ガールズ・パフォーマンスグループのGirls2(ガールズガールズ)が13日に、3rdEP『ジャパニーズSTAR』をリリース。NHK Eテレで放送中のアニメ『ねこねこ日本史』のオープニング&エンディング主題歌、同アニメ第5期前期の主題歌として起用されていた「ぐるぐる」を再収録。日本の魅力や歴史が詰まったEPに仕上がった。インタビューでは2020年を振り返ってもらい、「ジャパニーズSTAR」、「ねこねこ日本史おぼえ歌〜全時代丸分かり♪〜」の注目ポイント、日本の魅力的なところについて小田柚葉、隅谷百花、増田來亜、山口綺羅の4人に話を聞いた。【取材=村上順一】
2020年を漢字一文字で表すとしたら?
――2020年を振り返るとそれぞれどんな1年でしたか。
小田柚葉 2020年はリリースイベントができなくなってしまったり、最初は寂しい気持ちでいっぱいだったんですけど、昨年リリースした「#キズナプラス」で原宿 竹下通りをジャックしたり、WEGOさんとのコラボだったり、TGC teenへ出演させていただいたり、悲しいことばかりではなく、嬉しいこともあったので濃い1年になったんじゃないかなと思います。
――2020年を漢字一文字で表すとしたらどんな漢字がいいですか。
小田柚葉「届」です。離れていてもリモートで笑顔を届けられたり、オンラインのライブで楽しんでもらえたり、いろいろ届けることができた1年だったんじゃないかなと思いました。
――隅谷さんの2020年はいかがでしたか。
隅谷百花 ステイホーム期間中はお家でゆっくりできたり、お部屋をお掃除したりウォーキングしたり、今までやれていなかったことに挑戦ができた1年だなと思っています。漢字は「掃」か「歩」で迷ったんですけど、毎日ウォーキングに出かけていたので「歩」にします。 1日で14キロぐらい歩いた時もあって隣の市まで行ってしまいました(笑)。
――めちゃくちゃ歩いてますね(笑)。続いては山口さんの1年間は?
山口綺羅 私はmirage2として映画も経験させていただいたんですけど、これまでできなかったことを2020年は経験できたなと思っています。さっき柚葉が言ったようにコラボもいろいろやらせて頂いて、会えないことは寂しかったんですけど、今だからこそ届けることが出来たものもあるんじゃないかなと思いました。漢字は「新」です。予定していた色々なことができなくなってしまったというのは世界的に見ても初めてだったと思います。新しい環境の中でみんながすごい努力してきたので、2021年はそれを発信していきたいなと思っています。
――増田さんはどのような1年間でしたか。
増田來亜 2020年はファンの方との触れ合いがなかったのは残念な一年だったなと思っています。でも、原宿 竹下通りをジャックしたりWEGOさんとのコラボは逆にこういう状況じゃなかったらやっていなかったのかなとも思っていて、 新しいことに挑戦できたと思っています。あまりイベントが出来なかったぶん、ダンスレッスンやスキルを磨く時間になったので、成長できた年だったと思います。
――様々なトピックがあるなかで漢字一文字を選ぶとしたら?
増田來亜 「考」です。 それは今まで以上に考えた1年だったなと思っていて、対面のイベントが出来なくなったことに対して、今まで当たり前に行っていたことがありがたいことだったんだなと、気付きもあったんです。その中でどうしたらファンの皆さんと交流が出来るのかなと考えたので、この漢字を選びました。
――昨年の11月に行ったオンラインライブ『Girls2 Online Live 2020』はどのような手応えがありますか。
小田柚葉 今まではお客さんが目の前にいる状況でライブをやっていて、お客さんがいないという状況が初めてだったので、それがすごく不思議な感じでお客さんの表情を想像しながらパフォーマンスするのがすごく難しくて。 お客さんがいると自然と笑顔になれるんですけど、 その感覚が少し変わってしまうんだなというのを実感しました。
――自己採点したら何点ぐらい上げたいですか。
小田柚葉 私は80点です。ライブは楽しく出来たんですけど、残りの20点はスキルの問題かなと思っていて、声が裏返ってしまったりしてしまったので、そうならないようにトレーニングしなきゃいけないなと思いました。
――隅谷さんはライブはいかがでしたか。
隅谷百花 普段はお客さんの前でパフォーマンスをさせていただいていたので、見え方などを意識し過ぎてしまったんです。でも、オンラインで目の前にお客さんがいなかったことで、素の自分が出せたんじゃないかなと思っています。良い意味でナチュラルなパフォーマンスができたと思いました。
――ナチュラルに見せたい、という意識は元々あったんですか。
隅谷百花 意識は特にしていなかったんです。久しぶりのライブということもあったんですけど、メンバーと一緒にパフォーマンスしているのがすごく楽しくなって、それがステージにも出たんだと思います。楽しくてパフォーマンス中に自然と笑ってしまったりしていたんです。点数をつけるとしたら私は85点で、残りの15点は柚葉と同じでスキルです。楽しくて疲れるといったことはなかったんですけど、もう少し筋力をつけて画面越しでも迫力があるように見せる、大きく見せることができたらなと思いました。
――山口さんは?
山口綺羅 久しぶりのライブですごく楽しみにしていて、緊張というのはあまりなかったんです。今回カメラを使った演出もあって、普段のライブでは見れないようなメンバーの顔とかも皆さんがよく見ることができたんじゃないかなと思っていて、凄く印象的でした。ずっと9人で構成や立ち位置とかこだわってやってきたので、今回のオンラインライブで、それが発揮できたと思います。
――では点数をつけるとしたら?
