安倍なつみ新境地クラシカル盤が部門１位、総合では７年ぶり30位内

　元モーニング娘。安倍なつみ（33）が新境地として挑んだ、クラシカル・クロスオーバーアルバム『光へ－classical ＆ crossover－』（10月22日発売）が発売初週で2000枚を売り上げ、11月３日付オリコン週間アルバムランキングのクラシック部門で初登場首位を獲得した。総合部門では初登場26位だった。

　◆写真＝サントリーホールで歌うなっち

　安倍とって総合アルバムランキングのトップ30入りは、2007年３年26日付で21位となったミニアルバム『25～ヴァンサンク～』（2007年３月発売）以来７年７カ月ぶり。クラシック部門では、オーストラリア出身女性歌手のサラ・オレイン『SARAH』（総合72位、９月24日発売）を抑え、初登場で首位を獲得した。

　今作は、昨年11月に行われた故・本田美奈子.さんのメモリアルコンサートでミュージカル曲を歌唱する様子がレコード会社のクラシック部門のプロデューサーの目に留まったことがきっかけで誕生。

　アルバムリード曲でオリジナル曲の「光へ」、ミュージカル『レ・ミゼラブル』の劇中曲「夢やぶれて」などのミュージカル曲や海外のスタンダードナンバー、J-POPのカバーなど全12曲が収録されている。

　今回の結果を受けて安倍は以下の通り語っている。

　――私にとって新たな挑戦となったアルバム「光へ-Classical & Crossover-」に、クラシックランキング１位という素晴らしい結果をいただきました！有り難うございます！

　ミュージカルや舞台の経験、そして様々な新しい出会いなど、全てを投影して全身全霊で挑みました。新しいスタッフの皆さんや音楽家の皆さんも、この未知なる挑戦に総力を結集して臨んでくださり、それがこのような形で皆さんに届いていることが嬉しくてなりません。

　これまで支えてくださったファンの皆さん一人一人にも、心より感謝申し上げます。この成果を励みとし、ひとりでも多くの方にこのアルバムを届けたいです。

　今後ともお力添え、応援の程よろしくお願い致します！――