INTERVIEW

SKE48

新生SKE48に期待大、新章の幕開けを飾る原点回帰の王道アイドルソング


記者:木村武雄

写真:木村武雄

掲載:21年09月07日

読了時間:約16分

 SKE48が9月1日にシングル「あの頃の君を見つけた」をリリースした。ここ最近はダンスナンバーで新たな一面を魅せてきたSKE48だが、新体制後初のシングルは、原点回帰ともいえる王道アイドルソング。過去と現在を繋ぐ恋愛をテーマにした曲で、制服姿や沖縄での撮影などその内容も青春を感じさせるものとなった。センターには、本作が初選抜で10期研究生かつAKB48グループ最年少12歳の林美澪。大人びた容姿に溢れるピュアさは、須田亜香里や、先日卒業した松井珠理奈も期待を寄せる逸材だ。本作には青海ひな乃、野村実代も初選抜入り。逸材が揃う若手の台頭にも期待が高まる。須田亜香里、林美澪、井上瑠夏、青海ひな乃、野村実代はこの曲に何を思うのか。約8千字にもおよぶインタビューで迫る。【取材・撮影=木村武雄】

最近ハマっていること

――まずは今、ハマっている事を教えてください。

須田亜香里 ギターです! アコースティックギターを頂いて、たまにいじっています。コードも練習して「Fの音が出るようになった!」とか些細な事を楽しんでいます。Fコードで挫折する人がいると聞いたので「挫折してたまるか」って。負けず嫌いなので、他の人に出来ることは同じ人なら必ず私にも出来ると信じているんです。自分に不可能なものがあるとは信じたくなくて、ギターはそういう自分の性に合っているのでコツコツやるのが楽しいですし、ストレス解消になっています。

――確かにFで挫折する人は多いようですね。でも逆にストレスが溜まりそうな気がします(笑)

須田亜香里 出来るようになったら自分を褒めているんですけど、この小さな空間で、自分で自分を褒めるというのが楽しいんです!

――小さな成功が積み重なって大きな成功へと繋がるような。

須田亜香里 アイドルとして歌を歌わせて頂く職業なので、そのうちに活かせたらいいな、なんてゆる~く夢見ています(笑)

須田亜香里

須田亜香里

――野村さんは?

野村実代 ハマっている事は、ネット通販で買い物することです。主に洋服が多いんですけど、欲しくなったら見ずにぺぺっと買っちゃうんです。でもすごい失敗もあって、この前は同じワンピースとブラウスのセットが3つ届いてしまい、るーちゃん(井上瑠夏)にあげました(笑)。パジャマもめちゃくちゃ良いシルクだと思って買ったらバリバリの綿だったり(笑)。結構やらかしているけど、楽しくて辞められないです。

――素材は書かれていなかったんですか?(笑)

野村実代 「パジャマ シルク」で検索して買ったはずなんですけど、綿でした(笑)。たぶん検索結果で引っ掛かるように設定してあったからなのか、騙されました(笑)。

――注意不足なのかもしれないですね。ところで18歳のわりには声色がセクシーですよね。

野村実代 すごく嬉しいです!

野村実代

野村実代

――林さんは?

林美澪 最近ハマっている事は、アニメを観ることと音楽を聴くことです。

――過去の取材では、校内放送のBGMでSKE48の音楽をかけてくれないと。

林美澪 あの時は小学校6年生だったんですけど、給食の時間にいつも48グループの曲が流れないのがすごく寂しくて、流れて欲しいなという願望で言っていました。でも、流れずに終わりました…。なので、中学校では流れないかなって願っています!

――ダンスもなさっていて、大舞台で踊るのが夢だって。

林美澪 小さい頃にサポートダンサーとして、バンテリンドーム ナゴヤに立ったことがあったので、もう一回ナゴヤドームに行きたいなっていう気持ちがすごくあります。

林美澪

林美澪

――井上さんは?