山口綺羅 点数は100点です。 自分がミスしてしまったところも含めてそれが頑張った証拠だと思うので(笑)。もちろんまだまだスキルだったり課題はたくさんあるんですけど、それはまた次のライブまでに自分の中でしっかり課題を作ってやっていけたらなと思っています。
――増田さんはいかがですか。
増田來亜 すごく楽しかったです。 普通のライブではできない演出を多く取り入れたので、そこをファンの皆さんに楽しんでいただけていたら嬉しいです。久しぶりのライブだったので9人全員すごく気合が入っていて、それもあってすごく良いライブになったんじゃないかなと思っています。
――では点数をつけるとしたら?
増田來亜 私は89点です。 その理由としては90点まではあげられないんですけど、そこまで低くはないかなと感じているので、あえて1点減らして。 私の中では伸びしろがあるという感じで89点にしました。
4人の歴史上の好きな人物に迫る
――「ジャパニーズSTAR」の聴いてほしいポイントとかありますか。
増田來亜 この曲は私と綺羅と(鶴屋)美咲の3人で歌唱させていただいているんですけど、すごく日本の魅力が詰まった楽曲になっています。すごくアップテンポですし、特にサビが印象に残るような楽曲になったんじゃないかなと思っています。
山口綺羅 ダンスは猫をイメージした振り付けになっています。サビでしっかりと踊って、AメロBメロは猫をイメージしたところがたくさん入っているので、そこに注目してもらえたら嬉しいです。
―― お2人は今どんなところに日本の魅力を感じていますか。
増田來亜 日本の自然もすごくいいんですけど歴史かなと思います。 日本の歴史を振り返った時に日本の古風な感じとかすごくいいなと思います。 あと私はアニメが好きで、日本のアニメはすごく魅力的に感じています。世界的に見てもすごく素晴らしいな思います。
――いま増田さんがハマっているアニメは何ですか。
増田來亜 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』という京都アニメーションさんが制作しているアニメです。素晴らしく絵がきれいで全人類に見ていただきたい、と思えるようなアニメなんです。 劇場版もあるんですけどそれもすごく良かったです。
――山口さんが感じる日本の魅力とは?
山口綺羅 和です。 畳とか障子とか(笑)。 おばあちゃんの家に行くとあるので、すごく魅力的だなって。そういったものがすごく日本らしいものだなと感じています。
――渋いですね。カップリングの「ねこねこ日本史おぼえ歌〜全時代丸分かり♪〜」はどんな曲ですか。
隅谷百花 この楽曲はお勉強ラッパーYouTuberとしても活動されているCo.慶応さんが作詞作曲を手がけてくださっていて、すごくリズミカルで歌詞も覚えやすくて、歴史を楽しくお勉強できる楽曲になっています。
小田柚葉 ここまでラップ調というのも初めてだったので、そこにも注目していただけたら嬉しいです。 歴史、時代が並んでいるというのもすごく特徴的な曲だなと思っていて、すごい情報量なんですけど、一生懸命やればきっと覚えられると思うので、皆さんにも是非聴いていただいてチャレンジしていただけたらなと思っています。
――歴史上でお好きな人物はいますか。
隅谷百花 好きというか徳川家康に興味があって、良いとこ取りのイメージが私にあるんです。
小田柚葉 私はあまり歴史が得意ではないので人物は分からないんですけど、時代で好きなのは江戸時代です。その時代が私の中で和のイメージがすごく強いんです。 当時のお侍さんの髪型とかも生で見たかったなと思います。
――歴史の授業は苦手で?
小田柚葉 中学時代は結構厳しかったです。なのでこの「ねこねこ日本史おぼえ歌」みたいな歴史を覚えられる曲があったら良かったなってすごく思います。
――増田さんはいかがですか。
増田來亜 私は紫式部が好きです。
隅谷百花 それって歴史上の人物なの?
山口綺羅 百ちゃんは戦国武将だけが歴史上の人物だと思ってるんですよ(笑)。
一同 (笑)。
――山口さんはお好きな歴史上の人物はいらっしゃいますか。
山口綺羅 私は坂本龍馬さんが浮かびました。顔が昔の人っぽくない気がして(笑)。顔にこだわっているわけではないんですけど、不思議な魅力を感じます。
隅谷百花 なんかサッカー選手みたいでカッコいいよね。
――(笑)。最後に2021年のそれぞれの抱負を聞かせてください。
小田柚葉 2020年経験したことを2021年につなげられるように、また皆さんの前でパフォーマンスできることを願って、いま私たちができることを頑張りたいと思います。
隅谷百花 また皆さんの前でパフォーマンスできるようになった時に、私たちがすごくパワーアップして、皆さんに「Girls2のファンになって良かった!」と思ってもらえるような、ステージをお届けできるように、日々頑張っていきたいと思います。
山口綺羅 2021年はお客さんの前でパフォーマンスしたいのと、音楽番組やバラエティ番組などにもたくさん出たいです!
増田來亜 2020年は個人としてのスキル磨きの1年でした。この1年間で磨いたスキルを2021年、皆さんに見ていただける機会をたくさん作りながら、私たちの魅力をもっと伝えていけたらいいなと思っています。
(おわり)
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