平手友梨奈、揺れ動く少女の葛藤と魂の叫び　切ないかつての笑顔

　岡田准一が主演する映画『ザ・ファブル　殺さない殺し屋』（６月18日公開）で、平手友梨奈が演じた心を閉ざした車椅子の少女・ヒナコの場面写真と映像が新たに公開された。

　【動画】平手友梨奈が演じる心を閉ざした車椅子の少女・ヒナコの映像

　本作で因縁の相手として敵対するファブル（岡田准一）と宇津帆（堤真一）が関わった、４年前のある事件に巻き込まれ、車椅子での生活を余儀なくされ、同時期に両親をも殺害されるという壮絶な過去をもつ、心を閉ざした少女・ヒナコ（平手友梨奈）。

　「復讐」だけを生きがいに、公園でリハビリをしていた時に偶然出会った佐藤アキラ（殺し屋休業中のファブルの偽名）に、「歩けるようになる…」と声をかけられる。この「再会」を機に少しずつヒナコの中に変化があらわれる。

　今回解禁する３点の新場面写真と最新映像では、ごく一般的な家庭で育ち、教室で楽しそうに笑顔を浮かべるかつてのヒナコ、そこから一転、反抗期で家出をし、ぼんやりと夜の街をうろつく様子、そして事件後、大きなトラウマを抱え心を閉ざしたヒナコの姿が映し出される。

　笑顔の似合う本来の可愛らしいヒナコの姿をみると、余計に胸が締め付けられるような笑顔を失った今のヒナコの姿だが、伝説の殺し屋であるファブルがそんなヒナコを救う「希望」として、因縁の男であり最狂の敵・宇津帆と彼女を巡って激化する大騒動に立ち向かう。クライマックスに向かって揺れ動くヒナコの葛藤と魂の叫びも見どころの一つと言えそうだ。