絆をしたためた岩田剛典とその横でピースする新田真剣佑(撮影・冨田味我)

 岩田剛典、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン、佐藤祐市監督が19日、都内で映画『名も無き世界のエンドロール』(1月29日公開)“絆結び”大ヒット祈願イベントに臨んだ。

 行成薫の同名小説が原作。強い絆で結ばれた幼馴染みのキダ(演・岩田剛典)とマコト(演・新田真剣佑)が、10年もの歳月をかけて表と裏それぞれの社会でのしあがり、住む世界の違うある女性に近づき、プロポーズをしようとするも、それは日本中を巻き込む“ある壮大な計画”だった―。監督は『ストロベリーナイト』などを手掛けてきた佐藤祐市が務めた。

 勝負の神様といわれている神田明神で祈祷した面々。場所を移してのトークセッションでは、岩田がその場で書をしたためた。書いたのは「絆」。達筆な字に新田は「ものすごい上手で、習われていると思いました。素晴らしかった」と称えると、習字は習ったことがないという岩田は「嬉しい。照れ臭いな」とし「キャストとスタッフと皆で話し合って決めた。この作品の大きなテーマである、人と人の繋がり、絆が、この作品を一言で表すならと選んだ」

境内を歩く岩田剛典と新田真剣佑(撮影・冨田味我)

 本作が絆がテーマともあって、それぞれ絆や縁を感じたエピソードに。

 「全ての役が縁」という新田は、本作のマコトという役柄に出会えたのも縁で「嬉しかった」とし、更に、「数年前にアカデミー賞で新人賞を同じ年に岩田さんと獲ったこともご縁」と明かした。

 また、岩田の印象を「テレビで見ていた王子様そのままでした。お話しするにつれてお兄ちゃんのような存在になって。映画のなかでは幼馴染という設定。ものすごく2人楽しそうでした。2人のシーンと3人のシーンがあるけど、歳が離れているけど幼馴染のようで、見ていて笑顔になれると思う」。

 新田と岩田は初共演。撮影初日から意気投合してスムーズに進んだという岩田は「真剣は人懐っこい弟。それもご縁。ヨッチ演じた山田杏奈ちゃんも画では幼馴染に映っていたけど、妹のようだった」と語った。

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