シンガーソングライターのNakamuraEmiが1日、3カ月連続デジタルシングル第1弾「私の仕事」のミュージックビデオのメイキング映像を公開した。

 このミュージックビデオは合成ではなく、実際に影絵と光とNakamuraEmiが重なり合う映像を撮影した映像になっているとされていたが、その特殊な技法を使った撮影の裏側を見ることができるものとなっている。

ディレクター高木聡コメント

最初の着想は、NakamuraEmiさんにとっての、そしてこの音楽を聴く人たちにとっての「仕事」とはいったいなんなのだろうかということでした。

眩く輝き心をワクワクさせる想いも、拠り所を失ってぽっかり穴があいてしまったような想いも・・・

日常の中には様々な想いというものが同時に存在しています。

同時にある様々な想いの中で、それでも確固たる形を持って存在しているもの。

それが、「仕事」ということなのではないかと考えました。

幾重にも折り重なる想いの先に、確固たる何かが透けて見える。

そこに「ある」ということをより伝えるために、合成ではなく、その場で本当に形作るものを撮影したいと考えました。

影絵に込められたメッセージ。部屋の中に散りばめられたものや光たち。そこにある「想い」。

反射によって、集約された光たちの先に、NakamuraEmiさんがいて、確かな言葉と音楽を紡いでいく。

光は、重なり合いすぎると、一番明るいものだけが形を成し、その奥にあるものを見えなくします。

ただ、そのものがなくなったわけではなく、確固たる想いは、しぶとく存在してまた姿を現します。

確固たるNakamuraEmiさんの姿を見ていたら、「仕事」について考えることは、人生について考えることと同じなんだと気づきました。

セルフライナーノーツ

自分を見つめ直したり

仕事や生活を考え直したり

改めて何が好きなのかに気づいたり

2020年、そんな毎日を送った方も多いと思います。

壁も風も蜘蛛の巣も、どう見てどう受け止めていくか。

心の柔らかさが必要な時代に 側に寄り添える曲になれたら嬉しいです。

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