LiLiCo、尾上松也、甲斐田裕子、小田井涼平

 歌舞伎俳優・尾上松也、映画コメンテーター・LiLiCo、純烈のコーラス・小田井涼平、声優・甲斐田裕子が23日、都内で、『ワンダーウーマン 1984』(12月18日公開)のファンイベントに登壇した。甲斐田裕子は、『ワンダーウーマン』の日本語吹替え版声優を務めた。

 スピード・力・戦術すべてを合わせ持つヒーロー界最強の戦士・ワンダーウーマン。世界中で社会現象を巻き起こしてきた最強のヒーローが、『TENET テネット』(20)に続き2020年最後に最大級のスケールで放つ。

 尾上は、ワンダーウーマンの新たな物語について「早く観たい気持ちが予告編を観ただけで高まりました。映画館で観ると童心に帰って何も考えずに日常を忘れて楽しめるんです。ゴールドアーマーのバトルがやはりファンにとっては期待マックスですね!」。

 尾上とリモートでもフィギュアを披露し合ったという程フィギュアマニアであり、胸ポケットに早くの本作のワンダーウーマンのフィギュアを連れてきた小田井は「なんといってもゴールドアーマーがずるいですね。もう既にフィギュアが欲しくなってしまいました。アクションがゾクゾクしちゃいます」と、マニアならではの視点で圧倒的な強さを誇る最強ヒーローのへの大迫力のバトルへの期待を語った。

 また、ワンダーウーマンのヒーローとしての魅力についてLiLiCoは「子供の頃は誰もがヒーローになりたいと思うんです。観ているだけでヒーローになれるような気がするし、スカッと気持ちがいいですよね。敵はヴィランだけでなく、最強ヒーローが自分自身と戦って成長していくことで子供だけでなく、大人も楽しめると思うんです。本作でワンダーウーマンの葛藤がどう描かれるのかも注目しています」と語れば、小田井は「僕はヒーローをやっていたのでその視点からいうと、一人で戦うヒーローやたくさんのヒーローがそれぞれの力を合わせて戦う色々なヒーロー像があると思うんです。ですがワンダーウーマンはとても分かりやすくて、天は何物を与えるんだというパワー、技、スピード全部を兼ね備えているヒーローで、その一方で戦っていない時の内面のドラマもあるので本作でもそこに期待しています」と、ド迫力アクションの中で描かれる最強ヒーローの葛藤、そして成長する姿に心を掴まれ続
けていることを明かした。

 本作では、ワンダーウーマンの最強の武器としてお馴染みの“ヘスティアの縄”や“ガントレット・クラッシュ”に加え、真のヒーローだけが斬ることを許される究極の鎧ゴールドアーマーが初登場となるが、尾上は「めちゃくちゃかっこいいですね。どういう風に激しいバトルを通してアーマーが傷つくのか楽しみです」と陸・海・空全フィールドを舞台にしたド迫力の体感型バトルを心待ちにしていることを語りつつ「実はいつも楽しみにしているのがヒーローの着地方法なんです。躓いたときにヒーローの真似していますよ(笑)」と意外なプライベートを明かし会場を沸かせた。

 また、ワンダーウーマンが禁断の力を手にする最強ヴィラン マックスに立ち向かうように、何かの脅威に立ち向かうとき発揮する自
分の最強パワーについて、小田井は「背が大きいけど気配を消すことができます。エレベーターに気づかされないこともあるんですよ。世界が脅威に陥って食料配給制度になったら2 回並べる自信があります(笑)」と冗談交じりに語ったのに対し、LiLiCo は「涼平(小田井さん)は優しい顔だからいい人に見られるのがずるい!特殊能力を与えたらダメですね」と愛のあるツッコミを入れ、会場を大いに沸かせた。

 さらに、怒涛のアクションを期待させるゴールドアーマーを纏ったワンダーウーマンやマックス、さらには日本の渋谷が映し出された場面写真が初解禁された。興奮気味の尾上は全米に先駆けて日本公開が決まったことについて「アメリカより早く観れるのが嬉しいですね。それだけ日本でもワンダーウーマンが愛されている証拠ですよね。フィギュアで先にネタバレを知ってしまうことが多いので
いち早く自分の目で知れるので最高です。みんなで今年はこれを観て締めくくりたいですね」とファンならではの喜びの程を明かした。

 続けて、2020 年最後に唯一公開されるアクション超大作である本作の公開を心待ちにしている一般のファンの方々とリモート中継を交えてワンダーウーマン愛を図るクイズ大会が行われ、会場は熱い熱狂に包まれた。さらに、甲斐田がとワンダーウーマンの必殺技「ガントレット・クラッシュ!!」を唱えながら登場すると、場のボルテージはマックスに。一足早くアフレコが完了した甲斐田は「ガルの美しさや魅力を損なわないように、ヒーローっぽく声で表現することを意識しました。ワンダーウーマンに合わせて私も表情は合わせているんです」と、演じる際のとっておきの秘密を明かしつつ、「言い切れないほどありすぎます。これだけ公開が待ち焦がれていましたが大画面のスクリーンで観て期待以上の面白さが詰まっています。アクションはもちろんのこと、ワンダーウーマンが色々なコスチュームになるのでそこも注目してみてください」と、ド迫力のアクションが詰まった見どころを明かした。

 最後には、ゲストとファンが一斉にガントレット・クラッシュの決めポーズを決め、甲斐田が「ワンダーウーマンは人間への愛、信じ続ける心で強くなれる真のヒーローです。公開を待ちわびてきた分、大画面でいっぱい楽しんでください」とファンに向けてメッセージを贈り、会場は大盛況により予定より20分延長し幕を閉じた。

Photos

記事タグ