小関裕太と堀田真由(C) 2021『ライアー×ライアー』製作委員会(C)金田一蓮十郎/講談社 

 小関裕太と堀田真由が、松村北斗(SixTONES)と森七菜がW主演を務める映画『ライアー×ライアー』(耶雲哉治監督)に出演することがわかった。森七菜演じる湊の幼馴染を小関、親友を堀田がそれぞれ演じる。小関は「登場人物たちの色んな視点から観て映画館で楽しんでいただきたいです」、森と2度目の共演となる堀田は「2人の息ぴったりな掛け合いも是非お楽しみに!」と語っている。

 原作は、累計発行部数170万部を突破し、2015年には第39回講談社漫画賞・少女部門にもノミネートされた金田一蓮十郎氏の同名人気コミック。恋愛経験ゼロの地味系女子大生・湊(演・森七菜)は、両親の再婚で義理の弟になった同い年の透(演・松村北斗)と同居中。超無愛想だけどイケメンで女癖の悪い透が原因で、2人の仲はギクシャクしていて、お互いに冷たい態度を取り合っている。ある日、親友・真樹の頼みで高校の制服にギャルメイクで街に出た湊は、偶然にも透に遭遇してしまう。湊はとっさに別人の“JK・みな”だとウソをつき、それを信じた透は“みな”に、まさかの猛アプロ―チ。すぐに正体を明かすつもりが、専用のスマホをプレゼントしたり、女関係を全部清算したり、ウソのように健気で一途な透の姿に、真実を言いづらくなった湊は、“みな”として透と付き合うことになってしまう。そんな時、大学のサークル交流会で再会した幼馴染の烏丸にも告白され…。

 湊の幼馴染で大学のサークル交流会で再会する、お城好きの優しい文化系男子・烏丸真士を演じるのは、NHKドラマ「半分、青い。」や、映画『春待つ僕ら』、『シグナル100』他、来年はミュージカル「『モンティ・パイソンのSPAMALOT』featuring SPAM」に、出演が控えるなど各界から引っ張りだこの俳優・小関裕太。湊がかつて片思いをしていた憧れの存在であり、偶然の再会によって急接近する注目のキャラクター。目が離せない展開を巻き起こす烏丸を小関裕太が持ち前の爽やかさで魅力たっぷりに演じる。

 湊の親友・野口真樹を演じるのは、雑誌「non-no」の専属モデルとして活躍する傍ら、映画『かぐや様は告らせたい-天才たちの恋愛頭脳戦-』や『ブラック校則』、ドラマ「恋はつづくよどこまでも」など話題作への出演が後を絶たない女優の堀田真由。真樹はモデルを依頼した湊に女子高生姿で街を歩くように提案し、“あり得ない三角関係”のきっかけをつくる張本人。前代未聞の三角関係に戸惑う湊の相談に乗る、姉のように頼もしい真樹を堀田真由が大人っぽい雰囲気と愛らしさで演じる。

 2人のキャラクターの登場によって、ウソから始まるあり得ない三角関係のラブストーリーに、さらなる波乱が巻き起こる予感…!? 透と湊の恋の行方だけでなく、2人の活躍にも期待が高まる。本作は8月3日にクランクアップしている。

小関裕太コメント

 ちょっとしたウソが、また小さなウソを呼んで、そのウソたちが恋に変わっていく。

 原作を拝読した時、その美しいシチュエーションがとっても魅力的で面白くて心惹かれ、ぜひ参加させていただきたいと思いました。

 実は最近、自分のお芝居の中で、言い放った「嘘」の言葉とその裏に隠されている本当の気持ちについて考えさせられる事が多くなっていたので、題名ともなっている「嘘」を描くこの作品にとても運命を感じます。

 僕が演じさせていただく烏丸くんは、人の気持ちに寄り添える優しい心の持ち主なので、丁寧に温かみを持って参加させていただきました。

 人を気遣っての優しい嘘や、はたまた気遣っていたはずなのに実は傷付けてしまっている嘘。

 いろんな嘘がこの映画の中に隠れています。

 登場人物たちの色んな視点から観て映画館で楽しんでいただきたいです。

堀田真由コメント

 物語が動きだすきっかけを作るしっかり者のお姉さん野口真樹を演じさせて頂きました。

 彼女の紡ぎ出す言葉は説得力があり、こんなにも愛がある人が近くにいたらどんなにいいだろうと撮影中その人間性にとても惹かれました。

 本作はキュンとする可愛らしい部分は勿論のこと、生きていく上で守りたい大切にしたい大事な気持ちを教えてくれる作品です。

 森七菜さんとは2度目の共演で心を委ねながらお芝居をさせて頂きました。

 2人の息ぴったりな掛け合いも是非お楽しみに!

Photos

記事タグ