井上瑠夏 アイロンをかけることにハマっています。1年くらい開けていないクローゼットがあって、恐る恐る開けてみたら、Tシャツが20枚くらいあって、全部白で統一されていたんですけど、めちゃくちゃシワくちゃだったんですよ。急いでアイロンかけたら、それがめっちゃ楽しくて。アイロンかけると服が綺麗になるので、自分の心も綺麗になっていくような気がして。お母さんの服とかもアイロンかけたり「何でもいいからかけさせて」って言うぐらいめっちゃハマっています。あと、アイロンだけじゃなくて、靴下の毛玉取りもしたり、綺麗になることにハマっています。

――1年放置ならまずは洗濯をと思ってしまいますが…(笑)

井上瑠夏 確かに…!(笑)

井上瑠夏

井上瑠夏

――青海さんは?

青海ひな乃 Netflixにまたハマっていて、韓流ドラマやアニメの『東京リベンジャーズ』を暇さえあれば観ています。気付いたら14話くらいを1日で観てしまって。

――確かに見続けてしまいますね。

青海ひな乃 そうなんですよ! ハマったらその日にバーッと観てしまうので、夜10時に観始めて朝4時まで見続けることもあります。気になって止まらないタイプなので、ちょっと気を付けたいなと思います。

青海ひな乃

青海ひな乃

新しい始まり、「あの頃の君を見つけた」

――さて、SKE48は新体制になり、そして迎える新曲「あの頃の君を見つけた」は原点回帰ともいえる王道のアイドルソングです。どうとらえましたか。

青海ひな乃 新しいSKE48の始まりとしての第一歩の曲だと思うので、初めて聴いた時はフレッシュで爽やかで「これから新しいSKE48が始まるよ!」という意志が伝わる曲調だと感じました。これからのSKE48が楽しみだなと思える曲を頂けたので、それをファンの方に聴いていただくことも楽しみです。

――今回、初選抜です。

青海ひな乃 選抜はアイドルに入ってからの憧れでした。その一人になれてすごく嬉しいです。ファンの方も泣いて喜んでくれたり、それを身に染みて感じる事が出来たので、これからたくさん恩返しして「ひな乃が選抜に選ばれて良かった」って心の底から思ってもらえるようなパフォーマンスや色んなメディアに出たいなって思います。

青海ひな乃

青海ひな乃

――井上さんは?

井上瑠夏 私は、この曲を聴いた時に「大好きなのが来た! 絶対に神曲になる」って思いました。ファンの方も絶対好きだろうなって、すぐにファンの方の顔が思い浮かびました。特にイントロがめちゃくちゃ好きで、静かな始まりは、ファンの方や私自身も、これからどんな曲が始まるんだろうとか、どんな歌詞が出てくるんだろうってワクワクゾクゾクして、次の新たなSKE48が楽しみだなって自分でも思うぐらい、めちゃくちゃ好きです。曲調も可愛らしくて爽やかで元気だと思ったので、しっかり表現出来たらいいなと思って挑みました。

――キーが高くて大変そうだなと思いましたが。

井上瑠夏 私は歌いやすかったです。夕方にレコーディングしたからなのかな?

野村実代 いやいや夕方って、音域の問題でしょう(笑)

井上瑠夏 喉の温まり具合が違ったのかな?(笑)今まで収録した曲の中で一番と言っていいくらい、めちゃくちゃ歌いやすかったので、すでに大好きな曲です。

井上瑠夏

井上瑠夏

――林さんは?

林美澪 聴いた時、アイドルという感じがして、私が知っているアイドルってこういう感じだなって。SKE48の曲は入る前はそれほど知らなかったんですけど、加入して聴くようになって、やっぱり明るい曲が似合うなって思ったので、この曲を選抜としてやらせていただけるのはすごく嬉しいです。この曲のダンスがすごく好きで、「思い出フィルターダンス」というのがあるんですけど、昔を見るような感じでフィルターを覗くダンスです。SKE48の歴史を振り返られるんじゃないかなと思って素敵な振付だなって思っています。

――目が綺麗ですね。

林美澪 本当ですか。言われたことないです。

全員 そうそうキラキラしてる!

