福原遥、22年後期連続テレビ小説『舞いあがれ!』ヒロインに
制作統括「まっすぐな明るさに強くひきつけられた」
NHK、2022年度後期連続テレビ小説『舞いあがれ!』のヒロイン・岩倉舞(いわくら・まい)役に福原遥が決まった。応募のあった2545人からオーディションで選ばれた。
第107作・連続テレビ小説『舞いあがれ!』で描く時代は、1990年代から今。ヒロインが、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら、飛ぶ夢に向かっていく挫折と再生のドラマだ。
ものづくりの町・東大阪市の町工場で生まれ育つ岩倉舞は、幼い頃から人の気持ちを察するのが得意な一方、自分の気持ちを抑えてしまうところがあったが、五島列島の祖母や人々とふれあい、変わっていく。飛行機へのあこがれから、大学で人力飛行機サークルに入ってつくり手として活動するが、ひょんなことからパイロットに転身することになり、自らが大空を飛ぶことを経験。大きな感動を覚え、旅客飛行機のパイロットを志すようになるという役どころだ。
制作統括・熊野律時さんは「福原さんご本人の持つまっすぐな明るさに強くひきつけられました」とコメントを寄せている。
作・桑原亮子さんのことば
『舞いあがれ!』のヒロイン岩倉舞は、私たちと同じ時代を懸命に生きる女性です。私たちに吹きつける強い風は、同じように彼女の人生にも吹きすさびます。逆風の中でも一歩を踏み出すことをあきらめず、自分の気持ちに正直に人生を切り開いていこうとするヒロインを福原遥さんに演じていただけることになり、とてもうれしく思います。福原さんのまなざしには人を信じ切ることができる強さを感じ、福原さんの笑顔には、見ている人まで笑顔にする力を感じます。温かい人々に囲まれて成長していく一人の女性を、元気いっぱいに演じてくださるのではないでしょうか。2022年の秋、優しく明るく、力強いヒロインに会えることを今から楽しみにしています。
ヒロイン発表にあたって、制作統括・熊野律時さん
福原さんご本人の持つまっすぐな明るさに強くひきつけられました。
色んな困難を乗り越えていくヒロイン・舞には、柔らかい明るさがとても大切です。オーディションを見ていく中で、優しい人柄も伝わってきましたし、毎朝このドラマを見ていただくみなさんに、元気になってもらえるように頑張りたいという気持ちも人一倍強くお持ちだと感じました。『舞いあがれ!』というドラマを、一緒に力を合わせて作っていくには、福原遥さん以外にいないと確信し、ヒロイン・舞をお願いすることにしました。