浮所飛貴&白石聖「胸が鳴るのは君のせい」撮影現場レポート
恋する表情を切り取った特典も
浮所飛貴(美 少年/ジャニーズJr.)が主演、白石聖がヒロインを務める映画『胸が鳴るのは君のせい』(6月4日公開)の場面写真と2020年10月に行われた撮影での現場オフィシャルレポートが到着した。
映画初出演にして初主演を任された浮所飛貴演じる有馬隼人は、普段はクールで飄々としているけれど、等身大の高校生らしく男友達同士の他愛もない会話で笑顔を見せることもあれば、ふとした瞬間につかさに対して優しい表情を見せるなど、相手との距離感やシチュエーションによって見せる表情が微妙に変化するキャラクター。
クールさと明るさのさじ加減が鍵となる難しい役どころのため、カットがかかるたびに浮所は監督に声のトーンや表情、顔の向きや体勢、歩き方まで細かく相談をし、監督と二人三脚で“有馬隼人”という役を作っていた。
また、役との向き合い方については「自分がどう映っているか第三者の方に見ていただくことも大切だけど、自分自身の演技を見ることで成長できることもあると思う。自分の演技を見て、違うなと思った部分があれば監督にお願いしてもう一回撮らせていただいたり、やるならとことん徹底的に詰めたいと思って取り組みました」と語るなど、本作に対する浮所の並々ならぬ熱量の大きさも伺えた。
そして、白石聖が演じる篠原つかさは、有馬に告白しあえなく玉砕してしまうも、決して諦めずに有馬を一途に思い続けている、真っ直ぐでピュアな魅力にあふれたヒロインだ。
白石自身は、「少女マンガの王道のヒロインというよりも、かっこいいヒロイン。フラれても有馬を一途に思い続ける姿は、『ロミオとジュリエット』の逆バージョンに見えました」と自身の役を分析しながら、不意打ちの優しさにときめくきゅんとした表情や、片思いの切なさを思わせる儚げな視線など、恋するつかさの心の変化を絶妙に演じ分けていた。
重要なシーンでは気持ちを切り替え、少し離れたところでじっと集中力を高めている白石の姿は、演じるつかさの芯の強さと通じるようで、まさに白石とつかさがリンクしているように見えた。
浮所と白石、それぞれが役へ込めた熱い思いから、原作のキャラクターの魅力はそのままに、映画ならではの要素も沢山詰め込まれた、有馬隼人と篠原つかさという愛されるキャラクターが生み出された瞬間であった。
さらに、4月24日から全国合計2万枚限定!特典付きムビチケ前売券が発売となる。
ムビチケ前売券の特典として、有馬とつかさの恋する表情を収めた「ドキドキを挟み込む!胸が鳴り止まない♪オリジナルクリアファイル」が配布される。クールで優しい有馬と明るくしっかり者のつかさ、二人の眩しい笑顔が一枚のクリアファイルに収められた特別デザインとなっている。