林美澪 全然ですよ。そんなことないですよ。周りの先輩が綺麗な目をしていて、輝いて見えるんですよ、その中で私を言って下さってありがとうございます。

――先輩を立てる、しっかりしていますね! 初選抜で初センターはどうですか。

林美澪 不安に思うこともあります。「私が選抜でセンターになっていいのかな? ファンの方は納得してくれるかな?」って。でも発表されてからSKE48のメールやSNSなどで「美澪ちゃんおめでとう」と泣きながら言って下さる方や、「嬉しくて眠れなかった」と言って下さる方がいて、選抜に選んでいただけただけでも本当に幸せだなって思いました。

――林さんへの期待値は高いですが、ご自身としては期待されていることをどう思いますか。

林美澪 先輩方が「期待しているから頑張って」と言って下さって、素直に本当に嬉しいですし、こんな私でも期待されているんだなと思うと「もっと頑張らなきゃっ!」っ感じます。もちろん、プレッシャーを感じることもすごくあるんですけど、それでも前を向いて頑張ろうといつも思っていますし、支えてくれる皆さんのおかげで最近はプレッシャーも少しなくなってきています。

林美澪

林美澪

――野村さんも初選抜です。

野村実代 私が初選抜された曲だからという特別な思いだけじゃなく、普通に最初聴いた時「めっちゃ神曲だ」って思いました。愛着が湧いて、移動する時にもずっと聴いていてすごくお気に入りです。この曲はSKE48を輝かせてくれるなって思っていて、今の明るい仲良しな温かい雰囲気というのを曲で表せていると思いました。振付もそうだけど、SKE48の良さが伝わる曲だなと思います。

――選抜入りしたときに「継続は力なり」とも話していました。相当嬉しかったですか。

野村実代 嬉しかったです! アイドル始めて5年目に突入しているので、今まで諦めずに続けてきて良かったって思いますし、ファンの方も諦めずに付いてきてくれて、ずっと私の夢を自分の夢かのように応援してくれたから、ありがとうと伝えたいです。

野村実代

野村実代

――須田さんは?

須田亜香里 SKE48を先頭で引っ張ってくれた松井珠理奈ちゃんが卒業してから最初のシングルなので、スタッフとメンバーの共通認識として「新生SKE48を見せていこうね」というのがありました。でも急に新しくなると言っても、どう新しさを見せていけばいいんだろうと思うところもあって。今回センターは美澪で12歳という見た目の新しさだけじゃなく、他にどうやって見せればいいんだろうとちょっと不安を感じていました。そんな時に、やっぱり曲って一番大事だなって思えて。曲って私達の名刺みたいなものとして、分かりやすく印象や思いを受け取ってもらえるものなのでどんな曲になるだろうと思っていたところに、王道のアイドルソングを頂けて、今私達がするべき事はこれなんだという方向性を示していただけた気がしました。SKE48を色んな方に知ってもらうきっかけになった「パレオはエメラルド」という曲がありますが、その雰囲気に近いものがあって「新生になるということは今までを捨てろという事じゃなくて、今までの歴史も大事にしながら一緒に頑張る」、そう背中を押してもらえたような気がしました。

――そのなかでカップリングでは初期の「青空片想い」を今のメンバーで再レコーディングします。これを聞いただけでも期待が高まりますが、どう思いますか。

須田亜香里 今回のシングルで一番楽しみにしている部分です。私は当時からSKE48にいて、「青空片想い」はSKE48から7人だけシングル選抜された曲でした。その当時のAKB48グループでは7人選抜は前代未聞。その7人の中に同期が2人も入っていたのに私は入れなくてすごく悔しい思いもしましたし、「青空片想い」を歌う7人が憧れでした。なので、それを今のSKE48で歌うというのは嬉しいです。私は12年近くSKE48の中で生きてきましたが、今のメンバーは頑張っているし、愛おしいなって純粋に思います。魅力がどう伝わるだろうと本気で思っているからこそ、当時から好きでいてくれた人にも今回カバーした「青空片想い」を聴きたい、観たいと思ってもらいたいですし、実際に観て「やっぱり曲も良いけど、メンバーもめっちゃ可愛いじゃん」って思ってもらえると思います。そんな手応えを感じているので、すごくワクワクしています。ファンの方の反応が早く見たいです。

