DREAMS COME TRUE・中村正人(55)のブログに引きつけられるタイトルが載った。「ツアーリハ、緊急事態発生です」―。ドリカムは、8月23日に全国ツアー『25th Anniversary DREAMS COME TRUE CONCERT TOUR 2014 - ATTACK25 -』の初日公演を控えており、ブログによればツアーに向けての準備を進めているという。

 ただ、この最中に前述のタイトルが示すことが起きたという。8月9日付のエントリーでは、先のタイトルのもと、「ツアーにとって最も重要なセットリハーサル。何ヶ月も掛けて、ここを目指して全力で進んできたのに、なんとセットのメインの機能が壊れてしまいました」とセットの一部が壊れたことを報告。

 動揺する中村に、吉田美和やスタッフは「困難な状況」を乗り越えようと「テキパキと指示」を出しているようだ。

 翌10日付でも「なかなか困難なリハーサル」とタイトルと冒頭に「続いています」と修復に向けて現在も取り組んでいることを伝え、今回のツアーコンセプトや初ライブで演奏する新曲の数からみてもそれを「ベイビーズ」に伝えるには創意工夫と挑戦が全てであると説いて、今回の件は重大であるとの趣旨を以下の通りにつづった。

 「その仕上げが完璧な環境でないというのは、セットを組んでからしかスタートできないスタッフ(セット・リハは、みな徹夜の毎日です)や、キャストにとってもおおきなダメージ」。

 そうした状況にあっても吉田は「今起こってよかったじゃない。これが本番のときだったらもっと大変だったよね。事故も無かったし」と前向き。それをくんで「『チームよしだみ』できるだけの、いや限界を超える努力を重ねて前進しています」と立て直しに励んでいることを綴った。

 ただ、一般読者にとってツアーリハーサルの現状をこの時点で知る機会はそうない。今回の“事故”で、ツアーが実現するまでの苦労、ツアーへの想い、普段見れないメンバーの素顔など、ファンにとっては貴重な一端を伺い知れることができたようだ。

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