小中学生5人で構成するユニット・Foorinが30日、楽曲「パプリカ」で『第61回 輝く!日本レコード大賞』の大賞を受賞した。史上最年少の快挙となり、ネット上で大きな反響を呼んでいる。

 今回のレコ大の優秀作品賞は以下の10作品。

 Little Glee Monster「ECHO」、三浦大知「片隅」、欅坂46「黒い羊」、AKB48「サステナブル」、純烈「純烈のハッピーバースデー」、乃木坂46「Sing Out!」、氷川きよし「大丈夫」、日向坂46「ドレミソラシド」、DA PUMP「P.A.R.T.Y.~ユニバース・フェスティバル~」、そして、Foorinの「パプリカ」だった。

 年齢制限を鑑みて大賞発表前にすでに会場を後にしていたメンバー。電話で出演したもえのは「家に帰って、見てます」と発表を待ち望んでいる様子を伝えた。

 受賞を受けて、もえのは「ありがとうございます。すごいうれしいです」と涙を流しているような声。「こんなに素晴らしい場所で歌わせていただいてすごくうれしいです。本当に皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝のメッセージを寄せた。

 この“史上最年少”となるレコ大大賞受賞は、ネット上でも大きな反響を呼び、「Foorin」や「パプリカ」がトレンド入りを果たした。

 ツイッターには「これは素直に納得できる」「みんな大好きパプリカ」「Foorinすげぇなぁ 流石やわ」「今年は1年間フーリンだった 納得の大賞」などと祝福のコメントが並んだ。

 楽曲「パプリカ」は、子供たちの間でも人気になるなど、今年大きな話題を呼んだ楽曲。それもあり、「いつも元気いっぱいで見てるこっちも楽しくて元気になります」「すごいなぁ。ほとんどの子どもが踊れるもんね」などと、世間を明るくした楽曲として受け止める人も多い。

 また、Foorinは、米津玄師がプロデュースしたグループとして知られ、来年開催される東京オリンピック・パラリンピックのNHK応援ソング。「パプリカ」を作詞作曲したのも米津だ。

 その米津はレコ大で「特別賞」を受賞したが、同じく「特別賞」を受賞した菅田将暉が歌唱した「まちがいさがし」の作詞作曲・プロデュースも米津がおこなっている。

 そのため、「めでたい」「米津さんおめでとう」「米津さん、やっぱり天才だわ」「米津無双」「パプリカがレコード大賞だったけど、実質 米津さんも受賞したイメージ」などと米津を絶賛する声も見られている。

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