山田孝之

 短編映画制作プロジェクト『MIRRORLIAR FILMS Season1』初日舞台挨拶が9月17日、都内で行われ、監督を務めた安藤政信、枝優花、武正晴、西遼太郎、花田陵、針生悠伺、藤原知之、三吉彩花、山下敦弘、プロデューサーの一人、山田孝之が登壇した。

 伊藤主税(and pictures)、阿部進之介、山田孝之らが「だれでも映画を撮れる時代」に、自由で新しい映画製作の実現を目指して、年齢や性別、職業、若手とベテラン、メジャーとインディーズの垣根を越え、切磋琢磨しながら映画を作り上げる短編映画制作プロジェクト。

 “変化”をテーマに、俳優、映画監督、漫画家、ミュージシャンなど総勢36人が監督した短編映画をオムニバス形式で4シーズンに分けて公開する。そのプロジェクト第1弾となる『Season1』には、安藤政信、枝優花、武正晴、花田陵、三吉彩花、山下敦弘、そして419作品の応募の中から選ばれたクリエイター、西遼太郎、針生悠伺、藤原知之の3人が監督として参加した。

 山田プロデューサーは、安藤政信監督作『さくら、』に出演している。

 主人公(山田孝之)は、友人A(安藤政信)とその恋人(森川葵)とは友人関係にあるが、恋人とひそかに逢瀬を重ねていた。しかし、友人Aの死をきっかけにその友情関係がゆがんでいく物語。

 山田は撮影を振り返り「もう大変だった」と明かすと「重い題材で、そこの気持ちを作って、2、3日で撮っていく。そこにマックスの状態でぶつかっていく。安藤さんも全力で受け止めてくれるので嬉しいですが大変でした。でもいい経験でした」

 森川とは今回が初共演。中盤に見せる感情の応酬は鬼気迫るものがある。「素晴らしい方でした」と称えた。

 また『MIRRORLIAR FILMS Season1』については「気になる作品や俳優さんがいたら過去の作品やこれからを応援してくれたら嬉しい。僕らは、映像で表現して感動や気づきなり、いろんなことを提案するのがメイン。そういう人たちを忘れずに見続けてくれたらと思います」と語った。

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