――「過去を捨てるのではなく大切にして」と話されたことが、まさに「青空片想い」にも表れているわけですね。

須田亜香里 そうです! 今回のシングルをきっかけに、たくさんの方が改めてSKE48に振り向いて下さるんじゃないかと思っています。珠理奈ちゃんがいなくなったことで、これからどうなっていくんだろうと横目で気にしながら見てくれている方がたくさんいらっしゃると思うんですけど、横目でチラっと見ようとしていたのが、体ごとこっちを向いて見てくれるシングルになると思っているので、ワクワクしているし、勝負だなって思います。

須田亜香里

須田亜香里

――AKB48グループ自体が転換期を迎えていて、そのなかで今回の選抜を見ても逸材が揃っていて。

須田亜香里 それはパフォーマンスを観てですか?

――パフォーマンスもそうですし、普通に話している姿や存在そのものからも感じました。

須田亜香里 みんな自信を持って、自分の言葉として発言できる子が本当に多いなって今の選抜メンバーを見て感じます。数年前だと、ファンの子達が喜んでくれるだろうと思う言葉を一生懸命に探して話していた子が多かったと思います。それはサービス精神というか、ファンの方を想うがゆえに本音を隠していたところもあったと思うんです。私も含めてそういう時代を通ってきたのでより思うんですけど、今の子達は自分の言葉をしっかり持っていて、自分の意思で向かっていきたい場所へ連れて行きたいと思っている、受け身じゃなくて能動的なんです。なのですごく安心してステージに立っていられます。「私が引っ張らなくちゃ」という感じもなくて。ファンの方からは「これからは引っ張って行ってね」と言われたりするんですけど、そうしなくてもみんな安定しているし、イケてる気がするんですよね。

――もともと持っているポテンシャルというものがあって、そのなかで気負いせずに堂々といられるのがすごいと思うんですよ。そこにも期待があります。

野村実代 すごく嬉しい!

最高の思い出、沖縄撮影

――MVの撮影は沖縄でされたそうですね。撮影でのエピソードと、歌詞をどう捉えたか、教えてください。

青海ひな乃 沖縄に行ったことがなかったので、ずっと行きたかったんです。ファンの方にも「沖縄に行きたいんだよね」とお話をちょうどしていた時に、MV撮影が沖縄ということを知って。しかも夏と海が好きで、夏の曲をやらせていただけて、海の近くで踊れてとか、本当に私の好きが詰まったMV撮影になりました! さらに初選抜で、思い出が詰まりに詰まった作品となったので、一生忘れないんだろうなって。沖縄に来る度に思い出すだろうし、夏になる度に、海を見る度に、自分の好きが詰まったものの身に触れた時に、この曲を思いだすんだろうなって今回の撮影を通じて思いました。

――宝箱みたいな。

青海ひな乃 そうです。私の好きが、初選抜という特別なもののなかに詰まったので、全てが良い思いで出になっています。だから、リリースされるのがすごい楽しみですし、これからもずっと大切にしていきたいと思います。

――撮影自体は楽しかったですか。

青海ひな乃 楽しかったです。撮影3日間とも不安定な天気で…(笑)。それもいい思い出で、みんなで雨宿りしたテント下の会話だったり、雨が止んだ時のみんなのテンション感だったりとか。「少しくらい降っててもやっちゃえ!」みたいななかでのパフォーマンスとか。楽しかったなって。いまでも思い出し笑いしちゃうくらいいい思い出だったなって思います。

――SKE48の勢いを象徴しているような?

青海ひな乃 これこそSKE48だな、みたいな。どんなアクシデントがあっても笑って乗り越えられるすごいメンバーだなって改めて感じました。

――井上さんは?

