今泉佑唯、舞台『修羅雪姫』で主演 約1年ぶり女優復帰
AKB48大西桃香、ラスアイ安田愛里も出演
今泉佑唯主演で舞台『修羅雪姫』が11月に上演されることが決まった。今泉にとっては昨年10 月に活動休止以来、約1年ぶりの女優復帰作となる。
『修羅雪姫』は、1972年に週刊プレイボーイに連載を開始し、その後、梶芽衣子主演で映画化され、続編も大ヒットした名作。この映画はハリウッドのクエンティン・タランティーノ監督に強烈な影響を与え、傑作「キル・ビル」が出来上がったという逸話も有名だ。
このアクションスリラーと呼ばれる特殊な分野で数々の伝説を残している『修羅雪姫』を、50年の時を超えて現代に復活させる。
主演の修羅雪姫には、昨年10月に活動休止以来、約1年ぶりの女優復帰となる今泉佑唯。そして、高橋龍輝、細貝圭、松村龍之介などの若手個性派俳優が脇を固め、今泉の復帰を支える。
また、強烈な助っ人として、AKB48から大西桃香、ラストアイドルから安田愛里が華を添える。
この壮大な物語の演劇舞台化を、日本エンターテイメント演劇の巨匠、岡村俊一が構成演出を手がける。また、脚本を北区つかこうへい劇団出身で、俳優からナレーターまで幅広い活動を続ける久保田創が担当する。
11月19日から21日まで東京・渋谷のCBGKシブゲキ!!で上演される。
あらすじ
日清日露戦争を前に、軍事国家へと傾き始めた明治時代後期の日本。徴兵のために村に訪れる魔物という汚名を着せられ、家族を殺され、夫を死に追いやられ、自らも貶められ悲惨な目にあった小夜は、復讐相手の一人をどうにかしとめるが、捕らえられ獄中に入る。小夜は獄中で身籠っていた子どもを産み、雪の降る夜に産まれた女の子に“雪”と名づけて命尽きる。やがて雪は剣豪でもあった道海和尚の元で厳しい修行を身に着け、自分を産んでくれた母に代わって復讐の旅を続けることを決意する。
復讐の相手を見つけ出す度に、政府の恐ろしい陰謀が見え隠れし始める。そしていくつもの命を奪う中で次々と現れてくる残酷な真実...雪はそれでも戦い続ける。