海外姉妹グループとオンラインで繋ぎ「365日の紙飛行機」を披露するAKB48

 AKB48と海外姉妹グループが一同に会するイベント『AKB48 Group Asia Festival 2021 ONLINE』が27日、東京・TOKYO DOME CITY HALLを拠点にオンライン上で開催された。

 2019年1月にバンコクで初開催され、同年8月24日に第2回目のアジアフェス『AKB48 Group Asia Festival in SHANGAHAI』が行われ、3回目の今年はコロナ禍もあり東京を拠点に、各地をオンラインで繋いだ。

 参加した海外姉妹グループは、JKT48、BNK48、MNL48、AKB48 TeamSH、SGO48、AKB48 TeamTP、CGM48の全7グループ。それぞれの劇場や特設会場からパフォーマンスを届けた。

 AKB48からは、大盛真歩、岡田奈々、岡部麟、小栗有以、加藤玲奈、行天優莉奈、久保怜音、倉野尾成美、下尾みう、谷口めぐ、千葉恵里、西川怜、本田仁美、武藤十夢、村山彩希、山内瑞葵が参加した。

 幕開けを飾ったのは、出演者全員参加による「会いたかった」。2曲目以降は、AKB48のパフォーマンスを挟みながら海外姉妹グループが順に歌を届けた。

 トップバッターはAKB48 TeamTP。「夢之路(夢へのルート)」など3曲をキュートに披露。続くAKB48からは千葉、大盛、小栗、行天が「アイドルなんて呼ばないで」を軽快なステップで歌い踊った。

 MNL48は「Hash Rabbit」など5曲を披露。ボイスパーカッションなどを駆使した本格派で魅せた。続いてはAKB48から西川、武藤十夢、山内、下尾が「向日葵」を爽やかに披露した。JKT48は「Rapsodi」など4曲を妖艶に披露。AKB48からは久保、谷口、倉野尾、本田が「記憶のジレンマ」を可憐にパフォーマンスした。

 CGM48が「Jasmine」など4曲を披露すると、AKB48から加藤と岡田、村山、岡部が「涙の表面張力」をキレのあるダンスと共にクールに披露。AKB48 TeamSHは「千秋令」など4曲、更にSGO48は「RIVER」など4曲を披露した。

 その後、各国の祭り事情を紹介し合ってから、TikTokオンライン文化祭表彰式を開催した。

 この表彰式は、各メンバーが文化祭感覚でTikTok上で得意な出し物を披露。その投稿に対する「いいね」などの反応を1得点とし、最も多く点数を稼いだグループを決める。優勝したグループの活動拠点が『AKB48 Group Asia Festival』の次回開催地に選ばれる。そして今回はBNK48が優勝し、次回開催地がタイに決まった。そのBNK48が「D aaa」など5曲を披露した。海外姉妹グループのパフォーマンスでは、衣装やサウンドにそれぞれの特色がが出ていた。

 ここからはAKB48のステージ。法被を着たメンバーがステージに揃うと「恋のお縄」。お祭り気分で会場を盛り上げ、「フライングゲット」「ポニーテールとシュシュ」と代表曲を連発。メンバー紹介ではそれぞれがこの日の想いを語る中、武藤十夢は「海外からパワーをもらったので、今度は私たちがパワーを届けたい」と意気込んだ。

 そして、「恋のお縄」で「親方!」と言いたいために「弁当を2個食いしました」と気合十分の村山彩希が「各姉妹グループの曲を披露します!」と宣言。まずはSKE48の「チャイムはLOVE SONG」、更にNMB48の「HA!」、HKT48の「メロンジュース」、NGT48の「世界はどこまで青空なのか?」、STU48の「ペダルと車輪と来た道と」を届けた。

 「LALALAメッセージ」の間奏では、本田仁美が思いを語った。

 「私自身も海外での活動を通して、沢山の方々に出会って応援して頂いて大きく成長することが出来ました。会えないことが多いけど、感謝しています。アジア姉妹グループとパフォーマンスできてとても楽しかったです。これからも同じ空の下で大きな夢に向かって一生懸命頑張っていきます」

 曲終わり、岡田奈々は「歌を通じて心を通わせることが出来て嬉しい。これからも私たちの歌で世界中の人々を笑顔にしたいです」と誓い、「AKB48は去年でデビュー15周年を迎えました。16周年も新しいステージに向かってみんなと突き進んでいきたい。これからも応援をお願いします。来年の開催地がバンコクに決まり、楽しみにして下さい。会えることを楽しみにしています」と呼びかけた。

 最後は、海外姉妹グループをオンラインで繋ぎ「365日の紙飛行機」を披露して締めくくった。

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