三浦祐太朗「嬉しかった」かつてのライバルの言葉に号泣「いつか…」

三浦祐太朗
歌手の三浦祐太朗が5日放送のテレビ朝日系『あいつ今何してる?』に出演。三浦より先にメジャーデビューした、中学時代からの同級生のメッセージに号泣する一幕があった。
この日、同番組にゲスト出演した三浦。成城学園中学から大学までをともに過ごした同級生の今を探した。
当時、CHEMISTRYが好きだった2人は文化祭でともに歌い、互いが歌唱力を意識し合った関係だったといい、「僕よりも先にデビューしているんですよ」と話す三浦。その同級生とは、SIAM SHADEのボーカルだった栄喜に誘われ、ACIDのメンバーとして栄喜とツインボーカルを務めた吉原淳平さんだった。
番組は現在、タイにいる吉原さんにインタビュー。自身の先輩を通じて栄喜からオファーが届き、ACIDのボーカルとしてメジャーデビューを果たしたという。
ところが、吉原さんは気胸という病におかされており、療養のためにバンドを脱退。医師から詳しい原因は不明とされながらも、体重増や運動を通じて体調を回復していったようだ。
その吉原さんは現在、プロ歌手を目指して活動中。「よりたくさんの人に自分の音楽を聴いてもらうための新たな切り口として、東南アジアの経済張っているしている勢いとともに、音楽の業界も発展していくんじゃないかと」とし、実際にタイを訪れ、その可能性を感じたという。
今は名前の「淳平」から「じぇーぴー」のアーティスト名でライブ中心の活動を送る吉原さん。三浦へ「ライバルと意識する部分は僕も彼もあったと思う」と当時を振り返った。
その吉原さんには三浦の母親である山口百恵さんとのエピソードもあるという。自身の母と山口さんに交流があり、文化祭で三浦のバンドに続いて自身のバンドが演奏する際、山口さんがカメラで撮影してくれていたことを懐かしそうに語った。
そして、吉原さんは「いつかミュージックステーションで共演したいね」と三浦と言葉をかわしたことを話す。「僕がずっと音楽を続けてる理由の一つにユウ(三浦)の存在があって。あの約束は僕の中では大きくて、今でもいつか一緒に出られたらいいなと思ってますね」と、ライバルで親友の三浦とかわした約束をかみしめていた。
このVTRを見つめていた三浦は大粒の涙。「僕との思い出をすごい、ちゃんと鮮明に覚えててくれたので、うれしかった」と吉原さんのメッセージを受け止めた。
さらに、「うちの母がVTRを回してたっていうのは、中学3年生のときの文化祭なんですけど、それ以来、母って僕のライブ来てないんです」とエピソードを明かし、「何より元気そうですごい嬉しかったですね」と吉原さんの姿を目に焼き付けていた。
また、ACIDのファンと思われる人からの反響もあり、ツイッターには「淳平くん出てた!」「淳平を地上波で見る日が来るとは思わなかった」「テレビ見てたら小学生の頃好きだったACIDのボーカルさんが出ててビビった…」などのコメントが見られている。
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