HKT48が11月26日に、公演拠点である福岡市天神のソラリアステージ内・西鉄ホールで、8周年特別記念公演を開催。最多となる43曲を披露し、ファンと共に祝った。

 メンバー総出演による「8周年特別記念公演」は、チームHの「青春ガールズ」でスタート。続くチームKは「シアターの女神」、チームTは「チャイムはLOVE SONG」、研究生は「脳内パラダイス」をそれぞれパフォーマンスした。

石橋颯(C)AKS

 5期生・石橋颯は「こうしてステージにみんなと一緒に…」と早々に泣き始めると、「1期生もまだ泣いてないのに1年目の5期生が 泣く!?」などと突っ込まれつつも「HKT48 になれてよかった…」と続けた。

5期研究生(C)AKS

4期生(C)AKS

 公演中盤では様々なユニット曲や公演楽曲30曲を披露。ビジュアルユニット“Chou”のメンバーでもある神志那結衣・栗原紗英・山下エミリーは「誘惑のガーター」でセクシーにパフォーマンス。

 「クラスメイト」では秋吉優花をはじめとする歌唱力に定評のあるメンバーでしっとりと歌い上げ、「ほねほねワルツ」では、HKT48では初代ユニットメンバーだった朝長美桜と、現在上演している公演でユニットメンバーを務める工藤陽香が<新旧共演>し会場を沸かせた。

 また、2013年に上演していた「博多レジェンド」公演で披露していた「てもでもの涙」では、当時のユニットメンバー・松岡菜摘と森保まどかの“なつまど”が登場。大歓声に包まれた。

3期生(C)AKS

2期生(C)AKS

 公演終盤には8年目を迎える1期生で「初日」を披露。円陣で始まる本楽曲は「みんな大好き! ありがとう!」の掛け声で、ほとんどのメンバーの目には涙が。そして劇場公演への思いを綴った歌詞に、涙を流しながらキラキラした笑顔で歌い上げた。

 チームKIVキャプテンの本村碧唯は「みなさんと一緒に力を合わせて、HKT48らしいHKT48でしかできないことをもっともっとやっていきたいと思いますので、9年目もよろしくお願いします」と挨拶した。

 盛大なアンコールに包まれる中、5期生が登場し「真っ赤なアンブレラ」をハツラツとパフォーマンス。続いて各期ごとのメンバーによる楽曲が続き、最後は1期生の「涙サプライズ!」で8周年を祝った。

1期生(C)AKS

 チームHキャプテンの松岡菜摘は「さっしーや咲良や奈子がいなくてすごい不安な状況が続いたんですけど、ツアーや博多座やこの8周年を通して、みなさんが笑顔で帰ってくれることが私はすごく嬉しくて。いつまでもみなさんが楽しくて、自分たちも楽しくて、そうゆう素敵なグループでいられるように、9年目もみんなで走っていきたいと思います!」と感謝の気持ちを伝えた。

 8周年を締めくくりは「HKT48」。全メンバーで9年目に向けてのパワーを感じさせるような力強いパフォーマンスで、大盛り上がりのまま8周年特別記念公演は幕を下ろした。

 なお、本公演及び前夜祭等を収録したDVD&Blu ray は2020 年春に発売予定(来月初旬予約受付スタート予定)となる。

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