本田剛文と小林豊

 由紀さおり、小林豊、本田剛文、柳ゆり菜が2日、都内で行われた映画『ブルーヘブンを君に』(6月11日公開)公開直前イベントに出席した。この日は原作、脚本、監督を務めた秦建日子氏も登壇した。

 本作は、不可能と言われた「青いバラ」を品種改良で生み出した、実在するバラ育種家をモデルに、歳を重ねても夢を諦めない女性の姿を描く。主人公・冬子は由紀さおりが演じた。

 冬子の孫・蒼太を演じた小林豊、同じく孫の正樹を演じた本田剛文。兄弟役となったが、小林は「似た者同士だった」、本田は「自由奔放の兄貴(小林)と堅い弟(本田)で、生きてきたものにフィットしたので演じやすかった」と振り返った。

 一方、現場では由紀の優しい雰囲気に包まれたという。「一瞬で孫になれた」とする本田は「包容力、人柄に包み込まれました」。小林も「役柄を作るよりかはそのまま一緒に時間を過ごした感じです」。正樹の同僚で自動車修理工の夏芽を演じた柳ゆり菜も「ゆったりとした時間が流れていた」とうなずいた。

 夢を諦めない主人公の姿が描かれていることから、話題はそれぞれの夢。小林はボイメンとして「紅白歌合戦に出場したい」。これに由紀は「頑張って!やると決めたらできると思うよ」と背中を押した。

 一方の本田は「名古屋にでっかい自社ビルを建てたい」。1階は地元の食材を販売し、2、3階にはライブ会場、25階まではテナントで収益。上層階は事務所。屋上にはヘリポートと具体的な構想を明かし「名古屋から芸能で夢を叶えるとなると東京か大阪に出ないといけない。でも名古屋からもということを形として見せたい」と力強く語った。

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