今泉佑唯、過度な取材に「お仕事を辞める決心」「子どもを守っていくために」

　今泉佑唯が26日、自身のブログで、過度な取材にたえかね「お仕事を辞める決心がつきました」とし、「今後、今泉佑唯として活動することは一切ございません」と胸中を綴った。

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　今泉は「こうして発信することは最後になるので素直な気持ちを綴らせてください」と書き出し、昨年活動復帰したことに触れ「ここからまた頑張りたいと思っていました」と喜びに満ちていたと明かした。

　しかし、「週刊誌の記事で生活のたった一部を切り取ってそれが全てかのように書かれてしまうこと、事実ではないことが拡散され続けることが多く、悩まされていました」「私と子どもの父親である彼に対し、世間の皆様の批判の目がいくことは許容できますが、なにも悪くない子どもまでもが批判の対象になってしまうことは親としてなによりも辛かったです」と吐露。

　数カ月前から週刊誌の記者と思われる者による過度な取材で「気の抜けない毎日がストレスになり突発性難聴を患いました」とし、「そんな日々を送る中で、いつか子どもを巻き込んでしまうかもしれないという不安も大きくなっていきました。穏やかな毎日を送りたいと思えば思うほど私がこのお仕事を続けている限りそれは叶わないのだと気付きました」と明かした。

　また公表する予定はなかったものの「今年4月に子宮頸がんの前段階、軽度扁平上皮内病変の疑いが検査で見つかり、定期的に産婦人科に通っていました」と告白。その通院中も過度な取材が見られ「デリケートな事を知らない人に執着されることは本当に恐ろしく、普通に生活しているだけなのにどうしてこんな生きづらいのだろうと、日々神経がすり減る思いです」と苦心。

　記事に対する不信感や、子が撮影され、更に実家特定など「大切な家族まで巻き込まれて怖い思いをしています」とし、「表に立つお仕事をしている以上、こういうことにも耐えなくてはいけないと思っていましたが、この先もこんな日々が続くのかと思うと私は心身共に耐えられません」と憤り。

　そのうえで「子どもを守っていくためにこれ以上家族を巻き込まないためには自分がこの世界にいてはいけないと思い、お仕事を辞める決心がつきました」と子供のために引退する決意に至ったと明かし「今後、今泉佑唯として活動することは一切ございませんので記事を書いたり、追いかけてきたりするのはお願いなのでもうやめていただけませんか。一人の女性として、一人の人間として、これからは心穏やかに幸せな道を歩みたいです」と訴えた。

　今泉佑唯は昨年11月に上演された舞台『修羅雪姫』で女優復帰。「この１年、生きていることがすごくつらいと感じたり、生きていることを否定するような気持ちになって。でもこの作品に出会えて、生きていて価値のない人はいなんだなと思え、勇気をもらえた。生きていることがつらいなと思っている人にぜひ見て頂けたら」と当時語っていた。

　また、今年９月上演の舞台『最後の医者は桜を見上げて君を想う』では、突発性難聴と診断され出演見合わせの相談も続けてきたが、キャストやスタッフの支えなどもあり配役を変更して出演。「キャストの皆様やスタッフの皆様の方が大変だったと思うので感謝しながら出たいと思いました」と感謝の思いを語っていた。