑みを浮かべる。

 一方、山根に対してはどうか。配信では「居心地がいい」と語っていたが。

 大家「ちょうどいい距離感がうまい。ちゃんと後輩をしているけど恐縮され過ぎていない。その距離感がうまくて接しやすいです。私は気を遣わせたらいけないと思って誘いづらいんですけど、ずんちゃんは気を遣っていないわけではないけど、気を使を遣わせ過ぎていると思わせない絶妙な立ち振る舞いが居心地がいいです」

 山根「嬉しいです!しーちゃんのことがめちゃくちゃ好きだったので。」

山根から見た大家、中西

 この日の配信はAKB48のお笑い担当「めんたい娘。」としてゲスト出演した。テンポよく掛け合う場面もあれば、ちょっと引き気味に間を設けて空気を作るなど二人ならではの空気感を作っていた。そんなやりとりを見て、山根が付けた2人のキャッチコピーは「めんたい男(お)」。それでは一人ひとりに付けたらどうか。

 中西に付けたのは「ご飯行く行く詐欺」。前回の取材でも語っていたことだが「あれ?嬉しいことを言ってくれるわけでもないのね?これ」と戦々恐々とする大家。

 身構える中西をしり目に山根は「智代梨さんのこと、めっちゃ大好きなんですよ。会ったらめっちゃ嬉しくてテンション上がるんです。相手の事を上げる素敵な性格ではあるけど…」と前置き。そして本題。「会う度に『ご飯行こうね!』(ものまね)って言ってくれるんですけど、1回も実現したことがない」

 手を左右に振る中西は前のめりに否定する。

 中西「いや、違う違う!しーちゃんが言っていることと近いんですけど…。先輩にはグイグイ行くんです、私がその時に応じて配慮すればいいと思っているので。でも後輩の場合は気を遣わせるかなって思って。『本当に行きたいのかな、社交辞令かな、本当に行きたかったら連絡くれるよな』って。だから私も待っていた方で、逆に行く行く詐欺かなって(笑)」

 山根「すぐに誘います!」

 記者「でも前回ゲストの千葉(恵里)さんも同じこと言ってましたよ(笑)」

 山根「そうです。2人で詐欺師って(笑)」

 中西「あああああああああ、じゃ……同じだ。ぜひ誘って下さい…(笑)」

 山根「ぜひ誘います。智代梨さん…。後輩みんな好きと言っています」

 中西「うれしい!」

 山根の後輩力を間近に見る。

 対する大家は「いま一番距離を縮めたい人」。

 中西が慌てる。「ちょっと待って!私だけ行く行く詐欺とか言われて…!(笑)」

 山根「先ほども言ったんですけど、コロナ禍で会えていないので、落ち着いてきたから距離を縮めてご飯にいっぱい誘いたいです。卒業した後の方が会えそうな気がします」

 大家「ぜひ会いましょう!」

 そんな大家は12月28日開催の卒業公演を持って約14年のアイドル人生に終止符を打つ。配信では卒業公演のセットリストを考えるだけで涙が溢れてくるとも語っていた。

 大家「実感はまだないです。ただ、劇場に立つと『この光景を見られるのもあと何回だろう』と惜しむ気持ちが出てきて、これを目に焼き付けておきたいと思っています」

 隣で静かにうなづく中西。

次回のゲストはこんな人

小田えりなと山田杏華(C)AKB48

 次回のゲストは、小田えりなと山田杏華。

 「おだえりは、明るくて面白い」と中西。「騒いで面白いというのではなくて、ぼそっと言う一言が面白い! ワードセンスがあるというか、一緒にいて飽きないです」。一方の大家は「人見知りなところもあるかも」。山根は「杏華ちゃんは物静かな印象があるので、次回はおだえりさんと一緒に話しながら杏華ちゃんのことを知れたらいいです!次回も楽しみです!」

(おわり)

※「AKB48広報 山根涼羽の○○な2人」は毎週火曜日20時から配信。また、17LIVEアプリをダウンロードすれば無料で視聴が可能だ。
アカウント:
AKB48_official
https://17.live/profile/r/13741515

※AKB48は、2022年1月12日(水)、13日(木) にパシフィコ横浜 国立大ホールで、AKB48フレッシュメンバーによる『新春!AKB48フレッシュコンサート2022〜冬もやっぱりAKB!〜」とチーム8メンバーによる「新春!エイトの日2022 横浜おしゃれ祭り」を開催。さらに、2月5日(土)、6日(日)には東京ガーデンシアターで「AKB48新春コンサート(仮)」開催し、5日(土)は現チームでのラストコンサート、6日(日)はカップリング曲のリクエストアワーと新チームでのコンサートを行う。
約5年ぶりとなる「AKB48第17期生オーディション」(https://www.akb48.co.jp/lp/audition17th/)の応募期間は2月7日(月)まで。
詳細、最新情報はAKB48公式サイト(https://www.akb48.co.jp)で。

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