<写真>時空を超えて完成したマイケル・ジャクソンさんの最新アルバム

時空を超えて完成したマイケル・ジャクソンさんのの最新アルバム『XSCAPE』。そのファーストシングルが全世界で解禁となった

 米エピック・レコードとマイケル・ジャクソン・エステートによって、マイケル・ジャクソンさん(享年50)の未発表の新曲『ラヴ・ネヴァー・フェルト・ソー・グッド』が日本時間2日に、全世界で解禁、配信開始された。

 同楽曲は、日本で5月21日に発売されるマイケル・ジャクソンさんの全曲未発表のニューアルバム『XSCAPE』(エスケイプ)からのファーストシングル。楽曲のプロデュースを務めたのはマイケルさん自身とジョン・マクレーン、ジォルジオ・トゥインフォート、そしてポール・アンカ。

 アルバム『XSCAPE』には、1983年から1999年の間にレコーディングされたマイケルさんの8曲の完全未発表曲を収録。これらは世界を代表するプロデューサーたちが“コンテンポライズ(現代化)”したものだ。日本では現在iTunes Storeで試聴・購入が可能である。

時空を超えてマイケルさんとデュエットも

 また、本楽曲をマイケルさんとジャスティン・ティンバーレイク(33)が、時空を超えてデュエットしたバージョンも解禁されている。プロデュースを務めたのはジャスティン自身と、R&B系音楽プロデューサーのティンバランド(42)、そしてジェローム”J・ロック”ハーモン。こちらもiTunes Storeで試聴・購入ができる。

 このデュエット・バージョンは、『XSCAPE』のデラックス・エディションにのみ収録される。デラックス・エディションはスタンダード・エディションと共に、予約注文が開始されている。

 『ラヴ・ネヴァー・フェルト・ソー・グッド』の原曲は、ポール・アンカと共に1983年にレコーディング・プロデュースされた。これは『THIS IS IT』がレコーディングされていたのと同時期のことである。

 マイケル・ジャクソン・エステートにプロデューサーとして任命されたジョン・マクレーンとの魔法のような組み合わせによって、80年代初期のアナログ感あふれるサウンドを保持しながらも、最先端のディスコ・ソウルのテイストを共存させることに成功している。

 米紙のUSAトゥデイは「オールドスクールな刻みと、跳びはねたくなるような温かいストリングスが、クインシー・ジョーンズ期のようなメロディーとリズムの衝撃を彷彿とさせる」と評している。

 未体験の更なる頂点といえる『XSCAPE』は、エピック・レコード会長CEOのL.A.リード氏がエグゼクティブ・プロデューサーを務めた。

 リードが、マイケルさんの40年間分のアーカイブ素材の中からキュレーションを行った曲目リストが現代を代表するプロデューサーたちのもとに届けられ、そして、それらが、マイケルさんらしさを十分に備えた完全な作品として、同時に新鮮かつ現代的なサウンドとして完成させられたのである。

 アルバムのリード・プロデューサーであるティンバランドは、マイケルさんの作品を手がけるのにふさわしい力量、深さ、幅広さを持ち合わせているとリードが判断した一握りのプロデューサーのうちの一人だった。

 そのほかには、ロドニー・ジャーキンス、スターゲイトといった世界的ヒットメーカー達や、ジェローム“J・ロック”ハーモン、ジョン・マクレーンといった面々が顔をそろえている。

 『XSCAPE』は世界中で愛され、最大級のセールスを誇り、世代を超えて史上最も人々を魅了したマイケルさんによる、待望のニューアルバムだ。

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