市原隼人、武田玲奈、佐藤大志、辻本達規(BOYS AND MEN)、水野勝(BOYS AND MEN)、ドロンズ石本、いとうまい子、綾部真弥監督

 市原隼人、武田玲奈、佐藤大志、辻本達規(BOYS AND MEN)、水野勝(BOYS AND MEN)、ドロンズ石本、いとうまい子、綾部真弥監督が13日、都内で行われた『劇場版 おいしい給食 Final Battle 』完成披露試写会に出席した。

 【写真】ドラマ版の会見のようす

 映画は、市原が主演を務めた連続ドラマの劇場版。給食マニアの教師・甘利田幸男(市原隼人)と、給食マニアの生徒・神野ゴウ(佐藤大志)による、どちらが給食を「おいしく食べるか」という闘いを描く学園グルメコメディだ。

 ドラマ版に引き続き、体育教師・鷲頭星太郎役で出演する辻本はドラマ版の制作発表会見でもみせたホイッスルを持参しての登壇。劇場版では甘利田と武田玲奈演じる国語教師・御園ひとみとの恋の行方も気になるところだが、「この二人の関係に入るのが鷲頭、鷲頭の恋模様ももしかしたら描かれるかもしれない」と冗談とも本気ともとれぬ発言で場内を静ませると「(ギャグに)滑ったら吹きますね」とホイッスルを吹いてその場をしのいだ。

 対して劇場版からの出演となる、教育実習生・佐野正輝役を演じた水野は辻本が先輩風を吹かせてくるとクレーム。更に「『生徒のエキストラに好かれているよ』と話してくれたけど…」と切り出し「僕は結構、打ち解けて自分で言うのもあれですが人気者。辻本君よりも俺の方が人気。それに対してライバル心を持っていて。(辻本君は)そんなに人気がなかった」と生徒ウケがいまいちだったと暴露。「僕の方が人気はある! ドラマ版で培ってきたものがあるし…」と慌てる辻本は、生徒役の佐藤に助けを求め、その佐藤から仲良かったとのエピソードが出て安堵の表情を見せていた。

 そんな辻本は見どころとして自身が出演する場面を挙げた。「重要なシーンですが、僕がジャージを脱ごうか脱ぐまいか、チャックをあげたり下げたりするところは涙のシーン。嗚咽すると思う」と、これから試写する観客にとっては誠かウソか見抜けぬ冗談。水野から「泣けるシーンなの?」とツッコミを入れられ、観客の笑いを誘った。

 一方の水野は市原との共演が楽しみだったと明かし「世代的にスクリーンのなかの人。第一線で活躍されていて、共演で胸が高鳴りました。市原さんは自分のセリフも反芻(はんすう)して、ぎりぎりまで戦ってセリフを出している。あるシーンで僕が『この人のどこのイケメンですか』と言われますが、それをずっと言われていて光栄だなと。こんなに言われるのは僕ぐらい」と笑みを見せていた。

 この日は、バレンタインデーを前日に控えているともあって、佐藤がチョコレートコッペパンを市原と武田にプレゼントした。トークを終えて報道陣によるフォトセッション後、カメラマンが市原と武田にそのコッペパンを食べているようなポージングを求めると、辻本はホイッスルを取り出して「こうですか?」と口にくわえるポーズ。ステージも、体育教師役らしくホイッスルを吹いて駆け足で入退場するなど、最後まで観客の笑いを誘っていた。

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