井上瑠夏 今回はダンスシーンがめちゃくちゃ思い出に残っていて、砂浜の上で踊ったんですけど、平らな砂浜じゃなくて、ちょっと下り坂になっている砂浜で踊ったんです。後ろになるにつれて、傾斜があって、一列や二列、ピラミッド型になる振りとかもあったんですけど、結構天候も危うい中、みんなでワイワイやりながらやって。右から左に行く振りとかもあって、ウワーとか声に出しながらやった瞬間がめちゃくちゃ楽しくて、きっとMVを観て下さった方にその楽しさは絶対に伝わっていると思うので、SKE48の仲の良さ、団結の強さがMVのダンスシーンに詰まっていたらいいなって思います。

――印象的な歌詞はありますか。

井上瑠夏 歌詞は恋愛系なんですけど、自分がアイドルとして考えた時に、2番に<これからなんでも出来る未来はいつだって 輝いて見えるよ>っていう歌詞があるんですけど、自分で歌っていて、その歌詞に背中を押されたというか「これからの未来頑張るぞ」ってさらに前向きになれたのと、2番の2サビ前の<卒業までの時間はないんだって 気づくのさ>という歌詞の卒業というのを見たときに、アイドルは必ず卒業がやってくるじゃないですか。だからこそ、今アイドルとしてSKE48でいられる時間を大事にしようと思うし、ファンの方にもっと好きという気持ちを伝えたいなってこの歌詞を見て思いました。

――卒業は身近にありますが、それまでは強く自分の事のようには捉えていなかった?

井上瑠夏 私は、アイドルが大好きで、篠田麻里子さんの卒業コンサートが福岡であったときに観に行ったんです。やっぱり卒業するってアイドルファンとしてはめちゃくちゃ悲しいなっていう想いがあって、自分も5年目になって5年後もSKE48にいるという未来が、正直言うとあまり想像つかなくて。でも20歳でめちゃくちゃアイドルを楽しんでいる自分もいて。だからこそ歌詞を見て、卒業は絶対にあるからこの時をさらに大事にしようと改めて思いました。

SKE48

――林さんは?

林美澪 ひな乃さんは「好き」が詰まったと言っていたんですけど、私は「初」が詰まったなと思っています。初選抜、初センター、初沖縄、初海に入る、初沖縄料理を食べる、初砂浜で踊る、初貝殻を見つける、初なまこを見つける、初なまこを触るなどといった、初が多くて。初が詰まった初シングルということで、私にはそういうイメージがあって、色んな事が初めてで、すごく楽しくて。踊っている時もウキウキした表情で踊っていて、それはきっと、初めてな事がたくさんあって、すごく楽しいからだと思うので、そこに注目していただけるとすごく嬉しいなと思います。

――初々しさも出ているかもしれないですね。

林美澪 笑顔とか表情は、まだ初々しさが残っているからだと思いますけど、初めてのことで楽しかったので、その楽しさをみなさんに味わっていただきたいなと思います。

――年数を重ねるとだいたい経験しているので、初めてがなかなかできないんですよね。

須田亜香里 本当にそうです! 美澪は隣のポディションなんですけど、彼女の初めてをたくさん隣で目の当たりに出来るのがすごく楽しくて。親ってこういう気持ちなのかなって、すごい保護者目線で彼女を見て、ただただ楽しんで、彼女の成長もだけど、SKE48全体のちょうど変化の時を中で見守れている自分って幸せだなって思います。みんなと違う目線でSKE48を楽しんでいると思います。

青海ひな乃 美澪ちゃんからしたら、メンバーみんながお姉ちゃんって感じですよね。

林美澪 そうなんですよ。選抜の中で、年齢が下から二番目の子でも高校生だから、5歳差なので、私にはお姉さんに感じます。でも、頼れる可愛いお姉さんしかいないので、私は幸せです。

――野村さんは?

野村実代 SKE48に入ったのが中学生で、中、高と修学旅行に行けなかったので、個人的にみんなと修学旅行に行っている気分で楽しんでいたんですよ。一緒に飛行機乗って、一緒に海行って、ご飯食べてみたいな。私は海とかではしゃぐのはあまり得意じゃないんですよ。だから、みんながはしゃいでいる姿を見て、楽しんでいました。

井上瑠夏 めちゃめちゃ楽しみにしていて、この3人で、「みつご」っていうLINEグループがあるんですけど「選抜おめでとう」っていう会話をした後に、「沖縄じゃん!マジ楽しみ」の後に、実代ちゃんはめちゃくちゃ絵文字がついていて。普段絵文字とか使わない実代ちゃんから、絵文字やスタンプが来た時はめっちゃテンションが高い時なので、楽しみにしているなって思って可愛かったです。

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(おわり)

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