志尊淳、有村架純、森ガキ侑大監督

 有村架純と志尊淳が16日、都内で行われた映画『人と仕事』(森ガキ侑大監督)の完成報告会に出席した。

 『新聞記者』(19)や『パンケーキを毒見する』(21)などで知られるスターサンズの河村光庸プロデューサーが企画。有村架純と志尊淳が、コロナに打ちひしがれた日本の職場で、「エッセンシャルワーカー」と呼ばれる保育士、介護士などの人々、その他、声なき仕事人達の現状をレポートする。10月8日から3週間限定で公開される。

 もともと有村と志尊を招いて保育士をテーマに映画を制作する予定だったが、コロナ禍で棚上げに。しかし、河村氏がドキュメンタリーとして制作してみてはと提案し、始まったという。

 ただ、手探りの状態から始まった撮影ともあって、ドキュメンタリー映画初出演の有村架純も当初は「どこに着地するのか」と不安があったようだ。森ガキ監督も「2人を迷わせてしまった」とするも、終盤から「これなら大丈夫だ」と確信が得られたという。

 多くの人たちにインタビューを行った有村と志尊。そのうちの志尊は、街頭でアポなしのインタビューを実施した。劇中でも看護学生に話を聞いているが、実は10人ぐらいに声をかけたようだが「見向きもしないし無視されて…心が痛かった。緊急事態宣言中ではなかったけど、人との距離を設けないということもあって。監督に『メンタルがもたないので帰りたい』と言っていました」と振り返った。

 一方、突撃インタビューには参加したなかった有村だが、「私はもともと話が得意な方ではないので、皆さんに話を聞くときは緊張してました」と回顧した。

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