シンガー・ソングライターの三浦祐太朗が21日に、東京・狛江エコルマホールで「三浦祐太朗 Live Tour 2020 “Blooming Hearts”」がスタートした。当初3月21日に予定されていたライブの振替公演となる。

 観客数を会場収容人数の50%に減らし、その分、当初の予定から変更して2回公演を実施した。コロナ禍の中、ライブを心待ちにしていた計550人の観客を前に、アルバム「Blooming Hearts」から、母、山口百恵曲のカバー「ありがとうあなた」、オリジナル曲「RAINY SLUMBER」など披露、変わらぬ力強い歌声を響かせた。三浦が観客を前にライブを行ったのは、今年1月以来となる。

撮影= YOSHIFUMI SHIMIZU

 ファンに向かい、「皆さんの心に花を咲かせたいと思います」とライブの序盤で思いを伝えた。「半年分の思いがありました。すごく緊張しましたが、落ちついて歌を届けることができたのではと思います。声を出せない状況の中でもお客さんが楽しんでくれている雰囲気は伝わってきました」とライブを振り返った。

 今年3月から予定されていた全国ライブツアーはコロナ禍の中、延期や中止が相次いだ、ようやく、今回の狛江のようにいくつかの会場では、公演のメドが立った。そういった中でもアーティスト活動は止まることなく、新曲「鈍色(にびいろ)の夜明け」を7月16日に配信リリース、TVアニメ『恋とプロデューサー~EVOL × LOVE~』のオープニングテーマとしてもオンエアされた。

撮影= YOSHIFUMI SHIMIZU

 さらに、6月には結婚を発表、公私ともに前へ進んできた。その中で今回、今年初となる、ワンマンライブを行うことができた。

 今回の狛江公演を皮切りに、「三浦祐太朗 Live Tour 2020 “Blooming Hearts”」は、10/24栃木、10/25埼玉と続いていく。埼玉の公演は観客も入れつつ初の配信ライブも実施予定。

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